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時事

水道、再び公営化! 欧州・水の闘いから日本が学ぶこと

昨今ではインフラそのものが民営化・自由化の風潮がある。海外でも同じような風潮であり、先立って行われており、日本はそれに追随する様相である。しかし特に「民営化」についてはデメリットがあり、民営化を行った国の中には「再公営化」にした所も少なくないのだという。なぜ再公営化が進んでいるのか、そして民営化を進めようとしている日本ではどのような状況になるのか、そのことについて取り上げているのが本書である。 第 […]

加害者家族バッシング―世間学から考える

海外では人種・身分の差別が根強く残っている所がある。中にはニュースにもなり、差別によって凄惨な事件の引き金になることも少なくない。日本では差別はないのかというと、実際にはそうではない。センセーショナルな事件において、地域や家族を排斥するような動きを見せており、「差別」をしている風潮もある。とある事件にて加害者がいる場合、その加害者ばかりでなく、家族にまでバッシングを行う、さらには差別するといった風 […]

衝撃の真実100

目の前にあるもの全てが事実であるわけでは無い。その中には事実なものもあれば実は「ウソ」と呼ばれるようなものもある。実際にウソと分かり、事実のことがまた違ったものとわかったとき、本当の意味での「衝撃」という感覚を持ってしまうこともザラにある。本書は人間・世の中などありとあらゆるウソ・ホントのを取り上げている。 第1章「人間のウソorホント」 脳の動き、またステレオタイプで信じられているものについてい […]

ブラックボランティア

東京オリンピックは当初今月24日から開催される予定だったが、新型コロナウイルスの影響により、1年延期し2021年に開催される予定である。あくまで「予定」であり、確定ではない。新型コロナウイルスの影響がどこまで続くかによって、中止になる、あるいは再延期と言ったことも考えられるため、どうなるかわからないのが現状にある。 そういった状況の中で、本書を取り上げるのはどうかと思うのだが、そもそも開催の気運が […]

日本の備えを問う 災害大国に隠された嘘

既に梅雨前線による豪雨が発生しており、災害が起きている状況にある。その梅雨が過ぎ、真夏のシーズンとなり、やがて台風のシーズンにもなる。「災害大国」と呼ばれて久しい日本では「備え」が大切になってくるのだが、その「備え」は果たして万全なのか、という疑問も残る。またその「備え」自体が本当に必要なのかという疑いをもたれている所もあるのだという。本書ではその昨今の日本における「備え」に関しての疑問と批判を行 […]

放送の自由―その公共性を問う

「放送の自由」というと、かつては自由があったのだが、今となってはBPOなどの圧力から自由がなくなった、つまらなくなったといった声も少なくない。また放送自体も同じ内容の二番煎じ・三番煎じといったものから、内輪受けのようなものもでてくるなどもある。また報道については「自由と平等」が果たして担保されているのか自体が不明という有様である。本書は放送制度をはじめとした歴史を紐解きつつ、法律や倫理を当てはめな […]

水害列島

梅雨の時期である。この時期になると雨が続き、所によっては災害級の豪雨になるケースもある。梅雨にまつわる豪雨の中で記憶に新しいのが一昨年の7月に西日本を中心とした「平成30年7月豪雨(以下:西日本豪雨)」がある。平成に入ってから豪雨による死者が初めて250人を超えるほどの水害だった。梅雨に限らず、それを過ぎる前後の時には台風がやってきて、風水害などを起こしており、昨年の2つの台風による被害は今もなお […]

生きのびるマンション―<二つの老い>をこえて

マンションは戦後になって乱立しており、現在でも新しいマンションがつくられている。またマンションによっては老朽化に伴い取り壊される所もあれば、新しく建て替えたり、リフォームをしたりするような所も少なくない。 しかし取り壊す中には生き残れなかったマンションも存在しており、その要因とはいったいどこにあるのか、本書にて取り上げている。 第一章「何が「スラム」と「楽園」を分けるのか」 マンションの中でも「ス […]

ぼくたちの離婚

ここ最近では結婚した夫婦の3組中1組といった割合で離婚をする。有名人でも離婚をすると報道されるのだが、その報道が頻繁にある。私自身結婚をしたことがないため、離婚もしたことがない。そのためどうして「離婚」をするのかさえも分からないのだが、離婚をする夫婦は夫婦なりの「理由」があるという。その「理由」とはいったい何なのか、本書では13組の夫婦を取り上げつつ、離婚の要因を追っている。 第1章「“家族”を背 […]

うつ病休職

うつ病に悩む人は数多くおり、その病気が原因で最悪自殺をしてしまう方も少なくない。そうでなくても社会復帰がなかなかうまく行かないという方もいる。会社員として働きながら、人間関係などによるうつ病にかかってしまい、休職をするケースもあるのだが、その休職の現状などについて取り上げている。 第一章「増加するうつ病と「うつ病休職」」 年々うつ病になる方々が増えており、なおかつそれによる休職を行う方も少なくない […]