民俗・風評

書評

ミッキーはなぜ口笛を吹くのか~アニメーションの表現史

今、巷で放送しているアニメの本来の言葉は「アニメーション(Animation)」と呼ばれており、 「少しずつ動かした人形、または少しずつ変化させて描いた一連の絵などを一こまごとに撮影し、これを連続映写して動きの感覚を与える映画・テレビ技法。...
書評

セカイと私とロリータファッション

今となっては「ゴスロリ(ゴシック・アンド・ロリータ)」や「甘ロリ」など、ロリータファッションを見ることがある。それに関する専門店や雑誌も色々と出てきているのだが、そもそも「ロリータファッション」、及び「ロリータ」はどこから来たのだろうか、そ...
書評

日本の味 醤油の歴史

日本人にとって書かせないものとして「醤油」がある。料理の「さしすせそ」としても「せうゆ」として「醤油」が挙げられる。日本における「醤油」の歴史は深く、日本でも広く扱われているだけではなく、海外でも英語で「ソイ・ソース(soy sauce)」...
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書評

匂いのエロティシズム

「匂い」とは不思議なものである。匂いの良し悪しによって人の感情をコントロールさせることができる。時には快感をもよおしたり、不快感を出したり、安らぐ気持ちにさせたりすることができる。その匂い自体が、相手から出ている場合は、その相手からの感情に...
書評

琵琶法師―“異界”を語る人びと

「琵琶法師(びわほうし)」とはどのような存在かというと、 「平安時代から見られた琵琶を街中で弾く盲目の僧」Wikipediaより とある。いわゆる盲目の芸能者で、おもに琵琶と呼ばれる弦楽器で演奏しながら旅を行う僧侶の事を指している。一言で言...
書評

おもてなし学入門

去年2012年は数多くの流行語が生まれた。中でも東京オリンピック招致のプレゼンで、フリーアナウンサーの滝川クリステル氏が発した「お・も・て・な・し」がある。日本のホスピタリティの代表格として「おもてなし」があるのだが、それはいったいどのよう...
書評

かつお節と日本人

食文化の中でも「名脇役」として名高いものは数多くあるのだが、中でも「かつお節」は用途が広い。出汁を取るのにも使えるし、おにぎりの具にも使え、さらにはお好み焼きやたこ焼きのトッピングなどにも使うことができる。それでいながらかつお節単体でも、香...
書評

海辺の恋と日本人~ひと夏の物語と近代

海というと、夏の海水浴を連想する人も多い、中には各種サーフィンなどマリンスポーツを連想する人もいることだろう。取り分けマリンスポーツの中には冬でも行っているものもあり、私の住んでいる近くの由比ヶ浜に行くと、砂浜を歩く人、あるいはサーフィンを...
書評

戦後日本の聴覚文化~音楽・物語・身体

「聴覚文化」というのは、簡単に言うと「ラジオ」をはじめ、最近ではオーディオなど、耳を通じて楽しむ、知ることのできる文化のことを表している。テレビなどの視覚文化は日本において戦後になってから始まったのに対し、ラジオは昭和時代に入ってからのこと...
書評

いま「食べること」を問う―本能と文化の視点から

「食育」という言葉が出たのは1896年頃に、医師であった石塚左玄が「化学的食養長寿論」にて初めて取り上げられたことから始まる。しかし当時はそれほど認知されていなかったが、時は経ちバブル景気の時代に入った頃から言われ始めた。「飽食」と呼ばれる...
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