法律

書評

アーカイブズが社会を変える-公文書管理法と情報革命

「アーカイブズ」言う言葉は本書と出会うまであまり知らなかった。簡単に言うと「公文書管理」である。2011年4月に「公文書管理法」が施行される。これは私たちの利害に関係する文書が要求があれば閲覧が認められる法律である。 今まで私たちの生活に関...
書評

スポーツと政治的なるもの―英国法からの問い

本書の視点は結構面白い。「スポーツと政治」と考えるとオリンピックやワールドカップなどの大会と国の政治との関連性やしがらみについて書かれる本が多かったが、本書は副題にあるように「英国法」、つまり競技と「法律」の比較についての考察を行っている。...
書評

給与明細は謎だらけ

企業人であれば毎月当たり前にもらっている「給与明細」であるが、基本給や各手当から所得税や住民税など引かれて手元に入ってくる。しかしその税はどのようにして計算されているのかは、税に関する本を読んでもさっぱりわからない、というより知る必要がない...
スポンサーリンク
書評

日本の動物法

「動物保護」「動物愛護」という動きが強まっている。しかしその一方でそれを謳いながら他国に攻撃を仕掛けるとんでもない輩がいる(別にドコとは言わないが)。 日本に限らず世界には動物に関する条約や法律が存在する。本書は動物法とは何なのか、動物法の...
書評

裁く技術~無罪判決から死刑まで

株式会社オトバンク 上田様より献本御礼。 2009年5月21日に裁判員制度がスタートしてから半年経つ。既にいくつかの事件において裁判員制度が適用されており、今後は改正も視野に入れながらの練り直しも行われることだろう。現時点では来年には約30...
書評

精神障害者をどう裁くか

昨月の21日から始まった裁判員制度であるが、まだ適用された裁判の中で目立ったものはないものの、これから裁判員制度の廃止の可能性も含めて議論を深めていかなければいけない。 裁判員制度に限らず刑事裁判で非常に難しいことの一つとして「刑法39条」...
書評

「裁く」ための練習帳―裁判員の必読本

もうじたばたしても明日21日から「裁判員制度」が開始される。裁判員制度については、当ブログで紹介してきたが、その中でも関連性の大きいものをピックアップしてみた。 「なぜ僕は「悪魔」と呼ばれた少年を助けようとしたのか」 「アメリカ人弁護士が見...
書評

アメリカ人弁護士が見た裁判員制度

2009年5月21日から裁判員制度がスタートする。それに向けて、もうすでに裁判員候補者へのはがき送付が行われており、しかもそれが公表されるという騒ぎも発生している。裁判員制度に関して、まだまだ課題が山積しており、スタートに向けても前途多難な...
書評

重罰化は悪いことなのか 罪と罰をめぐる対話

この頃凶悪犯罪のニュースが後を絶たない。この度に「厳罰化」というのが叫ばれているが、はたしてそれが犯罪の抑止力になるのかというと必ずしもそうではない。これまで何度も刑法の改正により刑が重くなり、裁判も被害者感情を考慮して重罰化してきたがそれ...
書評

反骨のコツ

「反骨」というと私としては良い響きである。私自身神奈川に住み始めてからあまりTVを見なくなった。北海道にいたときはローカル番組などで自分のみたい番組があったのだが神奈川(もとい東京)ではそういった番組も流れない(流れても数ヶ月〜数年前のすで...
スポンサーリンク