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国内経済

フードセキュリティ―コメづくりが日本を救う!

現在日本の食料自給率は40%である(カロリーベース)。大概の人は「低い」という答えが返ってくるだろう。私達が食べている食料の半数以上は輸入に頼っているという計算になる。その海外では干ばつや台風、洪水といった異常気象というのが頻繁に起こり、安定的に輸入できるのかというとそうではなくなってきているのが現状である。 もし輸入にしか頼っていない食材のほとんどが輸入されなくなったら…日本は生き残れるだろうか […]

変わる世界で日本はこうなる!

2008年10月にアメリカ大手証券会社「リーマン・ブラザーズ」が破たんし、世界に経済は減速した。日本も例外なくその影響を受け、日経平均株価も一時7000円台を割り込むという事態になった。雇用状況も「派遣切り」や「内定取り消し」などが相次ぎ、世界的に経済は不安定に陥っている。政治もまた「定額給付金」や「解散」、あまり関心がないのだが「かんぽの宿」のことについて紛糾している、というよりも足踏み状態とい […]

食料自給率のなぜ

現在日本の食料自給率は40%である(カロリーベース)。先進国の中でも最低の数字である。残りの60%は当然輸入に頼っていることになる。今では円高により輸入品は安く手に入るようになったのだが、「戦後最長の好景気」と言われた時は原油高の高騰などにより食品などが軒並み値上がりした。さらに異常気象も頻発しており事あるごとに影響を受けやすい。さらに経済は「世界恐慌」という非常事態であり、オバマ政権が「スーパー […]

日本経済を襲う二つの波―サブプライム危機とグローバリゼーションの行方

上武大学大学院教授の池田信夫氏は著者を「地底人」と揶揄した。 なぜ池田教授は彼を地底人だと読んだのか。著者は「定額給付金」と言った「バラマキ政策」と呼ばれるものを称賛したからだ。ではこの理由も兼ねて本書で検証する。本書はサブプライム危機とグローバリゼーションが波として日本経済に襲い掛かる。バランスシート不況の分析でもってこの不況の乗り切り方を提示している。 第一章「サブプライム問題は戦後最悪の金融 […]

日本経済のしくみ

日本経済の今現在の仕組みについて書かれているが、本書が出版されたのが、今年の5月ごろである。そのあと、リーマンブラザーズの破綻により急激な株価の下落、急速な円高などにより私たちが想像をはるかに超えて経済は減速した。 本書は日本経済の仕組みを8章構成で解説しているが、出版が半年前であるので現在の状況を交えながら説明していこう(どれくらいリンクできるかどうかは分からないが)。 第1章「日本経済のいま、 […]

日本は財政危機ではない!

表題からして衝撃的である。 本書は日本の財政についてを明かしている。まず先に日本の借金は約850兆円以上ある。しかし高橋氏に言わせれば財政危機ではないと主張している。その理由の一つに「埋蔵金」が隠されていること、そのほかには財務省が行っている数字のレトリックがあるという。元財務省官僚である高橋氏だからでこそ語れることがたくさん書かれている。 序章「「日本は財政危機」の嘘」 現在日本は未曾有の大赤字 […]

円の足枷―日本経済「完全復活」への道筋

今アメリカのサブプライムローンのあおりを受けて世界的に恐慌の一途をたどっている。日本もそれに例外ではなく、「円高恐慌」というのが進み企業でもリストラや派遣切りが相次いでいる。ここ数日で株価も上昇しており景気の低迷は少し落ち着いたように思えるが油断は禁物である。 実はこの「円高」による景気の低下というのは13年前にもあった。その時は急激な円高により1ドル79円にまでなったほどである。輸出産業で経済が […]

なぜ日本の政治経済は混迷するのか

日本の経済はアメリカのサブプライムローンの焦げ付き問題のあおりを受けたせいで景気は減速し、日経平均も8,000円台前半まで落ちてしまった。しかし今回の経済減速の原因はアメリカにあるので日本はそういったアメリカの道連れからの脱却を考えることも大切なのかもしれない。 しかし本書でも挙げられているとおり「失われた10年」は日本がこの経済政策を迅速に行っておらずむしろ放置してしまった結果によるものである。 […]

霞が関埋蔵金男が明かす「お国の経済」

昨日の平均株価は市場で2番目の下げ幅を記録した。それ以前にも900円以上値が下がった日もあれば、1000円以上の急激な値上がりをするなどごく最近では乱高下状態であるが実際は急激な値下がり感があり、経済は衰退の一途をたどっているといってもいい。しかしこれは日本の要因ではなくアメリカのサブプライムローン焦げ付き問題に端を発し、先日にはリーマンブラザーズの破綻によりアメリカ経済が急速に衰退した余波を受け […]

中国が笑う日本の資本主義

内容から見るにして表題は「笑う」というよりも「嗤う」と言ったほうがいいのではないのかと思った。 しかし分からないでもない。現在の日本は民主主義国家ではあるが、ある意味独裁主義国家みたいな後世になっているのは事実。「55年体制」の自民党1党独裁が38年も続き、1度政権交代が行われ、95年に自社さ政権で自民党は政権に復帰。それからもうすでに13年も経つ。その中で数多くの疑惑やスキャンダルがかけられるが […]