社会

国内

なぜ無責任な建築と都市をつくる社会が続くのか

「ハコモノ行政」が始まったのは高度経済成長期、時期的に言うとちょうど田中角栄が首相だった時に遡る。日本の至る所に道路が敷設し、高速道路が造られ、さらに美術館や音楽ホールと言った物が乱立した。また東京を中心とした首都圏では高層ビルが建てられ「...
国内

大学破綻 合併、身売り、倒産の内幕

2004年に「独立行政法人制度」が始まって7年を迎える。東大などのブランド大学であればさほど心配する必要はないのだが、地方の大学では産学連携など様々な対策を立てなければやっていけない。ほかにも「大学全入時代」と言われるが如く、大学が乱立をし...
国際

中国ビジネスとんでも事件簿

中国へビジネス進出する日本の企業が増えている。北京オリンピックや上海万博などがあり、経済成長にも拍車をかけている。日本のみならず世界中のビジネス市場は中国を感化することができないのは事実である。 しかし、諸外国へのビジネスをする中で中国ほど...
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書評

スポーツと政治的なるもの―英国法からの問い

本書の視点は結構面白い。「スポーツと政治」と考えるとオリンピックやワールドカップなどの大会と国の政治との関連性やしがらみについて書かれる本が多かったが、本書は副題にあるように「英国法」、つまり競技と「法律」の比較についての考察を行っている。...
国内

なぜ雇用格差はなくならないのか

非正規雇用の概念が生まれたのは高度経済成長期に入ってからである。ちょうどその頃は経済成長が著しく、正規雇用では人手がまかないきれないということで、「パートタイム」や「アルバイト」を雇い、人材を集めた。一つ前の好景気でも同様のことが起ったのだ...
国内

電子出版学入門

iPadやKindleなど電子書籍のプラットフォームが数多く生まれたことにより「電子書籍」業界は活況の様相を呈している。電子出版自体の歴史は思った以上に古く1985年から始まった。ちょうど私と同い年と言った方がいいだろう。 本書は活発となっ...
書評

「お墓」の誕生―死者祭祀の民俗誌

今年の初めから「墓マイラー」と言う言葉が誕生し、様々なお墓案内の本が出版された。とりわけ有名人のお墓巡り、あるいはユニークなお墓巡りに関する物が多かったように思える。 このブームに関して少し疑問になった所がある。それは数年前に「千の風になっ...
国内

リスクに背を向ける日本人

本書を紹介する前にこの質問を投げかけたい。 「皆さんは「リスク」をどう思っているのか。もしその「リスク」のある状況に挑みたいか、それとも避けたいか」 その質問を投げたかったのには大きな理由がある。本書と通じるところがあるのだが、私たちの場合...
書評

多民族化社会・日本

人種差別にかんして撤廃が進んでいるが、法律などによる差別もあれば、民族対立、あるいは宗教対立による戦争もある。その中で日本はあらゆる民族と共生している。日本はかつて「単一民族」といった事を標榜していたのだが、実際は数多くの民族と共生していた...
国内経済

不況は人災です! みんなで元気になる経済学・入門

今となっては「不況」と言う言葉が常態化している。「失われた10年」を乗り越え、ようやく好景気にさしかかった時も、世間の反応は冷やかであった。それからしばらくして「リーマン・ショック」が起こり再び不況の状態となってしまった。それからずっと景気...
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