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医学

パソコン疲れは首で治せる!

ここ最近パソコンとにらめっこすることが多くなったが、かねてから疲れやすい体質のせいか、けだるく感じてしまうことも少なくない。もちろん眼の負担も多いので、疲れ目になる事も度々ある。疲れやすいのもそうだが、他にも頭痛はないものの、肩こりが酷くなることもあるのだが、これらは目薬だけではどうにもならないのだという。 本書のタイトルにもあるとおり、首を治すだけでパソコン疲れを解消することができるのだが、具体 […]

傷はぜったい消毒するな~生態系としての皮膚の科学

「傷」とひとえに言っても色々な種類があるのだが、大概は消毒をして、ガーゼを当てて雑菌が入らない様にする、と言った事があたかも「常識」だった。しかし著者は10年ほど前からそのような治療には科学的な根拠がなく、かえって逆効果をもたらすと言われるようになったという。 ではなぜ本書のタイトルのように「消毒をしてはいけない」のか、そして著者が提唱する「湿潤(しつじゅん)治療」とはいったい何なのか、本書はその […]

医学的根拠とは何か

「医学的根拠」と言う言葉を聞き慣れない人が多い。「根拠」は「根拠」でも「科学的根拠」と言ったものであればよく聞く。その差はいったい何なのか。それは「医学」が「学問」として扱われるかどうか、と言うものだろう。 それはさておき、日本における公害事件・薬害事件と言ったことは長期的な法廷闘争が行われている現実がある。それを巡って医師同士の対立もあれば、医学的な解釈を巡った混乱まで存在する。 本書は「医学的 […]

生命科学の冒険―生殖・クローン・遺伝子・脳

医学の進歩は目覚ましいと言われている。しかし進歩によっては「生命倫理」として疑問を投げかけたり、批判したりするようなことも起こっている。日々刻々と進化をしている、医学、その中でも「生殖技術」や「遺伝子」といった生命科学がどのように進化を遂げていったのか、本書は「生殖」「クローン」「遺伝子」「脳科学」といった分野にて語った一冊である。 1章「生命の始まりの科学―生殖」 「生殖」と言っても、別に性交渉 […]

すべては脳からはじまる

「脳」は人間の思考や行動、判断などさまざまな考えだけではなく、人間としての活動に欠かせない機能を制御する役割を持っている。脳の役割は大まかに言えばこうなるのだが、実際には脳科学でも解明できていない物もあるため、本当のところ、脳は無限なる「宇宙」の様であるとも考えられる。 本書は脳科学の第一人者、人間の脳から他者、日本など様々な事について考察を行っている。 第一章「脳の中の「私」は宇宙より広い」 本 […]

ネガティブ・マインド―なぜ「うつ」になる、どう予防する

「心の世紀」と呼ばれる21世紀には、「うつ」と呼ばれる「心の病」を冒してしまう人が急増し、「うつ」という病気だけでも、傾向が様々なものがでてきた。「うつ」という感情の大きな要因として「ネガティブ・マインド」と呼ばれるような心理状態がある。 本書は「うつ」の根源となる「ネガティブ・マインド」の実態と傾向について知るとともに、「ネガティブ・マインド」との上手なつきあい方について伝授している。 第1章「 […]

不可能を可能にする視力再生の科学

私自身、今はそれほど近視など、視力に対して難はないのだが、高校の時に「仮性近視」と呼ばれる症状にかかり、左目が低下してしまった。これについては何とか直り、今となっては正常である。 その一方で私の周囲には、近視に悩み、眼鏡を余儀なくされるひとも少なくない。中には老眼に悩む人もいる。老化によるものもあるのだが、昨今のようにパソコンなどの普及により、視力そのものが低下しやすい環境にあると言える。 本書は […]

治す! うつ病、最新治療 ──薬づけからの脱却

「うつ病」は21世紀になってから「国民病」と言えるほど、罹患者が年々増えており、自殺に追い込まれる、あるいは生きていたとしても、社会に復帰することができなくなった人も少なくない。 その「うつ病」を治療する、あるいは予防するために「薬」を使う人もいるが、その方々は一生「薬漬け」と呼ばれる様な状態に陥っているのだという。 その「薬漬け」と呼ばれるような毎日から脱するための新しい治療法として「TMS治療 […]

卵子老化の真実

結婚の考え方が多様化するとともに非婚・晩婚化が進んでいる。非婚・晩婚化とともに、初産の年齢も年々高齢化し、40歳以上で初産を迎える女性も少なくない。高齢出産が珍しくなくなったのも一つであるが、同時に自然妊娠ができなくなり、体外受精を行ったり、代理母をつくって子どもをつくったりする人も出ている。また独身女性が卵子を凍結保存するといったことなどもある。 出産の高齢化もあるが、妊娠するまでに一苦労する夫 […]

リストカット―自傷行為をのりこえる

「自傷行為」として自分の手首をカミソリなどで切り、自殺をしようとする行為を「リストカット」という。そのリストカットは自殺とまでは行かなくても「自傷」として自分を傷めつける、というような行為そのものが、人の心の「闇」を行為として抉り出している。 「自傷行為」は「リストカット」に限ったことでは無く、ピアスや刺青なども挙げられているのだが、なぜ人は「自傷行為」に走ってしまうのだろうか。本書は心の「闇」な […]