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医学

寿命はどこまで延ばせるか?

株式会社オトバンク 上田渉様より献本御礼 医療の進化が続く中で、平均寿命は延び、日本では男性が約78歳、女性は約84歳であるという。ここまで進化を遂げているが、これからの医療の進歩などにより、平均寿命が延びる可能性は高い。しかし私は平均寿命が延びる風潮はこれでいいのかという疑問はあるが、それに関しては、第5章でそのことについて書かれているところがあるので詳しく主張する。本書は技術の進歩によってどこ […]

豚インフルエンザの真実―人間とパンデミックの果てなき戦い

ほんの少し前からまた「新型インフルエンザ(H1N1型)」と言うのが話題にのぼり始め、ついに死者も出てくるほどの騒ぎとなった。ちょうど春から初夏にかけて「新型インフルエンザ」の「パンデミック」と言うので騒がれたばかりである。 私の会社でも近所のスーパーマーケットでも消毒用のアルコールが置かれるようになり、手洗いとうがいをするように言明されている。 本書は「パンデミック」研究の権威である外岡立人氏が春 […]

飲酒と健康―いま、何を、どう伝えるか

もう20歳過ぎているため飲酒は飲んでも大丈夫なのだが、法律で禁止されているとはいえ未成年でありながらも飲酒をしたという経験のある人は少なくないことだろう。特に祝い事で家族と一緒に飲んだりする人もいれば、大学のコンパで酒を飲むという人もいる。その風潮を考えるとするとこの「未成年は飲酒禁止」というのは、一体何のためにあるのだろうかといささか疑問を持ってしまう。 脳細胞の減少というのが主だった印象なのか […]

歯から始まる怖い病気

日常生活において歯磨きは欠かせないものである。では「なぜ歯磨きをやるのか」というと、「虫歯」や「口臭」対策、もしくは「歯周病」や「エチケット」などの理由が上がるだろう。 その歯磨きは方法論は違えど毎日の生活において欠かせないものである。 本書のタイトルである「歯から始まる病気」というのは何なのかと考えるが、見た目ではそれほど大したことではないと邪推するが、甘く見ることができない。本書は世にも恐ろし […]

シータ脳を作る 人生を成功に導く脳波の出し方

シータ波というと普段の生活状況から本格的な睡眠状態になるに当たり発せられるものであるとTVから得た情報であるが、脳科学についてあまりよくわからない私にとってはそういった観念でしかない。このシータ脳について、そしてシータ脳を利用してどのように成功に導くのか本書とともに見てみたい。 第一章「シータ波とは何か」 「シータ波」というのは一体何なのかというのは私も気になるところだが、まずは「アルファ波」など […]

記憶 脳は「忘れる」ほど幸福になれる!

「記憶力」というのは生活全般でなくてはならないものである。当然記憶力があればある程良く、あらゆるもの(こと)を早く・長く記憶できるかという夢の研究もおこなわれているほどである。 しかし「完璧に記憶できる力」が身についたとしたら本当に幸せだろうか。私は「幸せではない」と答える。というのは記憶といっても言葉の意味を覚えることや幸せな出来事ならまだしも、不幸な出来事や今にも忘れたい出来事なども記憶に残っ […]

ドクターヘリ―“飛ぶ救命救急室”

「コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-」というドラマが昨年人気を呼び、今年の1月にはスペシャルドラマが組まれたほどであった。ちなみにこの「コード・ブルー」は容態が急変し、緊急組成が必要な患者のことを言っている。「ドクターヘリ」は2007年の7月に特措法が成立し、全国各所に配備されているが、まだまだ必要という声が少なくない。 地震や台風による被害、火山災害などの天変地異が非常に多い日本ではこれか […]

記憶と情動の脳科学

記憶というのは動物に備わっている力の一つであるが、それは一体どのようにして覚え、忘れると言った取捨選択ができるのかというのは脳科学の分野でもまだまだ解明されていないところが多く、まだまだ不思議と言われるところがある。本書は脳科学の分野から「忘れにくい記憶」のつくられ方について解き明かしている。 第1章「記憶の神秘」 本書を書いた理由、もとい著者(L.J. マッガウ)が記憶の分野を研究しようとした動 […]

医者を信じると病気になる-「常識」破りの養生法

今や「健康ブーム」とまではいかないものの「健康」に関することがもはや当たり前のようになってしまった。私はあまりいい気がしない。「健康のため」だからと言って自分の生活観が捻じ曲がってもいいのだろうか、長生きは良いことだろうかとつくづく考えてしまう。私自身、昨年の健康診断において、まだこの年なのに肝臓で引っかかってしまった。再検査の結果、異常はなかったものの油断は禁物と言われてしまった。自分の生活スタ […]

精神科外来

ちょっと前にもいったが21世紀は「心の世紀」である。 最近では「うつ病」などの精神的な病に冒される人が大変増えている。またこれに関する予備軍も多くいることから本書のタイトルにある「精神科外来」というのが急増することが予想される。しかしそれが急増されたからと言っても精神科医の人手不足になることは確実視されており、その人口を増やすべく大学ではそれに関する医学生の人員を増加させる。しかしそれが活躍の場に […]