書評

国内

外国人集住団地――日本人高齢者と外国人の若者の“ゆるやかな共生”

明けましておめでとうございます。本年も「蔵前トラックⅢ」をどうぞよろしくお願いいたします。 新年はこの1冊からです。 ***** 「団地」と言うと、ここ最近ではネガティブな話しか聞かない。特に高度経済成長期において各地でニュータウンができ、...
エッセイ

モテるかもしれない。

モテたい この思いを持っている人は少なくない。しかしモテるためにはどうしたら良いか、実践をしてもなかなかうまく行かない人もいる。 本書の著者もその一人なのかもしれない。 モテるためなら何でもする その言葉を忠実に実践した記録(顛末)をエッセ...
医学

妊娠の新しい教科書

少子化の時代ではあるものの、人によっては子どもをつくりたい家庭もいる。特に家庭によっては「妊活」といったものがあり、その活動により妊娠をするといったこともある。 しかしその「妊娠」に関して、時代が変わるにつれて変化していくのだが、本書はその...
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書評

少女を埋める

「自伝的小説」はこれまで何度も読んできたのだが、著者の小説は自ら「社会」に対して、「メディア」に対しての苦しみが映し出されている。コロナ禍に伴っての帰郷と、その故郷での絶望と脱出が描かれている。 本書にて描かれている物語は著者自身のインタビ...
スポーツ

女子野球史

野球というと男性が行うスポーツのように見えるが、「女子野球」もあり高校野球などもある。かつては女子プロ野球リーグもあったのだが、2021年をもって活動休止となった。特に高校女子野球は決勝戦のみであるが、男子の高校野球と同じく甲子園で行われる...
書評

私は女になりたい

「女になりたい」と言っても、もう過ぎてしまったが下の動画のことではない。 本書の主人公は紛れもなく女性。しかし妻や母を卒業し、一人の女として活きていくことになる。その主人公は47歳。女盛りという年かという声もあるのだが、「女盛り」自体は年齢...
教育

自治体と大学――少子化時代の生き残り策

私自身大卒であるが、もっとも大卒してからもう14年の月日が流れる。その間に新設された大学もあれば、募集停止となり、閉校した大学もある。さらに言うと大学というと「大学受験」が良く言われるが、昨今では「大学全入時代」と呼ばれ、よほど志望している...
ミステリー

セイレーンの懺悔

ちょうど今日アップした24日はクリスマスイブ、その日の深夜にフジテレビ系列にて「明石家サンタ史上最大のクリスマスプレゼントショー2022」が放送される。近年はコロナ禍の影響に伴い「寂しい話」とあったが、通常の時は「不幸な話」を題材にしている...
日本人

フラクションの闇

本書は庁舎が労働組合を渡り歩きながらも、共産党員としても渡り歩いた記録である。しかしそれは20歳から43歳までの23年間で、最後は共産党から除名されたという呆気ないものだった。しかしその23年の中でなぜ除名されたのか、それを自らの労働組合員...
書評

作ってあげたい小江戸ごはん2 まんぷくトマトスープと親子の朝ごはん

「小江戸」と言うと全国至る所に存在するのだが、その際たる所が埼玉県川越市である。江戸情緒溢れる風情が有名であり、駄菓子で有名な「菓子屋横丁」も存在する。 その小江戸・川越の外れにある「たぬき食堂」という定食屋にて織りなす物語が、本書である。...
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