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書評

治す! うつ病、最新治療 ──薬づけからの脱却

「うつ病」は21世紀になってから「国民病」と言えるほど、罹患者が年々増えており、自殺に追い込まれる、あるいは生きていたとしても、社会に復帰することができなくなった人も少なくない。 その「うつ病」を治療する、あるいは予防するために「薬」を使う人もいるが、その方々は一生「薬漬け」と呼ばれる様な状態に陥っているのだという。 その「薬漬け」と呼ばれるような毎日から脱するための新しい治療法として「TMS治療 […]

寅さんとイエス

見るからに特異なタイトルである。後者はキリスト教における絶対神として崇められている存在である一方で、前者は渥美清演じるフーテンの露天商であり、口八丁で様々なトラブルに巻き込まれながらも、強く生きる人間である。 全く共通点のない二者だが、実は意外な所に共通点が存在する。それは「風貌」と「ユーモア」である。疑わしいかもしれないが、その根拠について本書の中身に入っていこうと思う。 第一章「「人間の色気」 […]

運を操る魔法

著者の富士川様より献本御礼。 もしも自分の運が操れるとしたら、あなたはどうするか。 私の場合だったら、仕事にしても、お金にしても、異性にしても良い方向に向かせるように操りたいと思う。 その運をいかにして操ることができるのか、そして本書のサブタイトルにある「幸運体質」にどのようにしてなることができるのかを、本書にて伝授している。 第1章「「無意識領域」があなたの運勢を決める」 本書のサブタイトルだけ […]

スマホ1台で月100万円稼ぐ人になる!

ぱる出版様より献本御礼。 巷では色々なアフィリエイトを見かける。なかにはそれを生業にして、年間数億~数十億もの年収を稼ぎ出す方々も存在しており、TVに引っ張りだこになっているアフィリエイターもいる。 本書はアフィリエイトのなかでも「スマホアフィリエイト」と呼ばれる類で、言うまでもないのだが、現在急速に普及されているスマートフォンを使ってアフィリエイトを行う方々を指している。ちなみに「スマホアフィリ […]

マンガの教科書―マンガの歴史がわかる60話

日本のマンガは誇るべきものがあり、海外でブームとなっている日本のマンガ作品も少なくない。日本のマンガの質が高まっている一方で、マンガの研究を行う、いわゆる「マンガ学」というのも一つの学術として受け入れられ始めており、京都精華大学をはじめ、いくつかの大学で取り入れられている。 本書は「マンガの教科書」と題して、これまでのマンガの歴史とともに、これからのマンガの立ち位置、さらにはマンガとアニメとの関係 […]

性犯罪報道

性犯罪の事件が後を絶たない。しかしその性犯罪の事件はメディアではあまり報道されることがない。しかし、性犯罪の被害を受けた女性達は今もなお、性犯罪の苦しみにもがき続けている。 性犯罪がメディアで取り上げられない理由、それは「人権」にまつわるものもあれば、ある種の「タブー視」があるのかもしれない。 本書は読売新聞が性犯罪の現状について、被害者の取材をもとに明かしている。なお、本書は読売新聞で2010年 […]

あらゆる小説は模倣である。

私自身、小説作品に触れることが何度かある。その作品の中には「パクリじゃないか?」と見まがうような作品も少なくない。「パクリ」とまでは行かなくても著名な作家の影響を受けて作風にまで似ているような雰囲気を醸す作品もある。特に後者は「模倣」に近いようなものと言える。しかも後者は「作風に影響を受けた」というニュアンスであれば、多くの小説家は他の小説作品、人物に多かれ少なかれ影響を受けているため、本書にある […]

企画のプロが教える「アイデア講義」の実況中継

サンマーク出版 岡田様より献本御礼。 「アイデア」に関する本はゴマンとある。しかしそのアイデアを生み出し、企画書に落とし込むことで実践できるのだが、アイデアを出すことでさえ「限られた人にしかできない」と言って尻込みをしてしまう人も少なくない。 本書はある食品メーカーの「企画営業部」の8回にわたる講義を元に、アイデアの出し方、そしてアイデアから企画書の落とし込み方までを伝授している。 1章「アイデア […]

他人を支配する黒すぎる心理術

マルコ社様より献本御礼 「心理術」というと、悪く言えば「マインドコントロール」の類ではないかと連想してしまうのだが、本書はあくまで「人間関係を円滑にする」ということを念頭に置いている。 しかし本書のタイトルにある「黒すぎる」というのが気にかかってしまうのだが、それをタイトルにした理由はいったい何なのか、そしてそれをなぜ「悪用禁止」と書かなかったのか、本書とともに探っていこうと思う。 第1章「あの人 […]

モヤモヤから自由になる3色カラコロジー

著者の内藤様より献本御礼。 心の悩みは誰にでもある。「このままで良いのか」「これからどうするのか」という悩みを持つ、俗に言う「モヤモヤする」という感情に陥ってしまうのだが、その「モヤモヤ」について「3つの色」でもって解決するのだという。本書は「3つの色(カラー)」と「心理学(サイコロジー)」を合わせた「カラコロジー」として「色」から生まれる「心」のシグナルを伝授し、悩みについて解決に導いている。 […]