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書評

仕事と恋愛に効く5つの法則

(株)ダーナ 山本様より献本御礼。 「仕事と恋愛は同じ」 この言葉を聞いてぐさりときてしまった。私自身、「恋愛」というものを全く知らない。彼女いない歴はすでに15年以上続いている私だけに、最初の言葉はあまりピンとこない。 私の周りにはいないのだが、仕事と恋愛が両立できないと言う人もいるという。どのような状況にあるのだろうか訊いてみたいところだが。 それはさておき、本書は実話を基に仕事と恋愛に効く法 […]

自由論の討議空間―フランス・リベラリズムの系譜

社会思想の中で代表的なものに「自由論」というのがある。最も有名なところではルソーが挙げられる。主にフランスで唱えられた思想であるが、今でも思想の代表的な理論として取り上げられる機会は多い。 本書はフランスで栄えた自由論がどのように形成され、どのようなメカニズムになったのか、ルソーのみならず、アダム・スミス、コンドルセ、コンスタンなどの人物を取り上げながら考察を行っている。 第1章「自由とは何であっ […]

スパークする思考 右脳発想の独創力

思考にも巷では様々なものが挙げられるが、最も多いところで「ロジカル・シンキング」が挙げられる。構成を組み立てて考えるというところでわかりやすさがあるのだが、今までにないアイデアを生み出すのには適していない。現状から見て過去に動くのか、未来に動くかという事を表しているので万能ではない。 では「今までにない斬新なアイデア」を生み出すためにはどうしたらよいのか、それが本書の中に詰まっている。 第一章「問 […]

禅問答入門

仏教に限らず、「禅」に関しても様々な本が出ている。自分自身を見つめ直す、考え直すという観点から評価が見直されているのかもしれない。 元々「禅」はいったいどのような歴史があり、どのような思想があるのか。そして「禅」の所作の一つである「坐禅」の「坐る」の意味は何なのか。本書はそれらを解き明かす。 第一部「禅の思想を知る」 禅は中国から伝えられた宗派であり、平安時代に伝わったとされている。禅を取り入れら […]

盲目の犬ぞりレーサー―私に見えるのは可能性だけ

夏真っ盛りというのにも関わらず、季節外れの作品である。しかし犬ぞりに魅入られ、そしてそれに可能性を欠けた盲目の女性の生き様に私は魅せられた。 TVでも時々取り上げられている「犬ぞり」であるが、レース競技としてもあるだけではなく、雪の中人間や荷物を運ぶ目的で使われることも多い。実用的に使われていたのは主に米国のアラスカやカナダの北部、さらにはグリーンランド(デンマーク領)などが挙げられる。 日本でも […]

女性経営者が儲かる理由

(株)ダーナ 山本様より献本御礼。 女性の地位向上が著しい中、女性経営者と呼ばれる人は珍しくなくなった。 女性経営者の利点は様々な所で利点がある、それは本書の中身にていろいろと明るみになっていくのだが、日本の歴史から照らし遭わせていくと「女傑」といわれた卑弥呼や北条政子などもいる。男尊女卑と言われていた時代でも女性は尊きものであったことが窺える。 本書は数ある女性経営者の中からビジネスを加速させ、 […]

ユーマネー Free<タダ>でお金と自分を成長させる方法

(株)オトバンク 上田様より献本御礼 かつては安ければよい時代があった。しかし21世紀になるにつれ購買志向が多様化した。そして2・3年前からは「Free」という新しいスタイルが出始めた。日本では「居酒屋革命」がそのスタイルの先端を行っていることで有名である。 本書は起業してわずか1年で年商1億円を達成した方がウェブのツールを駆使してほとんど費用をかけずに達成したノウハウについて語っている。 1章「 […]

ながれ星

本書は1981年に発売された同名の単行本を復刻したものである。本書の著者も2005年に逝去されたのだが、彼女の作風が人気を呼び復刻をしたものと言われている。 復刻された本書は「佐々木丸美コレクション」として過去に上梓された本を18巻にまとめたものの1つであり、本書は12巻である。 その本書は無人島が舞台で、3組のカップルと不思議な少女の共同生活を舞台にした物語である。 本書はファンタジー小説の範疇 […]

北朝鮮はなぜ潰れないのか

北朝鮮は日本の終戦後、当時のソ連のバックアップによって建国された国である。金日成がトップである主席となり、独裁政治を築いていった。金日成が92年に病気を理由に政治の世界から一線を退くと(94年に死去)、息子の金正日が総書記となり実験を握った。その金正日も容態が思わしくなく、近々実権が金正日の息子のどれかに継がせるというニュースもある。 独裁国家であり、かつ国民は強烈な貧困にあえぎ、「脱北」と称され […]

江戸の妖怪事件簿

新聞の馴れ初めは、江戸時代の「瓦版」と言うのがあった。俗に「讀賣」と呼ばれていたものであり、町民にとっては重要な情報源であった。しかしその瓦版は今のように事実が書かれていることもあったが、その中でもデマや妖怪が出たと言った話も多かったのだという。 江戸時代だけではないのだが、妖怪と人間にまつわる物語や話と言ったものは沢山あり、実話にあるのではないかと信じている人も少なくない。元々日本では「死者の国 […]