書評

哲学

サクッとわかるビジネス教養 アドラー心理学

オーストリアの精神科医・心理学者であるアルフレッド・アドラーは個人心理学のひとつである「アドラー心理学」の創始者である。そのアドラーが提唱した「アドラー心理学」とは何か。そこには「勇気」や「人間関係」「自分自身」のことを映し出している。本書...
エッセイ

昭和平成令和定食紀行

本書を取り上げる手前大変恐縮だが、私自身定食やを含め外食することがほとんどない。出張することもほとんどなく、これと言って外で食べたいという気にもならないためである。しかしたまに外食をするとなるとその分新鮮さもあり、ウキウキしてしまう自分もい...
国際経済

台湾流通革命 ――流通の父・徐重仁に学ぶビジネスのヒント

台湾は日本の隣国の一つでありながら、最も親密な国として挙げられる。海外旅行となるとその国々の言葉を覚える、あるいはガイドブックを手に入れることが必須になることが多いが、台湾の場合も同様であると同時に日本語も思っている以上に通じる。通じる人の...
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書評

女性失格

恥の多い生涯を送ってきました。p.8より 本書は上記の言葉から始まる。もっとも本書は女性の深淵を太宰治の名作「人間失格」をベースにしているため、本書の構成も含めて「人間失格」のものになっている。そのため冒頭も「人間失格」と全く同じ言葉が使わ...
医学

わたしが、認知症になったらー介護士の父が記していた20の手紙

昔は「痴呆」や「ぼけ」といった言葉で扱われてきた「認知症」。そもそも病気と言うよりも「傾向」として扱われてきたのだが、ここ最近では「認知障害」にカテゴライズされた「症候群」の一種として扱われるようになった。生活習慣病はもちろんのこと、ストレ...
ミステリー

祝言島

2006年に起こった架空の事件。しかしその事件は謎が謎を呼び、さらには担当していた警察官が突然姿を消し「迷宮入り」の状況になった。そして12年後の2018年。主人公がとあるドキュメンタリー映画と出会うことになる。それが本書のタイトルにある「...
国内

「黒い雨」訴訟

1945年8月6日午前8時15分 アメリカが原子爆弾「リトルボーイ」を投下し核爆発を引き起こした。それにより広島市内のほとんどは焦土と化した。その後も「黒い雨」をはじめとした二次被害が相次ぎ、今もなお「被ばく」は現在進行形で被害を受け続けて...
書評

静かな終末

2019年11月に逝去したSF小説の大家が残したショートショートのうち、本書は選りすぐりで50編収録している。 ちなみに収録されているショートショートの内容というと、SF作品と言うよりも日常的なものもあれば、日常的でありながらもナンセンスな...
仕事術

マッキンゼーで学んだ速い仕事術

仕事を行っていく上で「スピード」は欠かせないものである。しかしどのようにスピードを持って行う必要があるのか、環境にしても、書類の書くことについても、様々な面でどのような「速さ」を身につけたらよいのかわからない人も多い。 そこで本書は世界的な...
SF

滅びの園

いつもある日常が突然の出来事で一瞬にして変わる。そのようなことは過去にも起こったことがあり、これからも起こることがある。しかし本書で出てくる「突然」は「未知」のものである。いわゆる「宇宙人」か「未確認生物」なのかは不明だが、有害で、無尽蔵に...
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