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医学

男は「段取り脳」でよみがえる

男の段取り脳の活性化の方法について説いている一冊である。本書の表紙を見る限りでは男も家事をやれというような感じであるが、本書でも家事について多く書かれているためあながち本書のイラストは間違いないとみていいかもしれない。 第1章「洗濯、掃除、アイロンがけで脳活性」 第2章「買い物外出の効用」 第3章「料理は脳を鍛える最高の家事」 第4章「慣れないおカネの使い方をしよう」 今回は細かく評するよりもまと […]

後期高齢者医療制度―高齢者からはじまる社会保障の崩壊

「後期高齢者医療制度」は今年の4月から始まったがこの施行前後、そして今でも廃止を求める声が非常に強い。「高齢者を食い物にするつもりか」や「これ医者をいたわれ」という言葉ばかり飛び出すが、実際の所「後期高齢者医療制度」廃止後の財源についてどのように確保すべきというところがいまだに見えていないところが民主党をはじめ野党と詰めの甘さではなかろうか。 さて「後期高齢者医療制度」だが75歳以上の人たちはこれ […]

医療格差の時代

「医療はビジネスではない」 これは前身のブログで妊婦たらいまわし事件のときに書いたことである。当時はあまりに無勉だったのですぐに炎上してしまい収拾がつかない状態となった。 それから少しは勉強した為、ちょっとだけ語れるようにはなったものの医療問題は複雑を極めている為どうも的外れになっているような感じがしてならない。 それはさておき、本書では医療格差の現状について生々しく書かれている。ここでも書かれて […]

社会不安障害

「社会不安障害」というのは私自身ほぼ全くと言っていいほど聞いたことがなかった。「社会不安障害」とはSADと呼ばれ対人恐怖がその典型として表れるという。事実秋葉原無差別殺傷事件はこれによるものであるという声も少なくない。そういった障害が犯罪に走るなどの凶行に及ぶ影響もあり、さらにストレス社会、そして社会での人間関係による軋轢によりそういった障害が急増している。本書の第1章ではそんなSADの定義につい […]

医療再生は可能か

医師不足、「モンスター・ペイシェント」、救急車の私物化、リピーター医師、尊厳死問題…。医療に関する問題を挙げていくと枚挙に暇がない。 本書はそんな医療の現状の整理と経営者の側からの解決策について書かれている。とりわけ「医療費」について多く言及している。 本書のあとがきで気になるキーワードがあったので紹介する。 「国が自分に対して何をしてくれるのか、ではなく、自分が国に対して何ができるのか」 後期高 […]

肝臓病の「常識」を疑え!

私事ながら、先日の健康診断で肝臓に関して精密検査を受けるように言われた。一応今週は時間が空いているので精密検査を受けたが、実際肝臓病に関して危険な病気であることを聞いていたがそれに関しての情報も乏しく、もし本当に肝臓病だったらどのような治療法がいいのかということを気にしながら本書を手に取った。本書はよくいわれる肝臓病に関しての「常識」を疑いながら正しい方法を伝授している。著者が肝臓病に関することの […]

いま医療現場で起きていること

ここ最近では医療に関するニュースが流れている。医療事故やタライ回し、尊厳死、医師不足など医療の問題は山積している。知っているかどうかは分からないがそれで犯人扱いされるのが厚生労働省もあるが、現役医師たちにも火の粉が降りかかってきている厳しい現実がある。現場の医師たちはどのような現状であるのか現役医師の立場から悲鳴を上げ、悩み、そして怒りをぶちまけている。 第1章では今現場で起こっていることを挙げて […]

病気を治す食べ方、食べ物

病気を治すには食事に限るというのが本書の主張であり著者の主張である。私もこれには大賛成である。しかしこれには欠点があり、即効性がない。日本人はせっかちな民族であるので、病気になっても薬によって解決させようとする。また医師も薬によって治したりする方法を容易にとってしまう。でもそれだと即効性はあるにしても、病気で治すとは到底言えず、結局直しても薬漬けのスパイラルに陥り治る病気も治らない。 少し病気にな […]

あなたは人にどう見られているか

自分がどのように見られているのか、顔や人柄などの第一印象からコミュニケーションまで様々な角度から問い詰められている1冊。私自身大学や新人研修でさんざんコミュニケーションについて勉強してきたのでこの手の内容は手に取るようにわかる。 第1章は前述の典型的なものであったが、第2章はなかなかに面白かった。何せ「顔の形態」や頭蓋骨で人柄がよくわかるし、好かれる顔から嫌われる顔まで網羅されている。私は好かれる […]

医療の限界

本書は昨年あたりに1度読んだことがあるが、その時は医療に関する知識は微々たるものであったのであまりよく理解ができなかった。したがって本書を読むのは2回目ということになる。それまでで一応いくつかの文献を読んできたし、TV番組でも新しい知識を蓄えてきたので今回は非常に読みやすかったし、またいくつかの文献に関連付けられるくだりもあったので興味深い内容であった。 本書で糾弾している中で印象的だったのが医療 […]