人を助けるすんごい仕組み――ボランティア経験のない僕が、日本最大級の支援組織をどうつくったのか

東日本大震災が起こってからまもなく、国内外からボランティアが被災地入りした。しかし福島第一原発の事故からボランティアに行くことを取りやめたり、住民にとって迷惑を被ったりする人・団体もおり、それが復興の足かせになることさえもあったのだという。 その一方で本書で紹介されるものは、日本最大の支援組織である「ふんばろう東日本支援プロジェクト」である。本書はその代表をつとめている方の体験談と仕組みについて紹 […]

月の小屋

「女性・38歳」 人それぞれであることを前置きしておくが、ある人は専業主婦で子だからに恵まれ、ある人はお局様、あるいはバリバリのキャリアウーマンとして仕事の世界にのめり込む。不惑にも近い年齢であり、人生に対する「迷い」も思春期に比べると無くなっている。 最初にも書いたが「人それぞれ」である。本書はそれぞれの「女性・38歳」を描いている。 -ある人は、南アフリカへにあこがれを持つ女性 -ある人は、ダ […]

TIME×YEN 時間術 (タイムエン時間術) すべての時間を成果に変える31の鉄則

「時は金なり」 それは「時間はお金のように」大事に扱うことを考えさせられることわざである。他にも孫子の言葉に「巧遅は拙速に如かず」というのもある。 金の持つ・持たないは個人差があるものの、時間は誰しも24時間持っている。その時間の使い方によって仕事における「成果」も違ってくる。 本書はその時間の「すべて」を成果に変える術と心構えを31の鉄則をもとに紹介している。 PART1「あなたは消費している時 […]

2012年 F1モナコGP ウェーバーがポール・トゥ・ウィンで今季初優勝!

結果は以下の通り。(「F1通信」より) 完走16台という荒れたレースとなった今回のモナコGP、スタートからグロージャンとマルドナドの接触があり、それに可夢偉が巻き込まれリタイアという事態に。昨年5位入賞した地でしたが、日本人と相性の悪さが払拭し切れていなかったようです。 ウェーバーは予選2位でしたが、ミハエルのペナルティにより繰り上がりでPP獲得となり、そのチャンスを見事に生かしてモナコ2勝目を飾 […]

2012年 F1モナコGP ミハエルが6年ぶり予選1位獲得も・・・ そして優勝予想

結果は以下の通り。(「F1通信」より) ミハエルがQ3ラストアタックでトップタイムをたたき出し、2006年フランスGP以来の予選トップタイムとなりましたが、前戦のペナルティにより通算69回目となるPP獲得はお預けと鳴ってしまいました。予選2位のウェーバーが通算10回目となるPPをたたきだし、モナコ2勝目に大きく近づいた結果となりました。 可夢偉は予選12位、グリッド降格などもあり決勝は11番手から […]

ウイスキー起源への旅

先日ジャパニーズウイスキーについて取り上げたのだが、そもそもウイスキーそのものの起源はどこにあるのか、というところまでは言及しなかった。 そもそもウイスキーは「蒸留水」から作られた酒であるため、「蒸留酒」そのものの歴史から紐解くと4000年にも及ぶ。ちょうど中国大陸の歴史と同じくらいである。 本書はそのウイスキーの起源を著者がイギリス留学時に入手した資料をもとに推理を行っている。 第一章「ビールと […]

2012年 F1モナコGP フリー走行1・2回目結果 そしてPP予想

F1サーカスはいよいよ大舞台へ。「伝統」という名で知られるモナコGPです。モナコGPと言えばロードレースの中でも「世界3大レース」と呼ばれるレースの一つであり、F1のみならずモータースポーツ界全体で最も注目されるレースの一つと言えます。 世界中のセレブが集まる場所であるモナコ、優雅な場所で見せる火花は果たして何色になるのでしょうか。 さて、フリー走行1・2回目の結果を見てみましょう。(「F1通信」 […]

日本遊戯史―古代から現代までの遊びと社会

日本における「遊び」の歴史は長く、とりわけ「将棋」や「囲碁」の歴史について、諸説はあるが多くは奈良時代から伝えられたと言われている。 元々は庶民の遊びだけではなく、武士や貴族の遊びとしてもあり、御前対局も行われるほど盛んなものであった。 本書は「囲碁」や「将棋」に限らず、様々な「遊具」や「遊戯」にまつわる歴史を紹介している。 第一章「遊びの伝来と定着」 「遊び」そのものの歴史は人間が生まれた歴史と […]

文は一行目から書かなくていい – 検索、コピペ時代の文章術

「文章力」「正しい文章」「完璧な文章」「きれいな文章」それぞれ一体何なのだろうか。 ほぼ毎日のように書評を書き、文章に携わっている私でもわからない。その答えは人それぞれなのかもしれない。そのことにより「自惚れ」とも言えるような文章になることも少なくなく、他人にも理解できないような文章を書くことも少なくない。 では「文章力」はどのようにつけたらよいのか、著者自身も心がけていることはあまり意識していな […]

人生論としての読書論

読書は自らの人生を豊かにする。それは今も昔も変わらない。 しかし、その読書の方法一つにしても人それぞれであり、ある人はビジネスや自己成長のために、またある人は私のように人生を豊かにするために読むなど、用途によってもそれぞれである。 では本書の著者である哲学者・教育者である森信三の読書観は一体どのようなものなのだろうか。本書は森信三全集全二五巻のうち、第二〇巻に収録された「読書論」を抜粋している。 […]