ザ・パニック~1907年金融恐慌の真相~

3年前の恐慌は「100年に1度の恐慌」と言われており、1929年の「ブラック・サースデー」と比べられることが多い。しかしノーベル賞受賞の経済学者は今回の恐慌と類似点があるのはむしろ「1907年の金融危機」と類似点があると指摘している。これについて取り上げたメディアは少ないおろか、そもそも「1907年金融恐慌」について知る人は果たしているのだろうか、と言うのも疑問に思えてならない。「リーマン・ショッ […]

時間・習慣・人脈 「伸び悩み」を脱出する3つのスイッチ

同じ書評ブロガーの「勉子」さんとして有名な方の一冊である。処女作は「読書案内」の一冊であったが、本書はそれとは違い「時間」「習慣」「人脈」についてどちらかというと「自己啓発」が中心である。 スイッチ1「時間がない人のための「時間術」」 まずは「時間」である。「時は金なり」という言葉は今でも諺として有名であるが、著名なビジネスマンは「金」以上の価値と位置づけている。数多くの著書がある臼井由妃氏は「時 […]

2011年 F1カナダGP 豪雨中断・SC導入の大波乱のレースをマクラーレンのバトンが大逆転で制す!!

結果は以下の通り。(「F1通信」より) PP予想・優勝予想では荒れるレースになると予想していました。予想通り荒れたレースになったのですが、豪雨中断や最終周の大逆転となると想像を遙かに超えるレースだったと言うことが窺えます。 その荒れたレースの中でも終始リードしていたのがヴェッテルでしたが、その波乱に巻き込まれたのは最終周、ターン6のコーナーでスピンを喫してしまい、優勝を逃してしまいました。 その優 […]

2011年 F1カナダGP ヴェッテルがフェラーリ2台を振り切りPP獲得!! そして優勝予想

結果は以下の通り。(「F1通信」より) 申し訳ありません。UPが遅れてしまいました。 Q1・Q2では鳴りを潜めておき、PPを決めるQ3で速さを見せつけたヴェッテルがきっちりとPPを獲得していきました。「いつも速い」ばかりではなく、「ここぞという時」というタイミングのとらえ方も見事だったと思わせる様な予選でした。 フェラーリ勢も息を吹き返しつつある2-3。アロンソはともかくとして、ここ最近調子の悪か […]

2011年 F1カナダGP フリー走行3回目結果

結果は以下の通り。(「F1通信」より) フリー走行1回目でクラッシュを喫してしまったヴェッテルが調子を取り戻したと言えるフリー走行でした。 気がかりなのはチームメートのウェーバー。このセッションではトラブルにより1度もコースに出られず、ノータイムに終わってしまいました。予選までには間に合うか心配です。 1・2回目のフリー走行に続きこの回でもクラッシュがあり、赤旗中断もありました。予選もどうやら波乱 […]

2011年 F1カナダGP フリー走行1・2回目結果 そしてPP予想

モナコGPが終わり、次は北米カナダでの戦いが始まります。モントリオールと言えばオーストラリアと並んで波乱のレースが多いとして知られており、2007年には当時BMWザウバーのクビサ(現:ルノー)が大クラッシュを喫した所としても知られています(しかも翌年には同じサーキットで初優勝を獲得)。 モナコGPに続いてSCも入る荒れたレースになるのかどうかも注目が集まりそうです。 さてフリー走行1・2回目の結果 […]

一日だけ小学生に戻れるとしたら、何をする?

ブログネタ: 一日だけ小学生に戻れるとしたら、何をする? 今日のネタは「一日だけ小学生に戻れるとしたら、何をする?」です。 小学校の頃というと、ゲームもそうなのですが、2週間に一度土曜日が休日だった時でした。その時は土曜日の午前中は学校の体育館が開放され、そこでバレーボールやバスケット、さらにはサッカーまでの球技を楽しむことができました。 夏頃には休日、プールも開放されていたので休日の時はほとんど […]

ドラッカーと松下幸之助

「ドラッガー」と言えば20世紀を代表する経営学者であり、彼の理論は経営学の枠を超え、ビジネスや組織の舞台でも大いに発揮している。最近では岩崎夏海氏の「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」が200万部を超える大ベストセラーとなった事により、ビジネス以外の場でも、ドラッガーの理論が使われるようになったほどである。 一方で松下幸之助は日本における「経営の神様」である。 […]

黙読の山

「批評とは何か?」「書評とは何か?」 その答えはまだまだわからない。もしかしたら一生その答えを見つけに、本を通じて旅に出るという形なのかもしれない。他の方はどう答えるかわからないが、私だったらそう答える。 本書は現代史作家のエッセイ集であるが、本をはじめとした様々なことについて「批評」をしながらまとめたエッセイ集と言える。 様々な文学作品を一冊紹介していくようなものではなく、むしろエッセイの中に作 […]

山の遭難―あなたの山登りは大丈夫か

そろそろ山開きのシーズンである。登山家をはじめ登山を趣味にしている方々、最近では「山ガール」と呼ばれる方々もおり、登山は一大レジャーとなっている。 しかし山には様々な危険やリスクを背負うことを忘れてはならない。本書では「山の遭難」と題して、山にまつわる遭難の歴史、さらには登山のリスクを事細かに紹介している。 ちなみに私は登山はあまり経験してない。友人とのハイキングで北海道の黒岳を登山したことだけで […]