あたりまえだけどなかなかできない 働く男子(ひと)のルール

明日香出版社様より献本御礼。 「働く男子」というと皆様は何を想像するのだろうか。「男性」ではないことを考えると私のような世代の社会人、つまり社会人3年、ないし5年目以内の人たちのことを指しているのかもしれない。 その人達はこれからどのようにしてキャリアを構築していけばよいのか、どのように仕事を行い、どのように生きていけば良いのかについて100のルールに纏めている。 1章「夢が見つからない人へ」 仕 […]

反西洋思想

「哲学」などの思想については古代ギリシャの頃から様々な形で枝分かれしながらも進化していった。そして思想同士の対立が生まれ、後に宗教対立を招き、戦争になった事も少なくない。 とりわけ毛沢東思想(共産思想)やイスラム原理主義は西洋を敵視していた。特にイスラム原理主義は実行という形に写し「9.11」やイラク戦争後の泥沼化を起こしている。 ではなぜ西洋の思想が「敵視」の的になるのだろうか。本書は西洋とイス […]

硫黄島 栗林中将の最期

「硫黄島」は本来「いおうとう」と呼ばれるのだが、クリント・イーストウッド監督作品「硫黄島からの手紙」が大ヒットしていることなどから誤読とは言え「いおうじま」の読み方が浸透している。 それはさておき、硫黄島は日本軍が敗北したとは言え、アメリカ軍も予想外の苦戦を強いられたとして有名である(アメリカ軍の予想では5日で陥落するとあったが、実際は1ヶ月近くかかった)。 その作品も主演の渡辺謙が史料を集め、ク […]

あした・ゆたかに・なあれ―パパの休日の経済学

(株)オトバンク 上田様より献本御礼。 毎日経済のニュースが絶えない。ここ最近では「円高」が叫ばれており、政府もようやく重い腰を上げ、為替介入に踏み切った。介入は当面続けるそうだが効果は果たしてどのようにもたらすのだろうか。 それはさておき、私たちサラリーマンは「経済」のことについて、身近なものでは、給料や家計、さらには消費といった所までしか知らない人が多く、「経済」のニュースが流れてきても実感が […]

指揮官の決断―満州とアッツの将軍 樋口季一郎

戦前、ユダヤ人はナチスの迫害や虐殺に遭ったのは有名な話であるが、そのユダヤ人を救った日本人は2人いる。一人は元在カウナス日本領事館領事代理で「命のビザ」を約6000人支給した杉原千畝、そしてもう一人は本書で紹介する樋口季一郎である。 樋口季一郎の生涯はユダヤ人とアッツ島、占守島(しゅむしゅとう)が大きく関わる。今まで彼の足跡について、事細かに検証を行った本は存在しないので、画期的な一冊と言える。 […]

モレスキン 「伝説のノート」活用術~記録・発想・個性を刺激する75の使い方

ダイヤモンド社様より献本御礼。 私の周りにモレスキンノートを使用している人が何人かいる。それに倣って文房具店で購入しようと思ったのだが、あまりの高さに尻込みをしてしまった経緯がある。さらによく考えてみると100円ノートとモレスキンノートとどう違うのか、モレスキンノートを使っていない私にはわからない。 しかしこれだけは言える。モレスキンノートは紙媒体が出始めた頃から愛されてきたノートであることは事実 […]

編集者の仕事―本の魂は細部に宿る

私はセミナーやパーティーによく参加するがその中で出版関係の方にお会いする機会がある。編集者ならではのトークもあれば、著者と編集者の打ち合わせについても小耳に挟むこともある。編集者にまつわる仕事についてはわずかであるがその理由もあり「知っている」という部類にはいるかもしれない。 さて本書である。本書は新潮社に40年間勤務し、編集者一筋で、数々の文学者の編集を担当した方が編集者の仕事について自らの体験 […]

ワールドカップは誰のものか―FIFAの戦略と政略

2010年のワールドカップは開催前は盛り上がりに欠けていたが、いざ蓋を開けてみると大いに盛り上がった。とりわけ日本代表はワールドカップ前に連敗を重ねてしまい、マスコミや国民からの非難の的であった。代表監督の岡田氏は「戦犯」扱いされる始末であった。しかしワールドカップになると1・3戦目に勝利し、2戦目のオランダ戦では負けたものの、最後まで食らいついていった試合だった。8年ぶりにベスト16まで到達した […]

【Reading-Lab】「内田雅章さん 著者コラボ企画」 感想

先週土曜日は見目さん主催の「Reading- Lab(通称:リーラボ)」に参加いたしました。 今年の1月から参加し始めたリーラボですが、もうすでに2桁越え…。 しかも今回は「サポーター」としての参加でした。 今回のリーラボのゲストは「図解「人脈力」の作り方」をはじめ多数の著書のある(株)就職課の創業者である内田雅章さんでした。 今回、私のいたテーブルではこの本が取り上げられていました。 ちなみに私 […]

F1 イタリアGP アロンソがフェラーリのお膝元でハットトリックを達成!!

結果は以下の通り。(「F1通信」より) 結果から見たらアロンソの完全勝利、今期3勝目獲得ですが、スタートダッシュでバトンに抜かれてラップリーダーを奪われましたが、ピットストップあたりで見事に逆転し、ポール・トゥ・ウィンとなりました。ピットストップ後はテール・トゥ・ノーズとなり、いつ抜かれるかわからない状態でしたが、フェラーリのお膝元で勝つこと、そしてチャンピオン争いに残るという確固たる執念がバトン […]