残業ゼロ! 時間と場所に縛られない クラウド仕事術

明日香出版社様より献本御礼。 もはや「クラウド」と「仕事」、「生活」は切っても切れない存在にまでなった。それと同時に仕事や社会のスピードも飛躍的に早くなっていることは確かである。本書はその「クラウド」をいかにして仕事の場で用いていけば良いのか、実際に機能やツールなども交えて紹介をしている。 第1章「クラウド仕事術とは?」 「クラウド化」というのは既存の「クラウド」、たとえばインターネットなどを利用 […]

松下幸之助 危機の決断 伝説の熱海会談

日本から世界にとどろかせる電機メーカーとして代表的な企業である松下電器産業(現:パナソニック)、そのそう業者は「経営の神様」と言われる松下幸之助であることは周知の事実である。松下幸之助の功績の一つとしてあるのが「熱海会談」である。本書はその熱海会談の顛末と、そこからそして2度目の世界恐慌をいかにして乗り越えるか、松下の歴史について熱海会談をベースにして書かれた一冊である。 第一章「伝説の熱海会談」 […]

無駄学

世の中には数多くの「無駄」が存在する。これはある人にとっては必要なことであっても、傍目から見たら「無駄」と思うものも含めて、である。世の中では「無駄」は排除すべきというのが一般論として挙げられているが、では「無駄」とはいったい何なのだろうかという問いに移る。 本書ほど「無駄」について科学を含めて多角的に論じたものはないと思うが、そもそも本書の著者である西成氏は渋滞にまつわる研究者であり、新潮選書で […]

【Reading-Lab】「〈就活〉廃止論 ~会社に頼れない時代の仕事選び~ by 佐藤 孝治」×「アーキテクト・カフェ」@汐留 感想

昨日は加藤たけしさん主催の「Reading- Lab(通称:リーラボ)」に参加いたしました。 今年の1月より参加し始めたリーラボですが今回で7回目、すでにリーラボの常連であり、リーラボの魅力にどっぷりつかり始めてしまった私です。 今回はいつもとは違い、前半に著者の講演会、後半に読書会といった形で行われました。 前半は(株)JOBWEBの社長である佐藤孝治さんの講演でした。 佐藤さんはこの年の1月に […]

世界危機をチャンスに変えた幕末維新の知恵

幕末はまさに「激動」とも呼ばれていた時代とも言え、既存の概念、幕府などが崩壊されていく中で志士たちの活躍が目立った。欧米列強がアジア大陸へと侵攻していく中で日本はどうあるべきかを常に問われ続けた時代と言える。 一昨年に起こった「リーマン・ショック」を発端に元来あった資本主義の概念が崩壊され、「Free」などの新たな概念が想像していくのにもにている。その中で日本でも、昨年の8月に行われた衆議院総選挙 […]

第3回 新刊公開企画会議 (SK3) 感想

昨日は(株)実業之日本社主催の「第3回 新刊公開企画会議 (SK3)」、通称「ダダ本会議」に参加いたしました。 過去に2月・3月と参加しているため、もうすでに「皆勤」といえますね。 今回のテーマは「電子書籍」。 電子書籍といえば一昨日、アメリカでiPadが発売されました。日本人でも何人かは現地に赴くなどをして、実際に手に入れられた方もいるようです。iPadが世に出たことにより、電子書籍がますます身 […]

常識と作法―一流の男になるために

株式会社イー・プランニング 須賀様より献本御礼。 常識としても、作法にしても大人として身につけるべき一つとされている。日本人はそれができているかどうか一つで評価が変わっていく。常識や作法を知り、それを身につけ、守っていくことが日本人としての美徳と言われている。ではそれをどのようにして身につけたらよいのか、どのような心構えを持てばよいのかという事について書かれている一冊である。 第一章「何ごとにも謙 […]

【ひみつの学校】「社内情報や企業コミュニケーションに関わる人の重要な役割ってなあに?」 感想

昨日は美崎栄一郎さん主催の「ひみつの学校」に参加いたしました。 今回のテーマは「社内広報」。 今回は日本ケロッグ(株)の広報を担当している井出留美さんが登壇されました。現在行っている広報活動の話に限らず、会社の話などまさに「ひみつの学校」と言えるような内容ばかりでした。 井出さんの広報活動で、最も驚いたのが、広報室のニュースレターを書くにあたってのネタ探し、書き方、さらには情報のアウトプットの方法 […]

忙しすぎる人のための ビジネス本 読破術

ビジネス書の価値が発揮されるのは、実際に実践をすることにある。仕事の上で何とかしたい、もしくは新しいスキルを持ちたい、効率的に、あるいは生産性を高めたいという人が藁もすがる思いで手に取るビジネス書、本の中身は様々であるが、どちらかというと簡易化したように思える。 本書は読書術の範疇に入るのだが、速読でも遅読でもましてや読書術でもない。ビジネス書を実践しやすくするためにいかにして「読破」をするのかと […]

数学力は国語力

一見不思議に思えるタイトルであるが、実際に考えてみると含蓄がつく。 国語において「論理的」というのは、元々数学における「論理数学」からきている。公式における証明について、様々な式をもって成り立つことを「論理」でもって明確にしなければならない。「論理的に話す」ことについても、数字や固有名詞などを入れることによって説得力が増すと言われているが、それと通底するものがあるかもしれない。 本書は国語において […]