現代若者犯罪史―バブル期後重要事件の歴史的解読

TVニュースや新聞では枚挙にいとまがないほど取り上げられている若者犯罪。実際に若者の犯罪数は「少年をいかに罰するか」という本では増えていないという。しかしなぜこれほどまでピックアップされるのかというと生活の多様化や家族間の距離が離れていったという。犯罪の要因については前述のように時代の変化というのもあるが、親との確執など何年も変わらないものまである。 少年をいかに罰するか posted with […]

脱スラ!―スランプ脱出!プロが教える超鉄則

人は誰しも「スランプ」というのは必ず出てくる。恥ずかしながら私も年度初め前後はスランプであった(たまたまF1があったので毎日継続できたというのは御愛嬌であるが)。 そのスランプというのはもがけばもがくほどその泥沼にはまっていってしまう厄介なものである。本書はそのスランプの脱し方をケーススタディを兼ねて紹介している。 第1章「スランプとは何か」 スランプの意味は上記のとおりである。しかしスランプに陥 […]

最小限の数字でビジネスを見抜く 決算書分析術

著者の望月様より献本御礼。 大方の企業は決算処理が終わり、財務諸表の監査も大詰めと言ったところであろう。その財務諸表でもって株主総会で昨年度の業績や要員の一つのツールとなっていく。当然財務諸表は数字が多いため、数字が苦手な人にとってはストレスの発生源となり得ることだってある。 本書は数字の苦手な人のために決算書の分析の仕方を伝授している。株主総会が近付いているだけあってナイスタイミングだと私は思う […]

アライアンス「自分成長」戦略

平野敦士カール氏3作連続出版の2作目。今回は私の周りではよく叫ばれている「ブランディング」の方法をアライアンスによって形成付けるという一冊である。 あまり言いたくないことだが今や100年に1度の「恐慌」と言われている時代である。その時に会社は自分を守ってくれるかというと、大概の場合「No」という答えを返されるだろう。明日首切られるかどうかは分からない、会社以外の場でも活躍できるような強みがあるのか […]

ポスト・プライバシー

個人情報保護法が施行されて今年で5年目となる。ただこれが法制化される前も「プライバシー」というもので個人情報保護というのはあったのは事実である。上記が法制化されたのはP2Pソフトをはじめ、様々な手段による情報漏洩というのが起こっていることが背景の一つと言える。しかし何でもかんでも「個人情報保護」になると、昔からあった「地域性」というのが疎遠になってしまう、壊されてしまうのではないかという危惧が私に […]

Googleが消える日―情報学序説

今やもっとも有名な広告媒体、もしくは検索エンジンとなった「Google」だが、これがなくなるというのだがら本書のタイトルはにわかに信じがたいものであるが、不況により営業およびマーケティング部門を中心に約200人削減を行った。急成長を遂げたGoogleでさえも不況の波には勝てなかったようだ。 さて本書はというとGoogleを中心とした個人情報などの情報学についての序説を考察している、という所から考え […]

お葬式―死と慰霊の日本史

「日本は死者の国である」 これは怪談で有名なラフカディオ・ハーン(小泉八雲)が日本のことについていった言葉である。日本人は宗教によっては違えど、大概はお葬式は葬儀業者に頼んで通夜・告別式を経て四十九日というような順序で亡くなった人への供養をするという慣わしである。 このお葬式はどのような経緯でこうなっていったのか、民俗学的観点から考察している。 Ⅰ.「死と葬儀の歴史と民俗――高野さんの安居会公演よ […]

新聞再生―コミュニティからの挑戦

当ブログではこれまで散々新聞のことを批判してきた。そう言ったことからか現在私は新聞を見なくなった。記事や社説を信用できなくなったことと、毎日130円前後払ってまで価値があるのかというのに疑問を持っているからである。 そんな私でも「新聞はなくならない」と思っている。ただし今と同じような形ではなく、多かれ少なかれ違った形に変化するだろうと私は考えている。それが具体的にどうなるのかはさすがにわからない。 […]

F1 マレーシアGP 豪雨赤旗中断もバトン2連勝!!

結果は以下のとおり(GPUpdate.netより)。 Pos. ドライバー コンストラクターズ Tyres Time 1 J・バトン ブラウンGP 1:10:59.092 2 N・ハイドフェルド BMW + 22.722 3 T・グロック トヨタ + 23.513 4 J・トゥルーリ トヨタ + 46.173 5 R・バリチェロ ブラウンGP + 47.360 6 M・ウェーバー レッドブル + […]

教育破綻が日本を滅ぼす!

教育問題は今もなお、深刻な問題として位置づけられている。その教育問題について数々の著書を上梓し続けているのが教育評論家の尾木直樹氏である。本書の副題は「立ち去る教師、壊れる子ども達」である。今回の教育問題について教師、子ども、そして教育委員会の3つの側面から教育の現状を取り上げ、それを踏まえて「教育委員会改革論」を説いている。専ら「教育委員会」について割かれているところから「教育委員会論」というよ […]