お笑い

書評

天下一の軽口男

伝統芸能にも必ずといってもいいほど「始祖」が存在する。落語の世界でも江戸落語では鹿野武左衛門がおり、上方では初代露の五郎兵衛や本書の主人公である米沢彦八がいる。上方落語界の草分け的存在であり、いまとなっては上方の落語祭として「彦八まつり」と...
書評

父・横山やすし伝説

おそらく昭和の「MANZAIブーム」の中核にいたコンビとして横山やすし・西川きよしであると言っても過言ではない。そのうち横山やすしが昭和の漫才界の中核を成した人物の一人であることもまたよく知られている。 その一方で様々な事件を起こした人物...
書評

いとしこいし想い出がたり

あけましておめでとうございます。本年も「蔵前トラックⅢ」をよろしくお願い申し上げます。 新年1発目として本書を取り上げます。「初笑い」という部分で。 私自身お笑いが好きであるのだが、昨年は様々な訃報があった。関西を中心とした上方の演芸に...
書評

上方スピリッツ

昨年7月にお笑い芸人として史上初となるピースの又吉直樹が「火花」でもって芥川賞を受賞した。その「火花」の内容はざっくりと言うとお笑いを基軸にしている作品である。 その「お笑い」を基軸にした作品はいくつも存在しており、先日取り上げた「トマト...
書評

笑いの日本文化―「烏滸の者」はどこへ消えたのか?

「笑い」というと日本では、落語・漫才・喜劇などが挙げられる。そう考えると日本文化には必ずと言っても良いほど「笑い」が根付いている。しかし本書は漫才や落語を取り上げている訳では無い。「烏滸(おこ:おろかなこと。ばか。たわけ。)の者」について取...
書評

デカい女

本書の著者であるオオタスセリ氏は身長176cmあるという。176cmというと、公式身長174cmの和田アキ子氏よりも2cm高く、ある種女巨人役に適しているのかも知れない。(動画は一例として和田アキ子を取り上げている) 戯言はそこまでに...
書評

考えすぎた人~お笑い哲学者列伝

ロダンの名作に「考える人」がある。パスカルの名言に「人間は考える葦(あし)である」と言う言葉がある。 人間は「脳」があるように思考力をもっており、その中で理性的に「考える」事ができる数少ない動物の一つである。しかし「考える」浅さ・深さ・広...
書評

南部芸能事務所

お笑いの現場には様々なドラマがある。それは例えば芸能事務所の劇場もあれば、寄席の現場にもある。本書は芸人を志した青年が相方を探し、漫才師として初舞台に立つまでの事を描いている。 表紙、及び本書の中にある写真の多くは寄席をイメージされている...
書評

知事まさか今夜もピザですか 東国原宮崎県知事秘書の365日

宮崎県知事の東国原英夫氏(以下、東国原氏)が誕生してからもう少しで2年となる。思えば前宮崎県知事の官製談合疑惑により知事が逮捕されるまでに至った。その後の知事選にて東国原氏は立候補したが、それまでに大学中退や妻との離婚、そして芸能界引退と前...
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