書評 大都市はどうやってできるのか ここ最近コロナ禍により、首都圏を離脱して、地方に本社を移転するという動きが見え、なおかつ人口の流れも同じような動きを見せている。ただ年代や場所によっては転入が多く、人口も増加している所もあるため一概には言えない。そもそも企業や人が続々と入り... 2022.12.03 書評経済学・概論
国内 ヤングケアラーってなんだろう 「ヤングケアラー」と言う言葉を初めて聞くが、法令上の定義はありませんが、一般に、本来大人が担うと想定されている家事や家族の世話などを日常的に行っている子どもとされています。厚生労働省「ヤングケアラーについて」よりとある。特に介護などのケアは... 2022.05.12 国内書評
日本 生きのびるための流域思考 「流域思考」と言うとけっこう学術的でとっつきにくいイメージが持たれる野田が、実際には台風・洪水に対しての災害対策、および防災のために川の流れを知り、対策を行う考え方を表している。毎年のように台風、さらには豪雨などによる洪水被害は後を絶たず、... 2021.11.13 日本書評
書評 西洋美術とレイシズム よく言われる「美術」となると、必ずといっても良いほど西洋美術を連想する。その美術作品の中には、当時の政治背景はもちろんのこと、連想したものの考え方などが反映される。決して「美」だけを表しているだけでない。そのため本書のタイトルにある「レイシ... 2021.05.04 書評美術
医学 ぼくらの中の「トラウマ」 人生生きていると、必ずといってもいいほど「トラウマ」と呼ばれるような出来事に出くわすことがある。それは事故や事件に遭遇するばかりではなく、ショッキングな映像を視聴してしまい、それがずっと記憶に残り続け、恐怖として残り続けるというような状況も... 2020.06.25 医学書評
書評 なぜ科学を学ぶのか もしも私が子どもたちから「何で科学を勉強するの?」と聞かれる。その時私はどう答えるのかというと、少し答えに窮してしまうのだが、一つ言えるのは、「今ある便利を学ぶ」と答えるかもしれない。もっとも科学の進化や実用化によって、今の豊かさ・便利さを... 2020.04.20 書評物理・化学
世界史 はじめての三国志 今となっては中国大陸における歴史のなかでは特に根強い人気があり、派生した作品も数多くあるほどにまでなった三国志。日本における時代としてはちょうど弥生時代にあたる。その三国志にて派生した創作もあり、なかなか史実がどうなっているのか分からないと... 2020.04.18 世界史書評
書評 銀河帝国は必要か? もはやAIの技術が進化しており、ロボットが接客をすると言った時代にも入っていたとも言われている。もっともロボットにより人間の働ける所が少なくなってくると言った論者もおり、果たしてそうなるのかはこれからの技術革新になってからという他ない。本書... 2020.04.08 書評評論
書評 入門 万葉集 昨年の5月1日に、30年以上続いた「平成」の時代が終わり、元号が「令和」に改められた。もう間もなく1年の時を迎える。そもそも「令和」は、この万葉集から取られており、原文では、「于時初春『令』月 氣淑風『和』 梅披鏡前之粉 蘭薫珮後之香」(巻... 2020.04.07 書評評論
哲学 宇宙はなぜ哲学の問題になるのか 宇宙は解明できていないものが多くあり、実際に無限なのか有限なのかも未だに不明である。もっとも人間の思考の域を遥かに超えていることは明らかだが、実際に「どこまで」というのは未だに分からない。もっとも宇宙論を哲学で語るのは難しいように思えるのだ... 2020.04.04 哲学書評