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アスキー新書

破壊者の流儀 不確かな社会を生き抜く“したたかさ”を学ぶ

「破壊者」と言うと、今から12年前に逝去されたとある破壊王を思い出してしまう。それはさておき「破壊」と言うとネガティブなイメージを持つ人もいるのだが、その破壊でもって新たな変化を呼び起こすこともあるのだという。もっとも「破壊」とはいったい何なのか、そのイメージする人物とはいったい誰なのか、本書は「破壊」を基軸にした考え方を取り上げている。 第1章「席入り 空気を読む」 空気などを作り変えるには「空 […]

スマートテレビ―スマートフォン、タブレットの次の戦場

私の家にはテレビがない。そもそもテレビを見ることがないためである。ただ年に1回実家に帰った時にテレビを見ることがあるのだが、地上波それほど観ず、だいたいはBSやCSといった衛星放送が多い。衛星放送だと専門に扱った放送が多いので、面白さがある。 本書の中身はスマートテレビだが、自分自身スマートテレビは見たことがない。色々な方法でテレビを見ることができ、なおかつテレビを通じてYouTubeなどの動画共 […]

イエスはなぜわがままなのか

私が保育園時代の時、毎月のように礼拝が行われており、その中で新約聖書の一部の朗読を聞いたり、毎日の食事などで「アーメン」をしたりすることがあったことを思い出す。その後あまり新約聖書を読む機会は減ってきたのだが、最近になって聖書がビジネスに効果があると言うことから、少しではあるが読むようになった。 本書はそういった聖書を元に、人生にとって役立つことではなく、「本当のところイエスはワガママだった」と言 […]

手塚治虫―知られざる天才の苦悩

現在「ヤング ブラック・ジャック」というアニメが放映されているのだが、その原作者は手塚治虫氏(以下:手塚氏)である。言うまでもなく「ブラック・ジャック」こと間黒男がどのような「過去」だったのかというエピソードを描いている。ほかにも手塚氏は戦後最初のヒット作となる「新宝島」をはじめ「鉄腕アトム」「火の鳥」「リボンの騎士」など数多くの作品を残し、戦後マンガ界の礎を築いていった。またアニメの世界でも「鉄 […]

明日のコミュニケーション―「関与する生活者」に愛される方法

コミュニケーションツールの進歩はインターネットの隆盛により、飛躍的な進歩を遂げることになった。特にTwitterやFacebookは世界的にも発展しており、口頭の会話以上に存在感を示しているといえる。 そのコミュニケーションの変化に伴い、消費者として、生活者としての行動の変化も出てきている。その「変化」を垣間見るとともに、今後どのような傾向になるのか分析している。 第1章「「関与する生活者」がつな […]

江戸「粋」の系譜

「粋」という言葉は「いき」と読む人もいれば、「すい」と読む方もいる。江戸時代にはそういった「粋」と呼ばれる人物や文化があり、落語や歌舞伎などでそれが伝承し続けられている。 しかしその「粋」はどこから生まれ、育てられ、現代に根付いているのか、本書ではそのことについて取り上げられている。 第1章「江戸時代のメディア・プロデューサーたち」 「メディア」と言うとテレビや新聞、週刊誌などがあるのだが、江戸時 […]

食は国家なり!~日本の農業を強くする5つのシナリオ

誰が言ったか忘れてしまったのだが「環境問題は「食糧問題」だ」と主張している方がいた。もっとも環境の変化により、農作物が育たず、飢饉が出てきて、それが食糧問題に発展していくという展開であるが、あながち嘘ではない。日本は食料自給率こそ39%(カロリーベース、平成25年現在)という現実はあるのだが、飢饉になってしまったことは戦後一度も起こっていない。 「食」は人間が生きていくうえで大切なことの一つである […]

ルポ 電子書籍大国アメリカ

2010年に「電子書籍元年」と呼ばれ、それ以降電子書籍プラットフォームや電子書籍サイトが次々とでき、なおかつ電子書籍も次々と出てきた。しかし現在日本では電子書籍が浸透しているのかというと必ずしもそうとは言えない。もちろん浸透しているものもあれば、今もなお紙媒体を信用している人も少なくない。私も電子書籍をいくつか読んだことはあるのだが、玉石混交のような状態である印象である。 ではアメリカではどうなの […]

ストラディヴァリウス

楽器の中でも最も有名であり、なおかつ価格も数億、場合によっては数十億にものぼる「ストラディヴァリウス」という楽器なのだが、その楽器には未だ謎に包まれているものがあるという。もっともストラティヴァリウスはアントニオ・ストラディヴァリという人物によって作られたものであるのだが、ストラディヴァリを含め、人物と楽器の謎にはどのようなものがあるのか、そして解き明かされたものとはいったい何なのか、そのことにつ […]

3秒で落とす 元祖!「1枚企画書」

私自身、いろいろな「企画書」を作ることがあるのだが、その企画書をできるだけ簡素に、なおかつわかりやすくつくるために、A4版用紙「1枚」で作り上げる必要がある。現在ビジネス書のコーナーに行くと、方法はさまざまであるが、「1枚企画書」に関する本は数多く存在する。本書の冒頭にも挙げられているが「1枚企画書ブーム」というのもあったのだという。 その「1枚企画書」の元祖となったのが本書であるという。本書は、 […]