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アメリカ

エリー(C)―茅ヶ崎の海が好き。

昨年の8月のライブを最後にサザンオールスターズは無期限の活動休止となった。ファンである私は再び「サザンオールスターズ」が復活し、ライブを行い、シングル・アルバムを出すことを切に願っている。 サザン関連と言ってしまうとかなり失礼だが、本書の著者はあの桑田佳祐の実姉であるが、この方は本書を完成して10日後に帰らぬ人となった。つまり本作は史上唯一の桑田佳祐、及び茅ヶ崎についての自分自身の話を一冊にしたも […]

失墜するアメリカ経済―ネオリベラル政策とその代替策

昨年10月にアメリカの大手証券会社リーマン・ブラザーズが倒産し、世界恐慌がはじまった。もともとアメリカのサブプライムローンの焦げ付きから端を発したものであるが、世界的に景気が冷え込んだのがちょうどこのころであったのではじまった時が前述の時で差支えないだろう。 アメリカはサブプライム問題までは世界一の経済大国として各国に猛威をふるっていた。「大国」という言葉をまかり通らせるほどの軍事もさることながら […]

グローバル・ジハード

もうすでに分かっていることだが「ジハード」と言うのはイスラム教の「聖戦」を意味している。ではなぜこのタイトルになったのかと言うと1998年に遡る。オサマ・ビンラディンがアメリカに対し「グローバル・ジハード」を宣言した年である。当時のアメリカ大統領はビル・クリントン。妻が誰とかはもう言うつもりはない。この時からすでに「テロとの戦い」はひそかに始まっていた。 それが顕著となったのはあの9・11である。 […]

アメリカ人弁護士が見た裁判員制度

2009年5月21日から裁判員制度がスタートする。それに向けて、もうすでに裁判員候補者へのはがき送付が行われており、しかもそれが公表されるという騒ぎも発生している。裁判員制度に関して、まだまだ課題が山積しており、スタートに向けても前途多難な様相を見せている。 本書は日本の裁判員制度の参考とした一つである陪審制をとっているアメリカの弁護士であるコリン・P・A.ジョーンズが書かれた一冊である。ちなみに […]

言われた仕事はやるな!

「最近の若者は…」や「最近のサラリーマンは…」といった「俗流○○論」というのが非常に多くなっている。そういう意見が出ると「じゃああなたたちはどうなのよ?」と返したくなるのが私であるが。 さて本書の表題を見ると、「上司などからもらった仕事は一切手をつけるな」と一見思ってしまう。しかし表題はそのように見えて、実はチャレンジの出来る企業、「人をしかる」企業がなくなっているということを憂いて著者はこういう […]

暴かれた[闇の支配者]の正体

本書は世にも恐ろしい「闇の権力」について暴いている1冊である。その「闇の権力」とはアメリカの「ある」勢力と書かれているが、おそらくハゲタカファンドであったり、もしくはマフィアであったりと想像できるかもしれないが、実態は私も謎である。しかしアメリカの政治の中枢と関わりあいをもっている可能性は非常に高いだろう。しかし少し読んでみると、 「暴力舞台を背後で操るアメリカの特定勢力のことを、便宜上“闇の権力 […]

こだわりアメリカン・ルーツ・ミュージック事典

本書はアメリカン・ミュージックの草分け的存在である60人の足跡をCDとともに紹介している。当然フランク・シナトラをはじめ、エルヴィス・プレスリーやレイ・チャールズなどジャズやカントリー、フォーク、エレキ・インスト、ロカビリーなどジャンルを問わずに紹介している。 ちなみに著者は12年前に東京から神奈川の茅ヶ崎に居を移したという。茅ヶ崎と言えば真っ先に浮かぶのがサザンオールスターズの桑田佳祐の出身地で […]

合衆国再生―大いなる希望を抱いて

今年11月に行われるアメリカ大統領選で初の黒人大統領を狙うバラク・オバマの自伝である。 本書の表題からしてオバマ自身の政策及び思想が盛りだくさんであった。しかしちょっと気にかかるのが本書の総扉を1枚開いた所には祖母と母への愛情が書かれていた。本書の中身もさることながらオバマの製作の構想の根幹がこの2人の女性によって支えられたものかも知れない。 印象に残ったところをピックアップしてみる。第1章では二 […]

サブプライム問題の正しい考え方

昨年の夏からアメリカの住宅ローン市場が急速に減衰した。その背景はサブプライムローンの焦げ付きによるものである。その損失のよる累積は2000〜3000億ドルにもなるほど大規模なものとなった。これにより世界的にも経済が減速しており、中でも中国をはじめ急激な経済成長を遂げた国は大打撃を受け、経済は大きく減衰したとされている。 日本も例外なく下り坂になったがほかの国と比べて下げ幅は小さかった。とはいえ打開 […]

アメリカの世界戦略

アメリカの世界戦略を語るに避けて通れないのが「戦争」である。第二次世界大戦後アメリカはいくつかの戦争を行ってきた。有名なものでは、ベトナム戦争や湾岸戦争、最近ではイラク戦争も挙げられる。戦後のアメリカを見ると民主主義というよりも帝国主義に傾倒しているように思える、それを維持していくためには日米関係はもちろんのこと欧州との協調関係も保たなくてはならないというジレンマも見えてくる。 アメリカ外交は非常 […]