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メディア

NPOメディアが切り開くジャーナリズム 「パナマ文書」報道の真相

かつて「パナマ文書」なるものがあった。国内外問わず財界人がリストアップされるほどであり、なおかつ財界人の「タックスヘイブン」を行ったことによることで大きな話題となった。もっともそれを報道したのはNPOメディアであったのだという。「パナマ文書」がなぜ出てきたのか、そしてNPOメディアとはどんな存在なのかも併せて取り上げている。 第1章「パナマ文書の衝撃」 もともと「パナマ文書(「パラダイス文書」とも […]

信じてはいけない 民主主義を壊すフェイクニュースの正体

ニュースにしても、情報と同じく濁流のように流れるようになっているのだが、その中には「フェイクニュース」と呼ばれるような「誤報」や「虚報」が存在する。そのフェイクニュースとはいったいなぜできあがり、世界的に影響を与え、民主主義の在り方を壊すのか、その仕組みと実態を明かしている。 第1章「フェイクニュースとは」 「フェイクニュース」という言葉が出てき始めたのが2016年12月に起こった「ピザゲート発砲 […]

メディア不信――何が問われているのか

メディア不信は日本に限ったことではなく、先進国を中心にあるのだという。もっとも日本ではメディアにおいて誤報があったとしても簡単に謝罪しないし、事実と異なることを取り上げたとしても、開き直ることさえあるなど、既存メディアに対する不信感は強い。本書でも取り上げるのだが、それはドイツ・イギリス・アメリカにも同じようなことがあるのだという。そもそもメディア不信はいつからあったのか、各国の現状とは何か、その […]

図説 日本のメディア

「日本のメディア」にも今となっては多岐にわたるのだが、メインとなっているのは、新聞・雑誌・テレビが中心となっている。さらに新興としてインターネットなどが挙げられる。もちろん広告にしても一種の「メディア」であり、メディアとひとえに言ってもニュースのみならず、マーケティングの一種にもなっている。 そもそも日本における「メディア」とはどのように定義し、なおかつそのメディアをどのようにして利用していくのか […]

童謡の百年

童謡というと、幼稚園から小学生にかけて多くの人が歌われる。もっとも自分自身もその時代に多く歌ったことを記憶に残っている。童謡を歌っていくと、日本の春夏秋冬をはじめとした風情を歌で知ることができる要素が多々ある。もっとも童謡自体100年の歴史があるのだが、そもそもなぜ童謡が誕生して、子供たちに広く歌われるようになったのか、そのことを取り上げている。 第一章「童謡の“誕生”」 童謡は簡単に言うと「わら […]

挑発的ニッポン革命論 煽動の時代を生き抜け

なんともセンセーショナルなタイトルであるのだが、アメリカが現時点で「煽動」と呼ばれる時代に来たという。その煽動が世界に伝播して時代をつくっているのかも知れない。そのような時代の中であたかも「挑発」しているかのように日本に対して煽動の時代をどう生き抜けば良いのかを提言しているのが本書である。 第1章「トランプ旋風と煽動政治――9.11からフェイクニュースへ」 ドナルド・トランプが大統領に就任する以前 […]

ネットメディア覇権戦争 偽ニュースはなぜ生まれたか

私自身毎日のニュースはネットで見ることがほとんどである。速報はもちろんのこと、少しだけ詳しいニュースにしてもけっこうネットで見てしまうためである。かつては新聞もいくつか読むことがあったのだが、いつしかネットだけにシフトしていった。 しかしネットの情報は玉石混淆であり、そのために批判的、あるいは懐疑的に見ていくことによってニュースのリテラシーや考え方を身につけることも大切であるのだが、それを鵜呑みに […]

DeNAと万引きメディアの大罪

タイトルからして縁起悪いものであるのだが、事実昨年の12月にあるDeNAが管轄しているキュレーションサイトに、医療検証がお子合われていない指摘もあれば、広告誘導を行われるような行為があったと言うものである。そのことから指摘されたサイトを含む10ものキュレーションサイトが全て閉鎖されるようになったという。 もっともインターネットのサイト・ブログなどでは事実無根の内容や信ぴょう性の薄い内容など、逆に確 […]

絵本とジャーナリズム

本にしても新聞にしてもニュースを伝える媒体の一つでもある。もっとも絵本でも「挿絵」や「風刺画」といったものまで存在する。その存在する絵本にもジャーナリズムが存在しており、子どもたちなどの読み手にどのような影響を与えるのか、ジャーナリストである著者が講演の中で述べているものを書籍化している。 第一章「「幼子(おさなご)」は人生にとってどんな時期か」 「幼子」と言ってもどのような時代か、簡単に言うと幼 […]

若者離れ 電通が考える未来のためのコミュニケーション術

「若者の○○離れ」という言葉が盛んに出てきている。特に出てきているのは「若者の人間離れ」…でなはなく、「車離れ」などが筆頭としてある。その他にも多岐にわたる「離れ」が存在する。その背景には売る側、提供する側が「若者」に対する意識が離れる、いわゆる「若者離れ」が起こっているのではないかと本書の著者たちは指摘している。本書はその若者離れがどうして起こっているのか、そしてどのような対策が必要かを取り上げ […]