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不思議

ふしぎな社会 おかしな行政

社会や行政は時代とともに変化をしていくが、その「変化」が「不思議」なものであったり、「おかしな」ものであると考える人が多い。しかもそれが行政や社会の中枢にいる人にしかわからないものがある一方で、その中枢の外でしかわからないものもある。 それはさておき、本書は省庁の行政改革などに携わった中で出てきた「課題」や「不思議さ」「おかしさ」といった所の考察を行っている。 第Ⅰ部「社会と行政をゆがめる無知と誤 […]

世界を、こんなふうに見てごらん

動物の見る「世界」は実に不思議なものである。本書は動物行動学者が綴った動物の視点と自らの視点をあわせ持ったエッセイ作品集である。 全部で10編のエッセイと1編の講演録が収録しているのだが、チョウをはじめサル、クラゲ、イルカなど多種多様な動物についても描いており、どの動物一つ一つの紹介をしている文章に動物そのものの躍動感を感じてしまうことさえある。動物を見る愉しさ、そしてその行動を知る愉しさを優しい […]

皮膚という「脳」 心をあやつる神秘の機能

人体はまさに「不思議」に満ちている。その大きな理由の一つとして「人体」の解明は進んでいても、「すべて」解明できているというわけでは無いからである。まだまだ解明されていない部分があるため、「不思議」と言えるのである。 皮膚もその「不思議」の一つである。本書は未だすべて解明されていない「皮膚」の宇宙を見ることのできる一冊である。 第1章「露出した「脳」」 本書のタイトルにあるとおりある種で「脳」の感覚 […]

ながれ星

本書は1981年に発売された同名の単行本を復刻したものである。本書の著者も2005年に逝去されたのだが、彼女の作風が人気を呼び復刻をしたものと言われている。 復刻された本書は「佐々木丸美コレクション」として過去に上梓された本を18巻にまとめたものの1つであり、本書は12巻である。 その本書は無人島が舞台で、3組のカップルと不思議な少女の共同生活を舞台にした物語である。 本書はファンタジー小説の範疇 […]

昆虫力

小学校の時に「昆虫採集」をした人はどれくらいいるのだろうか。私の小学校時代は昆虫採集はあまりやらなかったにしても外で遊ぶことと自分、もしくは友達の家でテレビゲームの半々であった。小学5年生以降になると第二・第四土曜日が休みとなったためその日の午前中は体育館が解放される。その時には友達とバレーボールやバスケットボールで遊んだことをよく覚えている。その時からか、体育で好きなのはと訊かれると、決まってバ […]