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世界

なんとなく、日本人―世界に通用する強さの秘密

表題にひかれてしまった。元長野県知事であり新党日本代表の田中康夫氏の「なんとなく、クリスタル」にいかにもパクリのような感じの表題であったため本書を手に取ってしまった。しかし内容紹介に書いてあるとおり21世紀を生きる日本人の多くは「なんとなく、日本人」果ては「地球市民」と答える人もいる。そんなぬるま湯のようなことになっていたら当然国際間の競争にも負けてしまい、ついには日本人が1人もいなくなるというよ […]

世界の貧困問題と居住運動

貧困問題についてもいくつか取り上げられているが、今回は少し貧困の中でも居住運動に目を向けてみる。家がないという貧困も少なくない。日本でも「ネットカフェ難民」や「マック難民」というのが取り上げられているが、それと比にならないほどである。お金もなければ働く当てもない。日本のようにネットカフェやマクドナルドのファーストフード店もない。本当に外が家であり、青空のもとで生活を過ごすという人たちである。本書は […]

世界の貧困―1日1ドルで暮らす人びと

世界の1%が世界の全資産の半分を独占しているという。さらに言うと世界の大多数が1日1ドルで暮らす人々であるという。富裕層は貧困から見て雲の上の存在、見えない存在となっている。逆に富裕層は貧困の生活は想像できないし踏み込むことはごくわずかである。通信企業やNGOやNPOらがようやくこの窮状を伝えたときに重い腰を上げるがそれもわずかしかいない。当然貧困を救うために今日でも募金活動は続いている。本書では […]

力士の世界

まずは、本書の表題には力士と書いてあるが、ここでは「ちからびと」と呼ばれている。なぜこう呼ばれたのかというのは相撲を見ても本書を見てもよくわかる。そもそも相撲というのは肉体的な力と力のぶつかり合いである。力と力のぶつかり合いで言ったらK-1やプロレスもそうではないのかという気がするが…。 本書は昨年の春場所に引退した元行司の33代目木村庄之助が相撲のすべてを語っている。それだけではなく「横綱の品格 […]

地球温暖化の現場から

本書は実際に著者が地球温暖化のメッセージを送っている所を何百か所も訪れて地球温暖化問題の解決の重要性を説いている1冊である。本書では特に、シベリアやオーストラリア(グレートバリアリーフ)、アルプスと言ったと所まで足を運んで行っている。著者が言うにはそのメッセージの表現の仕方は違えどいいたいこと、すなわち結論は同じであったという。現場を目撃したと語るとアルピニストの野口健氏もヒマラヤ山脈に行って同じ […]