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中公新書ラクレ

腰・肩・ひざは「ふたりで」治す – 魔法のリセット・整体

「「ひねって」治す」の続編にあたる一冊であるが、前書はあくまで「トレーニング」が中心だったのだが、本書はトレーニングよりも「整体」といったことが中心となる。そのため「ふたりで」と銘打っている。本書は理設置をするための整体などの方法を伝授している。 Part1「「背」「肩」リセット・整体 背中がゆるめば心ほがらか」 背中や肩は特に緊張しやすい箇所である。その緊張しやすい筋肉をほぐすには整体が何よりも […]

腰・肩・ひざは「ねじって」治す – 魔法のリセット・トレーニング

腰や肩、ひざはけっこうガタが来るようなことがある。もっとも肩は昔から凝ることが多く、そのことで疲れやすくなったり、あるいは動かなくなったりすることもあり、治そうにも治らない。そのことで本書を手に取ってみた。「ねじって」治すとあるのだが、具体的にどのように直したらよいのか、そのことを取り上げているのが本書である。 Part1「「呼吸」編 全てはアクビからはじまる」 「アクビ」というと脳内にある酸素が […]

23区格差

東京の中心部には23区がある。その23区には「格差」が存在するという。その存在する格差にはどのようなものがあるのか、要因と対策とはどのようなものがあるのか、そのことについて取り上げている。 第1章「23区常識「ウソ」」 その23区の中では私たちの中にある様々な「常識」が当てはまらないようなことがあるのだという。その「当てはまらない」とは一体どのようなものか、取り上げてみると「少子化」や「高齢化」「 […]

肩書き捨てたら地獄だった – 挫折した元官僚が教える「頼れない」時代の働き方

日本人は「肩書き」に弱い。「社長」や「部長」といった肩書を持つとちやほやされるのだが、その企業や肩書きから脱却する、いわゆるリタイアをする、あるいは独立をするとそのちやほやする人たちが去っていき、さみしくなってしまう。もっと言うとそのことによって地獄の人生がスタートする人もいる。 その地獄の人生を歩んだ人の一人として著者がいる。元々著者は経済産業省の官僚を勤め、上り詰めていったが、退職を機に地獄の […]

病んだ部下とのつきあい方―精神科医が教える上司の心得

冬は「うつ病」や「抑うつ」の症状が起こりやすい季節である。その理由として昼が短く夜が長い、簡単に言うと「太陽が出るのが短い」というのがある。もちろんそれはサラリーマンの世界でも例外ではなく、もしかしたら部下を持っている方の中には、そういった部下を持ってしまうこともある。その部下との接し方ひとつで、快方に向かうことも、あるいはうつを予防することもあれば、逆に悪くなってしまう引き金にもなる。そういった […]

郊外はこれからどうなる? – 東京住宅地開発秘話

「郊外」はどこにでもあり、数多くの住宅が並んでいる。実際にヘッドタウンとしての「郊外」は人口を確保するために重要な場所としてあるのだが、そもそも郊外はどのようにできて、これからどのような未来をたどっていったのか、本書は東京の郊外にフォーカスを当て、文化と人口との関連性についても言及している。 第1章「第四山の手論」 「山の手」というと、高級感のあるイメージを持たれるのだが、実際東京は坂の多い街であ […]

東京駅「100年のナゾ」を歩く – 図で愉しむ「迷宮」の魅力

最近は東京駅に行くこと自体無くなったものの、仕事の関係から東京駅に足を運ぶことは何度もあった。特に2012年には東京駅の復原工事が終わり、10月1日に全面再開業となった。また2014年には東京駅が開駅100周年という節目を迎えた。 私が初めて東京駅を利用したのは今から8年前の話、ちょうど就職活動真っただ中の時である。その時東京駅周辺では工事の最中であったことを記憶している。その際に東京駅には丸の内 […]

ハーフが美人なんて妄想ですから! ! – 困った「純ジャパ」との闘いの日々

皆さんは「ハーフ」というとどのような印象を持つだろうか。私の場合は、ハーフというとそれぞれの良いところのかいつまんだ「いいとこ取り」の印象を持ち、才色兼備の印象を持ってしまう。 しかし実際には「ハーフもいろいろ」であるのだという。本書は固定観念としてあった「ハーフ」の実態を明らかにし、なおかつ日本人(本書では「純ジャパ」と定義している)が持っているハーフの困った考え方などについて取り上げられている […]

東京ガールズコレクションの経済学

おそらく半年に一度ホットな話題として最もニュースに挙げられるとしたら「東京ガールズコレクション(以下:TGC)」くらいだろう。TGC自体は2005年8月に代々木第一体育館で、現在ほど認知されていなかったが、だんだんクールジャパンの機運が高まりだし、ほんの2~3年ほど前から世界中で認知されるようになった。会場も代々木第一体育館から2007年以降、横浜アリーナ、さいたまスーパーアリーナなどアリーナ会場 […]

理科系冷遇社会―沈没する日本の科学技術

理科系の人は冷遇されているのだという。理系というと企業の「研究職」、もしくは研究機関に就職してさらなる研究を積み、世界一の技術を生み出す。 しかし、現状では世界的にも出遅れる兆候を見せているのだという。本書はそのことについて危機感を抱いている。 第1章「地盤沈下する日本」 確か、民主党政権下で「事業仕分け」を行っていたときに、とある女性議員が「2位じゃダメなんですか?」と言うような発言が話題となり […]