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人間関係

HSCの子育てハッピーアドバイス HSC=ひといちばい敏感な子

皆さんは「HSC」という言葉をご存じだろうか。調べてみると、 「ひといちばい敏感な子(Highly Sensitive Child)」(p.2より) だという。敏感にも程度はあるのだが、空気を必要以上に読む、あるいは悪い空気やニオイ、さらには言動に対して非常に敏感であり、特にネガティブな事を受けることによっては人以上にストレスとして蓄積するようなことさえもある。もちろん悪いことではなく、感受性が非 […]

冷たい手

本書のタイトルと表紙を見るに、すぐにミステリー作品であることがよく分かる。ではどのような物語なのかというと、とある女性が旧友と出会ったときから始まる。その旧友との間には私ではとても想像することができないほどの壮絶な過去があったという。その過去の中には結婚の話もあれば、破局と言った苦い話もあった。 しかもその2人の周囲に出てくるうさんくさい人物、さらにそこから殺人事件が起こり、旧友との仲も悪い意味で […]

ボーイミーツガールの極端なもの

恋はバラのようであり、そのバラは美しいほどトゲがある。 もちろん人間関係にも刺々しいものがあり、刺激を加え方によってはケガをしてしまう。本書における恋愛の短編もそのような印象を持ってしまう。しかし本書は「刺々しい」といった言葉の所に「(物理)」と言った表現を加えるが如く、物語の合間に「サボテン」の写真を載せている所が印象的である。そのサボテンもあまり見かけないサボテンであり、珍しいものばかりである […]

世界のすべてのさよなら

「サヨナラダケガ人生ダ」 この言葉は井伏鱒二が「人生足別離」を邦訳したものであり、井伏鱒二の言葉の中でも最も有名なものとして取り上げられている。もっとも人生には出会いと別れがあり、その中でも別れは必ずといってもいいほど遭遇するものである。仲間、友人、家族…挙げるだけでもきりが無いほどにある。そして人生の最後には「この世」の別れとなる。 それはさておき、本書は同級生4人の人間関係が織り交ぜられている […]

チェーン・ピープル

「協調」と「同調」は似ているようでいて、大きく異なる。 「協調」とは、 「1.利害の対立する者同士がおだやかに相互間の問題を解決しようとすること。  2.性格や意見の異なった者同士が互いにゆずり合って調和をはかること。」(「広辞苑 第七版」より) とある。一方「同調」とは、 「1.調子が同じであること。  2.他と調子を合わせること。他人の主張に自分の意見を一致させること。  3.機械的振動体また […]

美しい距離

人と人との間には、多かれ少なかれ「距離」なるものが存在する。距離の長さは近いものもあればと遠いのもあるのだが、家族や夫婦と言った間柄であれば、限りなく近い者と成、赤の他人であればあるほど遠いものとなる。 しかしながらその距離によっては煩わしさもあれば、孤独感を生み出す要因にもなる。近しい人が病めるとき、あなたの立ち位置はどこにあるのか。そのことについて考えるきっかけともなり得る。そのなり得る距離は […]

アッティラ!

見るからにトンデモな登場人物が連なるのだが、実に楽しげであり、表紙にもある通り、愉しく音楽を奏でている。その優しさと楽しさが入り交じっているように思えてならなかった。本書のタイトルは「アッティルカイラー」という音楽(?)集団名の略称とも言えるものであるのだが、その集団の意味を知ろうと調べるのも野暮になるほど、底抜けの楽しさが伝わる一冊であった。 私自身も音楽をやったことのある人間であるのだが、そも […]

僕らだって扉くらい開けられる

本書は超能力者が何人か出てくるのだが、使えると言ってもわずかな人もいれば、力を発揮できない人もいれば、さらには深刻なリスクを背負うような能力を使う人もいる。そう言う意味では「一風変わった」超能力者たちが集まって能力に目覚めていくという物語であるのだが、何とも言えないドタバタ感が拭えない。 しかし超能力であっても「能力」である。その能力を無駄にせず、ましてや呪うことなく向き合い、そして自分自身の「力 […]

あさ美さんの家さがし

人間生活の上で最も重要な要素として「衣食住」がある。その中でも「住環境」は、日本においては充実したものであるのだが、それにもピンからキリまで存在しており、住環境で幸せを得る人もいれば、逆に不幸を被ってしまう人もいる。中には「ホームレス」や「ネットカフェ難民」などがあるように、住環境すらままならない人も少なくない。 本書はその住環境において、様々な形態で住む人たちを物語として綴られている。方やタワー […]

なぜ、嫌いな人があなたの人生に現れるのか

人生には色々な人が関わってくる。その関わってくる中に「嫌いな人」はどうしてもいるのだが、考えようによっては嫌いな人がいなくなるようなことさえある。その「考えよう」をいかにして行っていけるのか、本書はヒーリングの視点から取り上げている。 嫌いな人がいなくなる ステップ1「人生を振り返って「気づき」を思い出す」 あなたにとって「嫌いな人」はどのような定義なのか、そのことを浮かび上げると同時に、人生の中 […]