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会社

燃える水

決してアニメ化・実写映画化されたマンガによく出てくる、「可燃性の水」の事を表している作品ではない。(映画では登場回数漫画史上No.1と標榜しているが) それはさておき、本書の舞台はとある中小電機メーカーであるが、その会社員が遺体で見つかった所から物語は始まる。しかしその事件の謎を紐解いていく内にメーカー全体を含めて、リストラ・廃業などが起こった。 しかもライバル企業の魔の手など、会社という「枠」を […]

カッコウの微笑み

ハッカーの事件は後を絶たない。大手の会社への不正アクセスのみならず、そのデータを盗むどころか、ランサムウェアを入れて、身代金を出させるような行為まで及んでいる。対象は全世界にまで広がっており、日本の企業でも実際に被害を受けているケースも存在している。 さて本書の話だが、主人公はハッカーとしての裏の仕事を行っているのだが、依頼を受けて製薬会社へハッキングを行いデータを盗むといった事を行った。しかしそ […]

Uberland ウーバーランド ―アルゴリズムはいかに働き方を変えているか―

今となっては浸透している「UberEATS(ウーバーイーツ)」は良くも悪くも有名である(むしろ悪い意味で有名になっている所が多い)。しかしこの「UberEATS」自体は元々アメリカにおける「Uber」と呼ばれる会社のコンテンツの一部であり、2014年に開始され、日本でも2016年にサービスがスタートとなった。もっともUber自体はタクシーの配車などを扱っていたのだが、そもそも今までに無かった「シェ […]

会社員が消える 働き方の未来図

「会社員」と言う言葉は俗に「サラリーマン」と呼ばれることがある。もっとも会社の中で働き、給料を受け取るといった職業のことを指す。もっとも「会社員」や「サラリーマン」の概念は戦前からも存在しており、結構前であるのだが「サラリーマン誕生物語」にて書評も行ったことがある。戦前とはいえど20世紀であるため、「20世紀の産物」と言われており、21世紀になった現在でも存在するのだが、このところ会社員そのものが […]

問題社員を一掃する 劇的! 組織改革

「改革」を進めていかなければならない時期なのかもしれない。リーマン・ショックの時にも倒産や不振にあえぐ企業は数多くあるのだが、コロナ禍になるとその度合いがさらに増している様相を呈している。特に飲食業が色濃くあり、倒産や閉店をする所も数多くある。 本書は「改革」とひとえに言っても「組織改革」として、問題社員を一掃し、有能な社員を残して能力を引き出すといった方法を示している。いわゆる「リストラ」なので […]

出世する人は一次会だけ参加します

私自身は飲み会が好きである。色々な人と腹を割って話したり、自分の知らない話を聴いたりするなど、お酒を通してだが、人との関わりを持つことができ、自分自身の知見を広めることができるメリットにもなる。 昨今のコロナウイルスの影響もあり、対面での飲み会自体が難しく、今となってはインターネット環境を利用して、「リモート飲み会」を開催すると言う話を聞くが実感としては動なのかはやったことがないから分からない。 […]

あなたのいるところが仕事場になる

ここ最近「テレワーク」と言う言葉をよく聞くのだが、元を辿ってみると1970年代にアメリカにて大気汚染緩和を目的としてはじめられたとされている。日本では2000年代にテレワークの推進をはじめていたのだが、ここ最近活発化された。その要因としては7月~8月にかけて東京オリンピックが開催され、混雑が予想される。それを回避するために奨励されている。 テレワークにも一長一短があるのだが、そもそもテレワーク社会 […]

入社3年目までに身につけたい上司のトリセツ 急なムチャぶり、理不尽な怒りを華麗にかわして成果を上げる方法

著者の横山様より献本御礼。 就職してから、会社のなかでのコミュニケーションなどの振る舞いが大切になってくる。その中でももっとも多く関わる人としては「上司」にあたる方々であるのだが、どのようにして関わるか、そして評価を受けたり、信用を得たり、努力をしたりするにはどうしたらよいかを取り上げている。 1章「評価のトリセツ」 上司や人事から評価を受けて、その後のキャリアを進めて行くにはどうしたら良いかの指 […]

黒い紙

「総合商社」というと、本当の意味で「ありとあらゆる」もの・ことを取引している会社であるのだが、販売対象はもちろんのこと、取引対象も様々である。大手であればあるほど、その対象の幅も広がり、海外にまで目を向ける企業も少なくない。 本書で取り上げている総合商社はまさに世界各地で商売をしている会社であり、中には「不適切な関係」となったことがある。その関係について取り上げた文書が届くのと同時に、脅迫文書が送 […]

イノベーションはなぜ途絶えたか―科学立国日本の危機

イノベーション(改革)は人にしても、企業、さらには業界にしても必要なことであるのだが、往々にしてイノベーションは失敗することがある。本書は日本における科学や産業におけるイノベーションが途絶えたことを主張しており、かつその原因としては日本の社会構造そのものにあるとしている。その理由と、対策について本書にて述べている。 第一章「シャープの危機はなぜ起きたのか」 今でこそ台湾の企業である「鴻海」の傘下と […]