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会社

ニトリ 成功の5原則

私自身生まれも育ちも北海道であるため、北海道に誇りを持っている。その誇りとなる企業も数多くあり、その一つとして「ニトリ」がある。そのニトリの創業者である著者は2015年に「私の履歴書」が連載され大きな反響を生んだ。札幌市にて家具店を創業し、日本中、さらには世界を股にかける一大家具メーカーにまで成長したのだが、なぜ成功した。本書は5原則をもとにして提示している。 第1章「「ロマン」で人は生まれ変われ […]

さらば大樹の陰

サンライズパブリッシング様より献本御礼。 本書における「大樹」は会社のことを表し、その「陰」はその傘に隠れながら働くという人のことを表すのかも知れない。しかしその大樹の陰に隠れることによって安定した生活を送ることができるのかというと、必ずしもそうとは言えない。一つの理由として「ワーキングプア」と呼ばれるものが今もなおある。 大樹の陰に隠れて生きていくよりも、独立を行い、なおかつ自分自身の考えで稼ぎ […]

私たちのしごと――障害者雇用の現場から

日本では昭和35年に「障害者雇用促進法(障害者の雇用の促進等に関する法律)」が制定し、障害者に関する雇用が積極的に行われるようになったのだが、当時の法律は「身体障害者」が中心であったのだが、後に知覚・精神と様々な障害へと範囲を広げられるようになり、今年に至っては法定雇用率の算定基礎など大きく改正されることとなった。もちろん企業も障害者雇用に対して積極的に行われているのだが、そもそも土のように進んで […]

フリーバード 自由と孤独

著者の谷口氏より献本御礼。 海外で活躍する日本人は数多くいる。中には日本国籍を捨て外国国籍で活躍する日本人もいる。有名どころでは2014年にノーベル物理学賞を受賞した中村修二教授もその一人である。 本書の話に移るのだが、本書は「天国にいちばん近い島」として知られるフィジー共和国にて学園をつくり、活躍している著者の生涯を綴っている。 第1章「スピード違反」 そもそもフィジーに渡るきっかけとなったのは […]

シリコンバレー式 最高のイノベーション

ダイヤモンド社様より献本御礼。 イノベーションをする事は非常に大切なことである。しかしイノベーションをするにしてもどのように行っていけば良いのか分からない。その分からないイノベーションをするにも「コツ」があったり、実践の仕方があったりする。その仕方や考え方についてシリコンバレー発のノウハウを伝授しているのが本書である。 第1章「イノベーションのカギは多様性と模倣」 イノベーションをするにしても全く […]

世界ナンバーワンの日本の小さな会社

調べるところによると日本には約580万もの会社が存在する。(総務省統計局「日本の統計」第7章 企業活動 より・平成26年現在)よく知られている所からあまり知られていない所、大小・零細関わらず数多く存在している。会社によっては限られた地域で活躍する所もあれば世界を股にかけて活躍している会社も存在する。本書は小さな会社であるのだが「世界ナンバーワン」と誇れるような会社を紹介している。 第1章「ベンチャ […]

ブランド力 ~今、企業や自治体に求められている大切な価値

ブランドは個人にしても、企業にしても、さらには自治体にしても「ブランド」は大事なものである。そのブランドはなぜ必要なのか、それをつくり、育てることをどうするのか、そのことを論じている。 Chapter1「なぜ、今ブランド力が必要なのか」 ブランドは一日にして成らずとも言える。ブランドをいったん作るにしても、そのブランドを育て、形作り、広めていくための企業努力は必要になる。それは個人にしても、企業に […]

ブラックナイト

「ブラック」と言う言葉はなんとも色々な意味を持つ。最近でも話題となる「ブラック企業」「ブラックバイト」もあれば、社会にしても、企業にしても、多かれ少なかれの「闇」が存在する。 その「闇」にあたる存在はどのようなものか、それは企業社会の中に発生しているものなのか、もしくは人から発生しているのか、あるいはその両方なのか、真の原因は不明なのだが、その「闇」は一つ一つの出来事を通じて大きくなっていく。 本 […]

産業医が見る過労自殺企業の内側

過労自殺や過労死と言った労働的な事故・事件は数多くある。もっともメディアでああ使われるのはその一部だけであるのだが、他にもメディアで扱われないだけあり、様々な労働事故・事件が起こっている。 本書はその中から2015年末に話題となった「電通自殺事件」を筆頭になぜ起こるのか、そしてそれを防止・予防するための産業医の役割とうつ対策を会社・個人単位でどうすべきかを取り上げている。 第1章「産業医とは何をす […]

小さくても勝てます

ダイヤモンド社様より献本御礼。 企業の勝ち負けは会社の規模によるものではない事はよく知られているのだが、実際にケースモデルとなっていることはほとんどなかった。本書はその数少ないモデルケースの一つであるのだが、西新宿にある小さな理髪店が行列店に変わった際の戦略を余すところなく伝えている。 第1章「戦略的発想で志を追いかける」 理容室飲食店と同じようなチェーン店化の一途を辿っており、なおかつ競争の激し […]