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働く

Sign with Me~店内は手話が公用語

商品が多様化するように店もまた多様化する。 様々な環境に置かれ、様々なハンディを持つことももはや珍しくない。耳が聞こえず、手話でしか話すことのできない、いわゆる「ろう者」もまたその一部である。 その「ろう者」の為のカフェが東京都文京区本郷に存在する。 その名も「-SocialCafe- Sign with Me」 本書はそのカフェが設立するまでの経緯を綴っている。そこには、日本が「バリアフリー社会 […]

いい奴じゃん

多くの新入社員は研修が終わり、いよいよ本当の意味で社会人人生のスタートである。大いなる社会の荒波に揉まれて図太くもあり、強く生きることが求められる時代である。 その一方で、「ロストジェネレーション(通称:ロスジェネ)」と呼ばれる世代はバブル崩壊の煽りを喰らい、大工など学校を卒業しても就職先が見つからない。見つかったとしてもリストラにより首切りの対象となり職を失うといったことになり、路頭に迷う人も出 […]

シマウマの逃げ方 ライオンの追い方

株式会社ワダエンジニアリング 島津様より献本御礼。 最近では「草食系」「肉食系」という言葉がよく出くわす。主に私たち、もしくはその周りの人たちを揶揄しているのだが、ビジネスの場でもそのような言葉を使うところもあり、ビジネス書にも存在するほどである。しかしどちらが良い・悪いかはそれぞれの良し悪しがあるため、区別することは難しい。 本書の話に移るが、本書はその草食系を代表する「シマウマ」と肉食系を代表 […]

キミが働く理由

戦後からバブル経済まではタイトルのことについて考える人はほとんどいなかった。しかしバブルが崩壊し、終身雇用神話も崩れ、明日にも会社や仕事が無くなってしまうような時代である。「生活のため」という人もいるだろう。「失われた10年」を経ても、働いても生活費がままならない、すなわち「ワーキング・プア」に苛まれている人もいると考えると、その考えは仕方がない。 しかし「働く」というのは本当に「生活」しか考えら […]

働く意味とキャリア形成

高度経済成長期は「働くことの意味」を考えることなく、只々目の前の仕事に対して一生懸命になることで生計を立てたり、生き甲斐と思ったりすることがあった。転職もあまりなく、一度就職した会社に約40年間勤めることもできた。「24時間働けますか」という時代でも誰しも不満に思うことが少なかった。 しかし高度経済成長も終わり、バブルが弾けた頃から「働くこと」への意義を見いだすことが始まった。ただ「労働観」に関し […]

ポジティブ思考なんて捨ててしまいなさい!

こういった時代のせいなのか、ビジネス書や成功本といったものが売れに売れている。現に公認会計士・経済評論家の勝間和代氏の本は飛ぶように売れており、勝間氏は政府からマスコミから引っ張りだこの存在にまでなった。成功本やビジネス本など「働く」ということに悩んでいる表れであろうか。 しかしその成功本やビジネス書でもよく語られるのは「ポジティブ思考」というものが多い。「ポジティブ思考」というのは別に悪いわけで […]

働く理由 99の名言に学ぶシゴト論。

今年の新入社員は会社に入り始めてもう3カ月たつがもうそろそろ慣れてき始めたのだろう。 来年新入社員になる学生は不況による就職難の中、就職先を必死に見つけようとしているだろう。 私も社会人2年目として様々な困難に直面しているところである。 社会人として少し過ぎたのだが、「人はなぜ働くのか」という疑問は今も抱いており、社会人として引退する、もしくは亡くなるまで考え続ける「永遠の課題」の一つと言える。 […]

これから何が起こるのか

「ワークライフ“アンバランス”」の著者である田島弓子氏つながりということでもう一つ。 実は上記の著書を書評した時にお礼のメールが届いた。セミナーでも著書でも「智恵」を使っているということに疑問を持ったのだが、田嶋氏によると本書の著者である田坂広志氏のファンであることで、 「知識社会で活躍するのは、職業的な智恵で仕事をしている人」に影響を受けたそうである。 そのルーツを調べるため、田坂氏の著書を手当 […]

社員を働かせてはいけない

本書を読む前にこの表題からして思ったことは社員は「働かなくていいのでは」ということなのかと勝手に解釈してしまった。しかし本書はそういうことを言うのではなく強制的な意味で「働かせる」ということをやめろと言っている。若者は給料のために強制的に働くのではなく、自分の手に職をつけるという意味でたとえ勤務地が過酷でも給料が安くても「働きたい」という能動的なニュアンスを持っている。そう考えると今日の労働観とい […]