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入門書

やさしい古典案内

最近では「ビジネス書」をよく見かけ、当ブログでもビジネス書をよく取り上げる。しかし最近になって「貞観政要」などの古典にも目を向こうとしており、これから書評に関するシリーズを挙げているが、いずれも「古典」にフォーカスを当てている。 元々古典は読みにくい印象があったのだが、読めば読むほど、その作品についての深みを覚え、読んでいくうちに時が過ぎるのを忘れてしまう。まさにじっくり読むためであり、考え方とし […]

ビジネスパーソンの街歩き学入門

私は最近仕事の昼休みには散歩を行う。プロジェクトにより職場が変わるため、変わった先のことについて調べることもあれば、仕事ではあまり触れることのない外の空気に触れることがなによりの楽しみである。 著者の藤巻幸夫氏も街歩きを行ったことにより、様々な発見をし、ビジネスに直結させてきた、人脈も広げてきたという。 一見ビジネスに直結しないような「街歩き」について本書は感性・思考力・目の付けどころ・人脈などを […]

不況は人災です! みんなで元気になる経済学・入門

今となっては「不況」と言う言葉が常態化している。「失われた10年」を乗り越え、ようやく好景気にさしかかった時も、世間の反応は冷やかであった。それからしばらくして「リーマン・ショック」が起こり再び不況の状態となってしまった。それからずっと景気は停滞状態にあり、先行きも不透明のままである。 しかしこの「不況」という状態は誰がもたらしたのかということが経済学者、もしくは評論家の間で議論される。しかし実際 […]

やさしい精神医学入門

精神医学が認知されだしたのはごく最近のことである。この言葉が使われ始めたのは19世紀になってからであるが、実際に精神分析が行われるようになった時は1850年頃、それ以降、ブロイラーやフロイトなど精神分析の権威も生まれてきた。 日本では精神科という医療のカテゴリーができた1950年あたりに形作られたが、東京裁判において思想家の大川周明が精神的疾患(後に梅毒と判明)により免罪となった所を考えると戦前・ […]

問題解決のためのファンクショナル・アプローチ入門

一昨年の夏に「ワンランク上の問題解決の技術《実践編》」が発売された。著者の横田氏の処女作である。私の中ではもっとも重要な位置にいる一冊で、この本がきっかけで考え方が変わっただけではなく、セミナーや勉強会に参加するようになったきっかけにもなった。 本書の著者である横田氏は改善士として、3月にTBS系列で放送されている、人間ドキュメンタリー番組「情熱大陸」に出演し、翌月にはファンクショナル・アプローチ […]

超訳 ニーチェの言葉

「ツァラトゥストラはかく語りき」「曙光」でおなじみのニーチェの名言集と言える一冊である。ニーチェの作品は大学・社会人に渡って何度か読んだことはあるのだが、哲学書の中でも難しい部類に入るほど読みにくく、一冊読むのにも時間がかかる。それもそのはずでニーチェ自身が難解な事柄を思索しながら真理を見いだしていったというひとの用に思えるのだが、じつは反キリストとしてこの世における真理や道徳を解き明かしたという […]

ビジネス読解力を伸ばす未来経済入門

株式会社オトバンク様より献本御礼。 2008年の10月にリーマン・ブラザーズの破たんにより、経済は世界的に後退していった。「経済」と言うと国単位での「経済政策」や様々な催しからの「経済効果」、家庭単位での小さいもので言えば「経済事情」と「経済」は様々な場で使われる。本書は国単位とったマクロな部分から経済を見ているのだが、様々な国の経済を垣間見ることができ、興味深く作られている。 第一部「時代の流れ […]

ベーシック・インカム入門

ベーシック・インカムというのは直訳すると「基本所得」であり、労働状況や今の職業の有無に考慮せず、無条件で一定の額を給付できるというシステムである。今まさに定額給付金のことを言っているのではという声もあるが、これにも若干似ているが、この定額給付金システムを毎年のように所得として支払うというシステムをいう。世界的には約200年もの歴史を持つといわれているが、あるいはどの国が行っているのか、行っている国 […]

「書評の部屋」ボツネタ集その1

本来であれば昨年の12月31日に企画していたものでしたが、とある事情により断念してしまった企画です。 考えてみれば明日は「蔵前トラックⅡ」になって1年、書評を始めて2年、ブログを始めて3年となる節目です。 そこでこの日は書評のボツネタを取り上げていこうかと思います。 まずはこちら。 ボツ理由:辞典なだけにこれだけしか書けなかったから。経済はほとんど勉強していなかったもので(汗)。 経済学用語辞典 […]

ギリシア神話入門―プロメテウスとオイディプスの謎を解く

誰もは一度「ギリシャ神話」というのを聞いたことがあるだろう。「ギリシャ神話」についてはもっと深く学ぼうとすると日本神話に匹敵するほど奥が深く、さまざまな神の名前などを知る必要があるので結構とっつきにくいものがある。本書はギリシャ神話を学ぶ「入口」としてとらえるといいだろう。 第一章「ヘシオドスのプロメテウス神話」 ギリシャ神話と言っても一口で語ることは難しい。これは日本神話も同じことが言える。さて […]