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分析

1日10分であらゆる問題がスッキリする「ひとり会議」の教科書

「これからひとり会議を始めます」 「会議」というと複数人集まっていろいろなことを決めたり、情報共有したり、とやり方は様々であるが、たいてい多く集まれば集まるほど「船頭多くして船山に登る」が如く、なかなか決められないケースが多くなってしまう。そのことによって「会議」というとなにかしら嫌なイメージがまとわりついてしまう。 しかし本書は「会議」とは言っても「ひとり」で行うものである。「ひとり」でおこなう […]

なぜ、社員10人でもわかり合えないのか

会社単位でも、プロジェクト単位でも、「組織」であることに変わりはない。規模によるのだがわかりあえることもあればわかりあえないこともある。本書のタイトルにある「10人」でも「5人」でもわかり合えない、というのは私の経験でも「よくあること」である。 では、この「わかり合えない」組織をいかにして「わかり合える」ようにするのか。本書では世界的に有名な鏡メーカーの「コミー」をもとに組織づくりのあり方を紹介し […]

「数字」は語る―3分で読み解く決算書入門―

著者の望月様より献本御礼 皆さんは財務諸表をみたことがあるのだろうか。今となって財務諸表はIR情報、有価証券報告書のデータベースサイトがあるのでだれでも財務諸表をみることができる。しかし財務諸表について見慣れていない人、あるいは数字に関して何かしらかの抵抗感を持っている人がいる。そういった人に関して、財務諸表をみると、体調が悪くなるという、「財務諸表アレルギー」の様な症状が表れてしまう。 しかし現 […]

最小限の数字でビジネスを見抜く 決算書分析術

著者の望月様より献本御礼。 大方の企業は決算処理が終わり、財務諸表の監査も大詰めと言ったところであろう。その財務諸表でもって株主総会で昨年度の業績や要員の一つのツールとなっていく。当然財務諸表は数字が多いため、数字が苦手な人にとってはストレスの発生源となり得ることだってある。 本書は数字の苦手な人のために決算書の分析の仕方を伝授している。株主総会が近付いているだけあってナイスタイミングだと私は思う […]

失敗学実践講義 だから失敗は繰り返される

本書は様々な失敗を分析し、それを今後どのようにして対処するかということを説いた1冊である。ちなみに本書では失敗を分析するために「原因」「行動」「結果」の3つのまんだらを用いている。枝葉状に原因が事細かに書かれているため何が原因かという深層まで突き詰められるところがいい。 その例示をしているのが「六本木ヒルズの大型回転ドア事故」「日本航空の連続トラブル」「JR福知山線脱線事故」「みずほ銀行システム障 […]

業界分析 組織の経済学

新制度経済学の応用として様々な業界はこの新制度経済学的にどのようであるかを考察した1冊である。 のちの書評のために第1章は特に挙げておかないといけない。 第1章は「マス・メディアの比較制度分析」という名であるが、ここでは「新聞」「テレビ」「インターネット」について分析している。新聞は時事的なものにまつわることについての情報量が膨大であるが速報性に大きく劣り、最近では歪曲されやすくなっている。インタ […]