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動物

ペットショップボーイズ

私自身ペットショップに行くことはほとんどなかったのだが、そのペットショップには犬や猫、鳥など様々な種類の動物が飾られており、その飾られているものの中で気に入ったものを飼う。実際動物を飼うとなると育てる、守るといった責任感を負うこととなるのだが、その責任感をどのようにして負うかも飼い主に迫られる。 ペットショップの話に戻る。本書はとあるホームセンター内にあるペットショップでアルバイトをしている学生2 […]

昆虫はすごい

「昆虫」と言うと、小さい頃であれば「どんな生き物だろうか」と言うような好奇心が生まれた。しかし今は虫そのものが苦手になってしまったので、昆虫にちょっとでも出くわすと嫌な気分になったり、全力でよけたりしてしまう。そういった人なのだが、こういった昆虫の不思議を知るような本で昆虫を観るのであれば、むしろ好奇心が沸いてしまう、そういった性格なのである。 昆虫には様々な種類存在する。時として私たちの知りえな […]

先生、ワラジムシが取っ組みあいのケンカをしています!―鳥取環境大学の森の人間動物行動学

本書のタイトルからしてあまり想像できないのだが、どのようなケンカになるのか興味を持ってしまう。もっと言うと本書の帯には、 「黒ヤギ・ゴマはビール箱をかぶって草を食べ、コバヤシ教授はツバメに襲われ全力疾走、そしてさらに、モリアオガエルに騙された!」 と記載されている。もうどこからツッコんで良いのか分からないくらい、ツッコミどころ満載のように見えるのだが、真面目に説明すると本書は森の動物がどのような行 […]

サボり上手な動物たち――海の中から新発見!

「サボる」というと人間特有のイメージがあるのだが、本書でいうと海の生物にも「サボる」ことが得意な動物がいるのだという。動物には色々な種類がおり、なおかついまだに解明されていない存在もいる。特に本書で取り上げるような深海生物は、いまだに発見すらできていない動物もおり、地球の神秘はまだまだあるともいえる。 本書はその海の中にいる動物たちの中で「サボり上手」な動物を紹介している。 1.「実は見えない海の […]

ジビエを食べれば「害獣」は減るのか―野生動物問題を解くヒント

ジビエとは、 「狩猟の対象となり,食用とする野生の鳥獣。また,その肉。鶉(うずら)・野兎など。」(「大辞林 第三版」より) とある。狩猟と行っても「シカ」や「イノシシ」といった種類をイメージするのだが、他にもたくさん存在するのだという。本書はその「ジビエ」と「害獣」の関係について考察を行っているのだが、本書で取り上げられる「害獣」は主に「食害」が挙げられる。 1部「陸の獣たち」 1章「どうやって野 […]

音楽を愛でるサル – なぜヒトだけが愉しめるのか

音楽を楽しめるのはヒトだけと言われているのだが、実際に家畜にモーツァルトなどの音楽を聴いて、肉の質を良くするという話があることを考えると、本当に音楽はヒトだけが楽しめるものなのかということを勘ぐってしまう。とはいえ動物は音楽を奏でたり、いろいろな音楽を知ったりと楽しむことができず、先ほどの音楽を聴く家畜も耳から得られる信号でしかないとも考えられる。本書はなぜ「音楽は人類特有のもの」かについて人類の […]

ねこの秘密

散歩をしていると時々猫を見かける。私は猫好きなので、見つけるやいなや猫の声真似をして猫の反応を見て楽しんでしまう。地味と言ってしまえばそれまでなのだが、それくらい猫が好きである。 しかしその猫も近づくだけで逃げてしまうような猫もいれば、特定の場所に落ち着いて、人間が近づいても反応しない猫、さらにはなついてくる猫とそれぞれいる。本当のところ猫はどんな性質を持っているのか分からなくなってしまう。 そこ […]

冬眠の謎を解く

季節は夏であり、そろそろ虫や動物の活動が活発化する状況になるのだが、晩秋から初春にかけては「冬眠」を行っている生物も数多くいる。その「冬眠」を行うのは変温動物がほとんどであるのだが、そもそも「冬眠」とはいったいどのような習性なのか、そしてその「冬眠」を通じてどのような効果をもたらすのか、謎が多い。 本書はその「冬眠」にまつわる謎について迫っている。 第1章「低温で生きる体の秘密」 ヒトのような恒温 […]

ぼくらはそれでも肉を食う―人と動物の奇妙な関係

今日はクリスマス。クリスマスというとケーキを食べたり、ローストチキンやフライドチキンを食べると言うことがある。その為にスーパーやコンビニでは七面鳥や鶏肉などが使われるのだが、本当のところ人間と動物の関係はどうなのだろうか。クリスマスに本書を取り上げるのは良くないのかもしれないのだが、クリスマスに肉を食べると言うことを考えてあえて取り上げてみる。 第一章「人間と動物の相互関係をめぐる新しい科学」 人 […]

殺処分ゼロの理由―熊本方式と呼ばれて

動物の殺処分は自分自身、本書に出会うまで全く知らなかった。現に家畜伝染病予防法や動物愛護法などで、特別な理由によりできるとされている(伝染病の危険、あるいは実験動物の役目終了などによるもの)。しかし、熊本県は殺処分に関する対策を行い、限りなくゼロに近づけたのだという。これが世界中に「熊本方式」として注目された。 本書は「熊本方式」がどのようにして成り立ったのか、本書では方式ができるまでのプロセスを […]