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医療

末期がんから生還した患者さんが教えてくれた がんにならない体をつくる32の生活習慣

サンライズパブリッシング様より献本御礼。 がんはもはや現代における生活習慣病の代表的な病気の一つであり、かつ「三大疾病」として挙げられるほどである。しかしながら医療技術の進歩により、がんは不治の病から治る病気にまでなったと言える。その中でも末期がんからの生還は可能性が低いながらも実際に快復した方もいる。本書はその患者が著者に推して得てくれた生活習慣からの予防法を取り上げている。 第1章「現代社会に […]

リハビリ 生きる力を引き出す

怪我や障害などに対して、正常に戻すためのケアのことをリハビリ(リハビリテーション)と呼ばれるのだが、そのリハビリはなぜ行うべきか、そして現在の医療においてリハビリがいかに重要なのか、そのことについて取り上げている。 1章「リハビリテーションとは何か」 「リハビリ」とは、 「障害者をして身体的、精神的、社会的、職業的、経済的にできるかぎり有用性を回復させること」(p.2より) とあり、社会的な活動を […]

投資型医療 医療費で国が潰れる前に

医療費が高くなっていると言われている。また医療のあり方についても問われることがある。なおかつこれからの医療が問われることは長らく議論が行われている。しかしながら、いずれも解決の糸口すら見えないほど迷宮入りしているほどである。 本書の話に移る。本書は迷宮入りしている医療についての問題点を指摘しながら、「投資型医療」を提言している一冊である。 第1章「「医療がしていること」と「医療ができること」の大き […]

コミュニティナース ―まちを元気にする“おせっかい”焼きの看護師

ナースという言葉も最近はなかなか聞かなくなった。今となっては「看護師」と呼ばれるのかもしれない。 話は変わるが、本書は患者だけでなく、その患者の住む地域を元気にするために働く看護師、いわゆる「コミュニティナース」がいかにしてできたのか、そしてコミュニティナースの活躍とこれからについて取り上げている。 第1章「「何もできない私」がスタートラインに立つまで」 著者の小学生の頃からコミュニティナースにな […]

脳梗塞・心筋梗塞・高血圧は油が原因 動脈硬化は自分で治せる

生活習慣病は年々増えており、それによる死因もある。その原因による突然死もあり、その原因は心筋梗塞や脳梗塞などが原因としてある。その生活習慣病は日々の健康管理で治せるとあるのだが、どのように直したら良いのか、その研究と方法を採り上げている。 第1章「門外漢の医師だから追究できた「動脈硬化の嘘」」 突然死をはじめとした脳梗塞や心筋梗塞などの原因となるものとして「プラーク」なるものがあるという。そのプラ […]

ぼくらの村からポリオが消えた

「ポリオ」とは正式には「急性灰白髄炎(きゅうせいかいはくずいえん)」と呼ばれ、通称は「小児麻痺」としても挙げられる。また英訳すると「ポリオマイアライティス」という。それが略されて「ポリオ」と呼ばれている。日本では現時点では罹患者はごくわずかではあるのだが、ポリオワクチンを巡った動きについては神奈川県を中心に2010年代前半にあった(国産不活化ワクチンの動きであり、国の承認に先立って神奈川県が先立っ […]

これからのナースに実践してほしいこと

著者は昨年7月18日に逝去した。105歳という、大往生だった。 逝去するまで長らく現役医師を貫き、現代医療のあり方の道筋を示した開拓者でもあった。医療の場の中でも著者自身が提示・提案したものが数多くある。逝去してまもなく1年を迎えるのだが、その著者がナースなど医療を行う方々に対してどのようなメッセージを残したのか、著者自身にて綴ったのが本書である。 1章「ナースがプライマリ・ケアを担う時代がやって […]

医療防衛 なぜ日本医師会は闘うのか

私自身はあまり病院には行かないのだが、病院という医療の場であるのだが、その医療の場の中でも報道などの「闘い」が存在する。その闘いは病院のみならず、日本の医師を束ねる「日本医師会」もまた「闘っている」。その闘っている中でどのような闘いと未来があるのか、そのことを取り上げている。 一日目「医療とお金の基礎知識」 医療には必ずと言ってもいいほど「お金」がつきまとってくる。そのつきまとう2つの要素はいつか […]

予防接種は迷って、悩んでもいいんだよ。

季節は冬になり、インフルエンザが流行するシーズンとなる。その対策のために、所によってはワクチンを接種すると言うようなことがある。いわゆる「予防接種」であるのだが、これはインフルエンザに限った話ではない。脳炎やかぜ、BCG、肝炎などのウィルスに対する予防接種もある。その予防接種は時代と共に変化をしているのだが、子どもに対して接種する必要があるのか、親もまた選ぶことが必要になるという。その心境と悩み、 […]

精神科、気軽に通って早めに治そう

精神科というとネガティブなイメージが強くあり、なおかつ患者もそれぞれで、なおかつ医者がそれぞれに合った治療法探しに苦慮するというイメージを持ってしまう。しかし著者は精神科医であり、なおかつ個人病院を経営しながら、精神科の実際と精神疾患の治療法について取り上げている。 第1章「「精神科」は怖い所ではありません」 冒頭にも合ったとおり、「精神科」と言うとありとあらゆる「偏見」をもたれがちである。もっと […]