医者

書評

医者のたまご、世界を転がる。

本書のタイトルが魅力的である。「たまご」はまだ一人前ではないという意味合いを持つのだが、その「たまご」が世界に向けて活躍するということを、たまごが転がる性質をなぞらえて、タイトルを付けたのかもしれない。 本書はその医師の「たまご」が世界中を...
哲学

常識哲学―最後のメッセージ

そもそも「常識」というのは何なのかということをよく考える。私自身、元々は「常識」という言葉はそれほど嫌悪感はなかったが、その言葉をみだりに振りかざす人がいたことから、その人も含め「常識」ということに対して嫌悪感を覚えてしまった。 そもそも「...
日本人

見習いドクター、患者に学ぶ―ロンドン医学校の日々

医療問題は高齢化社会や医療サービスの低下、さらには医師不足といった社会問題にまで発展している。この医療問題は「医療とは何か?」という根本的な問題にまで問われており、対応もそれによって分かれている。 で、本書の話になるが、本書は著者自身がイギ...
書評

ココロ医者、ホンを診る―本のカルテ10年分から

精神科医の観点から本を「診る」、というのもユニークである。本書の著者である小西氏は10年以上も前から毎日新聞の「毎日の本棚」欄にて書評を書き続けた。その書評のヴァリエーションは著者の専門である医学のみならず、小説や雑学に至るまで幅広く、難易...
医学

先端医療の社会学

医療技術の進化は著しい。特に最新鋭の医療を駆使して病を治療する技術のこと、そして最近叫ばれている病を治療する技術のことを「先端医療」という。医学に関して「時代の最先端」を行くという観点からも「先端医療」と解釈することができる。 「先端医療」...
医学

君も精神科医にならないか

著者の熊木様より献本御礼。 「21世紀は「心の世紀」である」と何度行ったのだろう。 モノの豊かさによって測られていた20世紀から、モノの多様化となり、多様な商品の中から自分に合ったものを探すことによって心が満たされる。急激に経済が成長してき...
医学

医者を信じると病気になる-「常識」破りの養生法

今や「健康ブーム」とまではいかないものの「健康」に関することがもはや当たり前のようになってしまった。私はあまりいい気がしない。「健康のため」だからと言って自分の生活観が捻じ曲がってもいいのだろうか、長生きは良いことだろうかとつくづく考えてし...
医学

医療の限界

本書は昨年あたりに1度読んだことがあるが、その時は医療に関する知識は微々たるものであったのであまりよく理解ができなかった。したがって本書を読むのは2回目ということになる。それまでで一応いくつかの文献を読んできたし、TV番組でも新しい知識を蓄...
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