書評 AV女優の家族 「AVに関わっている」と言うだけで偏見を持たれることが多くある。メディアでも取り上げられるのだが、その頻度はわずかなものである。その一方で、ここ最近ではアイドル視されているような感があるという。そのAV女優たちの現実と信念、そして家族たちは... 2021.03.30 書評芸能
国内 貧困の中の子ども 「貧困」はどのようなところでもあるのだが、その中でも特に顕著なのが「子ども」の貧困であるその貧困に対してはドキュメントでも放送されたり、あるいは本書のように書籍にするといった事が挙げられる。その「子どもの貧困」の実態はいったいどのようなもの... 2019.10.16 国内書評
エッセイ 曙光を旅する 歴史小説でも有名な葉室麟が西日本を旅し、歴史や文豪などを知るために渡り歩くという一冊であるのだが、その西日本を旅したことにより、生まれた歴史小説も数知れず存在する。いずれも歴史的な論拠も捉えつつも、物語としても仕上げてきている。その原点が本... 2019.08.30 エッセイ書評
エッセイ ガルシア=マルケス「東欧」を行く 本書の著者であるガルシア=マルケスはコロンビアの作家であり、4年前に逝去した。1982年にノーベル文学賞に輝き、なおかつ「百年の孤独」や「コレラの時代の愛」など多くの名作を生み出した。そのマルケスは「記者」としての側面があった。戦後間もない... 2018.12.05 エッセイ書評
国内 リアル30’s 本書は私自身そろそろ30代になるために、実際の30代の現状と対策を考えるために手に取った。もう間もなく齢30を迎えることになる私だが、実際に30代はどのような時期なのか、現在ではどのような定義なのか全くと言ってもいいほどわからない。30代を... 2015.03.20 国内書評
国内 農は甦る 日本の農業は衰退の一途をたどっているように見えているのだが、実際のところはどうなのだろうか。じっさいに週刊ダイヤモンドや週刊東洋経済では、農業ブームと呼ばれるような記事が出ていたことを記憶している。とは言っても2014年現在ではなく、今から... 2014.08.02 国内書評
国内 揺れるいのち―赤ちゃんポストからのメッセージ 今から3・4年前に話題となった「赤ちゃんポスト」、通称「こうのとりのゆりかご」が熊本県のとある病院にある。「赤ちゃんポスト」という名前が先行してしまい、その中で「子捨ての助長」や「命の希薄化」と言うような論調が並んだ。あれから数年、いま「こ... 2011.05.19 国内書評
国内政治 Beフラット (株)オトバンク 上田様より献本御礼。本書の著者はアメリカと日本の両方で社会人生活を送った後、世界各国で取材旅行をした経験を持つ。その著者が単身で永田町に飛び込み、国会議員を取材することを行った記録である。今国会や政治が混迷を極めているとい... 2011.05.16 国内政治書評
仕事術 インタビューの教科書 私は仕事柄インタビューをする機会はあまりない。とはいえ、本職のSEでも顧客から要件やその詳細に至るまで訪ねる事があるため、インタビューと通底する所はある。本書はインタビュアーを目指す人、もしくは取材する機会が多い人で、まだ駆け出しの人たちに... 2011.01.25 仕事術書評
国内政治 ニュースが伝えない政治と官僚 自民党政権下でも、民主党政権下でも、マスコミや一部の政治家は官僚を「目の敵」としている。しかし「官僚叩き」を行ったからといって国家は機能せず、むしろ官僚と政治家の両輪なくして成り立たない。しかしその官僚の天下りや天下る先の法人について民主党... 2010.06.29 国内政治書評