ミステリー 采女の怨霊 采女は表紙にもある通り「うねめ」と読む。采女とは、古代、郡の少領以上の家族から選んで貢進させた後宮の女官。律令制では水司・膳司に配属。うねべ。「広辞苑 第七版」よりとある。本書は民俗学者が「采女」の謎を解き明かすために、古代の歴史を紐解くべ... 2022.06.22 ミステリー書評
世界史 はじめての三国志 今となっては中国大陸における歴史のなかでは特に根強い人気があり、派生した作品も数多くあるほどにまでなった三国志。日本における時代としてはちょうど弥生時代にあたる。その三国志にて派生した創作もあり、なかなか史実がどうなっているのか分からないと... 2020.04.18 世界史書評
時代 項羽と劉邦、あと田中 「項羽と劉邦」とは、中国大陸において紀元前200年代に起こった「楚漢戦争(そかんせんそう)」を表しており、秦王朝を滅ぼした項羽(項籍)が、自ら「西楚の覇王」と名乗り「楚」を都にした国をつくった。一方の劉邦は漢王となったが、その2つを中心とし... 2020.03.02 時代書評
宗教 世界は四大文明でできている 古代において、人間が文化的に生きることができるようになった基礎として「文明」がある。その文明は世界における歴史の基礎の一つとして挙げられてきたのだが、本書にて定義している「文明」は世界四大文明であるという。その四大文明と、今の世界が構築され... 2019.05.16 宗教書評