国内政治 この国のたたみ方 本書のタイトルを見ると、何やらお店を閉店するようなニュアンスのように思えてならない。しかしながら本書は国を「終わらせる」と言う意味での「たたむ」ではない。国家として、地方としての風呂敷をたたんで小さくすると言う意味で「たたむ」である。その風... 2020.04.05 国内政治書評
書評 国籍の?(ハテナ)がわかる本─日本人ってだれのこと? 外国人ってだれのこと? もっとも国籍とは 「1.一定の国家の所属員たる資格。 2.航行機・船舶等の一定国家への所属。」(「広辞苑 第七版」より) とある。よく言われているのは1.の意味であるのだが、根源的な意味はなかなか難しい。人・国によっては二重国籍になる人も... 2020.01.12 書評法律
書評 アカガミ 本書のタイトルからしてあるものを思い出してしまうのだが、リンク先のものは無関係である。恋愛もあれば、性についてもだんだんと離れていったことは物語の本書のみならず、現実でも起こっている。そのために国が結婚・出産支援制度を提示されたのだが、それ... 2019.04.21 書評青春
SF パンドラの少女 ギリシャ神話の中でも最も有名なもので「パンドラの箱」がある。これはゼウスからの贈り物として箱があったのだが、「決して開けるな」と言われた。しかしパンドラは好奇心に負けて箱を開けてしまい、災厄を飛び出すこととなったことを挙げている。 本書はそ... 2018.03.14 SF書評
時代 うめ婆行状記 「家族」はいつの時代も必要なものである。それは国・地域、さらには時代に至るまでほぼ共通する大切な要素である。もっとも家族がなければ子どもが生まれることは滅多にないし、育つこともままならないのである。 その家族を支えていくのは様々であるのだが... 2017.08.23 時代書評
教育 いじめ問題をどう克服するか 「いじめ」問題は後を絶たない。私の記憶では1994年に起こった愛知県西尾市中学生いじめ自殺事件が一番古い。その後にもいくつかのいじめ事件があり、いったんは沈静化を見せたものの2006年以降、再びメディアでクローズアップされた。 そして本書で... 2014.03.07 教育書評
数学 BASIC NUMBERS 本書は日本・世界・宇宙など様々な所で取り上げられる「数字」をもとに森羅万象を見て行く一冊である。単純に数字を羅列しているのではなく、むしろその数字は何を意味しているのかも解説している。そのため、本書の著者にある「使える数字」を表していると言... 2012.10.31 数学書評
国内政治 日本の愛国心 「愛国心(パトリオティズム)」といわれると、日本の戦争的象徴として忌み嫌うものもいれば、どこの国にある当たり前なものと思う人がいる。私は後者に当たるが全くそうとは言い切れない。愛国心を国語的に解体したら単純に「国を愛する心」となる。ではどの... 2008.06.17 国内政治書評