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変化

進化する企業のしくみ

企業は日々刻々と進化、ないしは変化をする。それはだれにも止めることができず、なおかつそれに乗らなければ淘汰されてしまう。その「進化」について本書では、「進化の仕組み」と題して、異業種やWebなどに着目して取り上げている。 第一章「進化しない企業は生き残れない~異業種格闘技競争の時代がやってきた」 これまでは同業種の中で競争を図ってきたのだが、業界内にて飽和状態にある所では、成長に限界を生じてきてし […]

コンテンツビジネス・デジタルシフト―映像の新しい消費形態

本書で取り上げる「コンテンツ」は主に「アニメコンテンツ」である。最近アニメも、実際のアニメ放映のみならず、DVD・BDの販売、さらにはグッズなどの販売もあるのだが、これはミクロの観点からの売り上げである。マクロになると、スポンサーからの広告料などが主な収入源になるという。 しかしそういった「アニメコンテンツ」にも変化は見られる。本書はそのコンテンツビジネスの変化について迫っている。 第一章「メディ […]

「胸キュン」で100億円

株式会社オトバンク 上田様より献本御礼。 スマートフォンなどを利用した、いわゆる「ソーシャルゲーム」が隆盛を極めているが、そのなかで異彩を放つのが「恋愛ゲーム」でもって、累計2600万人のユーザーを持ち、年商100億円に至るまで成長を遂げた企業が存在する。その異彩を放つための仕組みとはいったいどのようなものか、それについて本書にて取り上げている。 第一章「累計2600万人。女性が夢中になる「恋愛ゲ […]

そんなに、変わった?

当ブログでは、もうお決まりとなっているのかも知れないが、時代が変わると共に、人々の生き方も変わってくる。そのため本書のタイトルにある「変わった?」と名付けられているのではないかと推測できる。 ちなみに本書は週刊現代にて2012年5月から2013年4月まで掲載されたエッセイを1冊にまとめたものである。取り上げられているトピックスには「ノマド」「就活」といったビジネスものもあれば、「婚活」といった結婚 […]

変化の人—努力すれば、苦難を乗り越える出会いが訪れる

生存原理として生き残るためには「変化」が必要である。しかしわかっていても日本人は「変化」を嫌う民族である。そのため「変化」を求めようにも、周囲の圧力により断念せざるを得ないケースもある。しかし日本人の中には「変化」を好み、時代の波にさらされながらも、流されもせず、己の信念をもって変化を行い、大成功を収めた人が何人もいる。その人々はいったいどのような変化を行ってきたのか、その変化に対する抵抗に対して […]

どうやって社員が会社を変えたのか―企業変革ドキュメンタリー

自分を変えるのは常に自分であると同じように、会社を変えるためには常に会社であり、かつ社員である。その言葉を知っていても、実際に実行している人、会社は少ない。もっとも会社は「組織」のかたまりである分、意思統一をはかる必要があるため、時間がかかり、かつ思うようにうまく行かないという部分がある。その要因として「あるべき論」と言うのがあり、実際に足かせとなったケースが多い。本書は実際に企業変革を行った事を […]

あのころのデパート

私は神奈川に住み始めてからはごく当たり前に接してきたデパート。北海道にいた頃もあったのだが、長引く不況の煽りを受けて、そのまま潰れたり、デパートでは無く、「複合商業施設」という形で残ったり、様々な変化をして、デパートという形を為さなくなってきた。大学の時に住んでいた小樽では、住み始めた頃にはもうすでにデパートがなかったことを覚えている。 本書の帯にて「昭和のよそゆきのお出かけとは、家族でデパートに […]

農は甦る

日本の農業は衰退の一途をたどっているように見えているのだが、実際のところはどうなのだろうか。じっさいに週刊ダイヤモンドや週刊東洋経済では、農業ブームと呼ばれるような記事が出ていたことを記憶している。とは言っても2014年現在ではなく、今から5年前の2009年ごろのことであるのだが。 とはいえど、農業は疲弊している悲観的な部分もあれば、新規参入も続々と入り活気付き始めている楽観的な部分もある。さらに […]

人口減少時代の自治体経営改革―日本のあしたのつくり方

北海道夕張市が財政破綻をして、もう8年の月日が流れる。現在もなお再建に向けて動いているのだが、まだまだ完全に立て直るまでに時間がかかる。 夕張のような財政破綻のある所の他にも、財政危機状態にある状態にある都道府県・市町村などの地方自治体がある一方で、本書のタイトルのように、経営するように自治体を運営し、財政再建を果たした所も少なくなく、かつ斬新な改革などを行う所もある。その上で本書は2008年に始 […]

正しいか?誤りか?それは問題じゃない―話しことばのフィールドワーク

「ことばは生き物である」ということはよく知られているのだが、実際の所、言葉や使い方の変化を許しがたい、「日本語の乱れ」と言うことで批判するような人も少なくない現状もある。私はと言うと、「ことは生き物である」思想を支持しており、絶えず変化をする考えを持っている。もちろん本書もそれが大前提で成り立っている。ではどのような変化が起こっているのか。著者が自らゼミなどの場で行われてきたコミュニケーションの体 […]