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外交

朝鮮半島「核」外交

2006年に北朝鮮は核実験に成功した。最近では書く無力化に向けて日米などの国々は努力しているものの、いまだに実っていない。実際金正日は手放すように思えない。金正日は核をちらつかせながら、かつ核無力を誓約を偽装しながら米国に向かってテロ支援国家解除を行おうとしている。それだけ資金集めに必死なのだろう。それを考えると本書の裏付けというのが面白いように当たっているように思えてならない。北朝鮮事情に詳しい […]

李明博革命

2008年2月、李明博政権が誕生した。約15年にもわたって続いてきたウリ党の左派政権が交代し、本当に久しぶりの韓国の保守政権(ハンナラ党中心の)が誕生した。特に北朝鮮の外交政策がきわめて明確で強硬姿勢を貫くというものである。 さらに日本に対してはこれまで幾度も従軍慰安婦や竹島などの歴史認識や領土問題での嫌悪な駆け引きがあったがそれについては大統領自身一切発言を行わないという宣言までした。予断ではあ […]

足利義満 消された日本国王

足利義満と言えば室町時代初代将軍足利尊氏と後醍醐天皇によって分断された南北朝の統一や、室町幕府の権力強化、さらには金閣寺建立まで尽力をしたという室町時代の中でもっとも有名な将軍の1人にあげられる。 ちなみに表題の「日本国王」だが、これは明国の皇帝から封号が与えられており、実質的な的な日本の支配者に与えられる称号であった。義光は明国と貿易を行うために、数回にもわたって使節を送っていたことからその封号 […]

凛とした日本

日本とは一体どのようであるべきか、そして日本はどのような態度で外交に臨むべきなのか、毎日新聞論説委員の古森氏は「凛とした姿であれ」と答えている。正直言って驚いた。毎日新聞の人間の中でここまで良識があるお方がいるとはと目を疑った。特に第1章では中国に対しては毅然とした態度で臨めとしていること。 これは私には大賛成である。著者によればそれをいう理由はいくつかあるものの、特に目を引いたのが橋本派瓦解での […]

女王陛下の外交戦略

イギリスの女王エリザベス二世が女王に即位してから今年で50周年を迎える。本書はちょうどその時期に上梓された。 本書は女王陛下の外交戦略から、あまり知られていない「コモンウェルス」、イギリス王室を支える支柱やジョージ七世といった内容である。 女王陛下の外交戦略には非常に舌を巻いた。あれだけ首脳が変わっているのにもかかわらず変わりない外交で関係を維持し続けられる女王陛下の対アメリカ外交、さらには多くの […]