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外国人

無国籍と複数国籍 あなたは「ナニジン」ですか?

先にも述べたように、日本では「国籍法」により、1つの国しか国籍を持つことができない。もし日本国籍を得ようとするのであれば、他の国の国籍を放棄する必要がある。しかし国内外に目を向けてみると「無国籍」の人もいれば、実際に他国の国籍をいくつか持っている「複数国籍」の人も現にいる。そもそも無国籍・複数国籍がなぜ存在するのだろうか、またその「国籍」を巡ってどのような問題が存在するのか。本書ではそのことについ […]

ハーバードでいちばん人気の国・日本

世界最高峰と言われる大学というといくつもあるのだが、その一つとしてアメリカのハーバード大学がある。その中でも経営大学院は多くの経営者を誕生し、活躍させたことでもよく知られている。そのハーバード大学が日本に熱視線を送っているのだという。それはなぜなのか、本書はその理由について、著者自身がハーバード大学の教授陣を取材し、取り上げている。 第1章「オペレーション―世界が絶賛した奇跡のマネジメント」 新型 […]

ニューロダイバーシティと発達障害―『天才はなぜ生まれるか』再考

これまで何度か「発達障害」の本を書評したのだが、その度に「発達障害は病気でも障害でもなく、傾向である」と言うことを主張してきた。もっとも発達障害であったとしても、適任とされている仕事の中で非凡たる才能を発揮している所もまた特徴としてある。もっとも歴史上の人物の偉人たちもまた何らかの発達障害を抱えていたが、その反面の非凡な才能を活かしたとされている。本書はその歴史上の人物をもとに発達障害と天才の関連 […]

大阪ミナミの子どもたち―歓楽街で暮らす親と子を支える夜間教室の日々

大坂には色々な歓楽街がある。中でも最も大きな歓楽街というと「ミナミ」と呼ばれる所がある。飲み屋も多いのだが、買い物スポットとしても有名である所である「教室」が存在している。その名も「Minamiこども教室」。そこでは様々な問題を抱える子どもが救いの手を受けると言う場所で、もちろん勉強も行われる。なぜこども教室が開かれたのか、そしてこども教室を通じて伝えたいこととはいったい何なのかを綴っているのが本 […]

コンビニ外国人

ここ最近では毎日のようにコンビニに足を運ぶのだが、その中で気づいたのはコンビニで働く外国人が増えている。特に都市部になるとそれが顕著であり、行く先々のコンビニで様々な外国人の店員と出会う。中には留学したてで、日本語があまりうまくできていない方々もいるのだが、それもご愛嬌といった所かもしれない。 ここ最近出くわすコンビニ外国人はなぜ出てきて、増えてきたのか、そこには外国人留学生ならではの事情があった […]

国籍の?(ハテナ)がわかる本─日本人ってだれのこと? 外国人ってだれのこと?

もっとも国籍とは 「1.一定の国家の所属員たる資格。  2.航行機・船舶等の一定国家への所属。」(「広辞苑 第七版」より) とある。よく言われているのは1.の意味であるのだが、根源的な意味はなかなか難しい。人・国によっては二重国籍になる人もいれば、無国籍の人もいる。 そもそも国籍はどのようにして決まり、なおかつ国籍の基準とはどこにあるのか、本書はその疑問について解説をしている。 第1章「きみはナニ […]

日本人のここがカッコイイ!

日本人では気づくことのできない日本の良さは存在する。その良さは本書で取り上げるような外国出身で日本に滞在している方々でしかわからない部分もある。もちろん滞在し始めた、あるいはしていく中で日本にしかないこと・ものに驚くような方々もいる。本書は日本に滞在している外国人たちが驚いたこと、変わったこと、そして日本に対する要望について取り上げている。 その一「日本のここに驚いた!」 外国人が日本に来て驚いた […]

日本人には教えなかった外国人トップの「すごい仕事術」

世界中で活躍しているトップの方々はどのように仕事をしているか、それについて興味が沸いてきた。外国人トップの中には日本でも活躍をしている方も少なくなく、その方の仕事術を学びたいという人もいる。本書はそういった外国人トップたちの仕事について対談形式にて解き明かしている。 しかも本書の著者でありインタビュアーはビジネスマンではなく作曲家であり、マリンバのソリストというのだから面白い。さらに面白いのが教育 […]

潜在ワーカーが日本を豊かにする―――シニア、主婦(夫)、外国人……多様な働き方が救世主となる

株式会社オトバンク 上田様より献本御礼。 「人材不足」「労働力不足」が叫ばれて久しいのだが、そういった不足を補うために「外国人労働者」を増やす話が出てきており、それについて賛否両論がある。しかしその労働力を補うのは何も外国人ばかりではない。本書のサブタイトルにある「シニア」「主婦(夫)」といった人材もまた労働力不足を補う要素の一つである。そういった人々を本書では「潜在ワーカー」と呼んでいるのだが、 […]

アキバを創った12人の侍

かつてから電気街と言われ、今となってはオタクの聖地の一つと言われている秋葉原、通称「アキバ」。そのアキバは現在のように変容していったのか。そしてこれからのアキバはどのように変容していくのかについて、本書では実際に現在のアキバに変容させた方々、そしてこれからのアキバを構築させ、挑戦する方々を「侍」とし、紹介している。 1章「常識はずれの発想が”アキバ”を創った」 おそらく現在 […]