TAG

夫婦

夫婦口論―二人で「老い」を生きる知恵

「口論」というと「口げんか」を連想してしまう。そうなってしまうと文壇の頂点に立つ夫婦が本で「夫婦ゲンカ」をしているのでは、と思ってしまう。 しかし、その夫婦げんかも他の夫婦とは違った味わいがある。まさに作家夫婦と言える様な口論なのかもしれない。 著書をあわせると100冊を軽く越え、総文字数でも1億字を越えるほどの文壇、もとい日本の文芸界を代表する夫婦が生き方、日本人、文化、宗教に至るまで幅広く語っ […]

銀婚式物語

「銀婚式」は結婚25周年の時に祝う式である。結婚50周年が「金婚式」と呼ばれているので、それに倣った形で名付けられたのだろう。 著者も本書の執筆中に「本当に」結婚25周年を迎えたのだという。その25周年にあたる日がこの作品の連載一回目に当たってしまい、夫と口論になったこともあとがきにて告白している。 本書が出版する25年前には「結婚物語」を上梓しており、それから25年間の思い出を赤裸々に回想してい […]

愛しいひと

もしもあなたがもっとも愛する人が、ある日突然消えてしまったらどうなるのか。 そもそも、あなたの「愛しい人」とはいったい誰なのか、と言うのも考える必要がある。 その「愛しい人」が突然いなくなり、音信不通になり、それが半年以上の月日がたったら・・・それだけでも生きていけない、と答える人もいるだろう。 本書は最愛の夫が突然、蒸発したことから始まる。地道に業績を上げ、人当たりもよく、悪い噂の欠片もないよう […]

夫婦の轍~つないだ手と手を離さないで~

漫才界の大看板である宮川大助・花子。 私もお笑いは好きであるが、宮川大助・花子の漫才はプラスの意味で妙な感覚を覚える。夫婦だからでこその「掛け合い」や「間」以上の「何か」。おそらく本書はその「何か」が詰まっているのかもしれない。 宮川大助・花子の夫婦の絆はかくも激動の中で育んでいった。妻・花子の胃がん、そのことからの夫婦崩壊、そして最近では夫・大助の脳出血など、枚挙にいとまがない。 以上の話はかな […]

夫婦で年収600万円をめざす! 二人で時代を生き抜くお金管理術

著者の花輪様より献本御礼。 著者の花輪氏とは今年の2月に行われたビジスタでお会いし、講演を拝聴した。そのときに聞いたのが本書の内容であった。 最近サラリーマンの平均給与が右肩下がりであり、晩婚化もしている。さらには少子化も進んでいる。 これらの事柄には大きなつながりとして「お金がないから、結婚できない、出産できないという結論に至ってしまう。本書は夫婦で年収600万円稼ぐ、ダブル・インカムのイロハに […]