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失敗

「正しい失敗」の法則

「失敗」は誰にもつきものである。しかしその失敗にも「正しい」ものと、「取り返しの付かないもの」とあるのだという。しかし「失敗」というと「怖い」「失うものが大きい」という印象を持っており、極度に恐れてしまうことによって新しいチャレンジをする事ができないような状況に陥ってしまっている。 本書は今の若者をはじめとした社会を鑑みながら、チャレンジをする事、失敗をすることの大切さを説き、思い込みや悩みの扱い […]

科学者の卵たちに贈る言葉――江上不二夫が伝えたかったこと

現在、日本に海外にと活躍する研究者は少なくない。学問にしても別に科学者に限ったことでは無く、様々な分野で日本人は活躍している。現にノーベル賞を受賞した方々もおり、世界的な競争の中でトライ&エラーを繰り返しながら切磋琢磨を続けている。 著者は1962年からおよそ50年にわたって科学技術の研究を続けた傍ら、多くの科学者を輩出してきた。自らの経験を活かして、これから科学者となる方々のための贈る言 […]

「マイナス」のプラス ――反常識の人生論

人間の人生にはプラスとマイナスが存在する。人生の中には成功もあれば失敗や挫折もあり、失敗や挫折によって人生の大きな糧になる人も少なくない。失敗や挫折だけではなくコンプレックスや的或いは試行錯誤といったものもマイナスにはなるが、それが人生にとってプラスになることもある。 本書は、人生にとってマイナスとなる要素がいかにプラスとなるか「反常識」として、みずからの人生をもとにつづっている。 Ⅰ.「結果を見 […]

転ばぬ先の転んだ後の「徒然草」の知恵

古典は生きていく上で、働いていく上で様々なヒントを投げかけてくれる。哲学の思想にしても宗教の思想にしても、ビジネス書でも語られることの少ないヒントが眠っている。 私も古典作品をブログで取り上げ始めているが、読む、あるいはブログ上で書いていくうちに、読むのは難しいが、読めば読むほど深みがある事に気付く。 さて、本書の話に移る。本書は吉田兼好の「徒然草」をもとに人生・仕事とはどうあるべきかを伝授してい […]

失敗のすすめ―「教える」だけでは人も企業も育たない

人は誰しも多かれ少なかれ「失敗」をする。しかし企業や人の中にはそれを許さない所もある。それ故に「失敗」を極端におそれ、「指示待ち人間」ばかりできてしまうのだという。 著者が社長をつとめる会社の風潮は「とにかくチャレンジし、失敗しろ」というようなものである。「失敗」は程度にもよるが、自分にとっても会社にとっても損失を被ることになる。しかし損失を被るからでこそ、反省し、次の成功につなげられ、組織や会社 […]

「いつまでもクヨクヨしたくない」とき読む本

あさ出版 吉田様より献本御礼。 みなさんはどのようなときに「クヨクヨ」するのだろうか。仕事に失敗したときか、信頼している人に罵倒されたときか、大失恋をしたときか・・・。人それぞれであるが、だれしも「クヨクヨ」するとネガティブな感情に苛まれてしまう。その度合いによって「うつ」に悩まされることもあれば、最悪の場合、自殺に追い込まれることさえある。 しかしその「クヨクヨ」こそ成長の中でもっとも重要なこと […]

なぜ「改革」は合理的に失敗するのか~改革の不条理

企業のみならず政治などでも「改革」は多かれ少なかれ進んでいる。しかしその「改革」は合理的に「失敗」することが多い。本書ではそれを「改革の不条理」と定義しているが、「失敗」するにも必ずと言っても良いほど「原因」が存在する。その「原因」とはいったい何か、そもそも「改革」とはいったい何か、本書はそれらの分析を行っている。 第1章「「改革できない理由」は4つある」 本章ではその改革できない理由として4つの […]

「超」入門 失敗の本質 日本軍と現代日本に共通する23の組織的ジレンマ

ダイヤモンド社 市川様より献本御礼。 今から18年前に「失敗の本質」という本が刊行された。主に日本軍の「組織としての失敗」について、本質的に考察を行っており、「失敗の研究」の草分け的存在として「名著」と呼ばれるようになった。しかし、それを読んだ経営者の中には、それが「ビジネス」の場で役立つのか、という疑念を生じる人もいるのだという。 本書は最近話題となっている「超訳」という形で、ビジネスにも転用で […]

危険学のすすめ

著者は「失敗学」であまりにも有名である。先日も福島第一原発事故に関する第三者機関「事故調査・検証委員会」の委員長に指名されたときには、報道で「失敗学で有名な~」といわれるほどである。 その失敗学から派生してできたのが、「回復力」や本書で紹介する「危険学」である。 この世はまさに「危険」と隣り合わせであるが、本書はその「危険」とはいったい何なのか、そして社会のためにどのように役立つのだろうか、回転ド […]

30代を後悔しない50のリスト~1万人の失敗談からわかった人生の法則

ダイヤモンド社 市川氏より献本御礼。 「40代を後悔しないための50のリスト」がでてはや8ヵ月。その続編(?)にあたる一冊が本書である。30代というと、いよいよ実績的にも問われる年代である。さらに家族を持つようになり、仕事としてもプライベートとしてものっぴきならない状態になる。そういうときにこそ、自分の実力を身につけ、結果を残すチャンスである。 本書は30代にやるべきだった後悔を50のリストにして […]