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女性

儒教と負け犬

昨日に引き続いての「おばさん」シリーズである。 今回のテーマは「負け犬」について。しかも本のタイトルに「儒教」が付いている、というのは、本書は東京・ソウル・上海の3箇所の「負け犬」を紹介しているためである。その3都市の共通点には「儒教」が伝えられていることから本書のタイトルになった。 「負け犬」の定義は、今は異なるものの、 「30代過ぎても独身の人」 のことを指している。「今は異なる」と言うことを […]

戦争は女の顔をしていない

戦争という「異常」な雰囲気の中で、老若男女という差別が無くなってしまう。当然女性も男性の兵士と同じように殺される。むしろ何でもありのような状態の中で真っ先に抹殺されるのは弱者(女・子ども・老人)になってしまう。 そのような状況の中で老若男女はその人なりの顔はしなくなる。当然女も例外では無い。 本書はソ連の従軍達の写真と共にインタビューを掲載している。いずれも第二次世界大戦の中でソ連の従軍として戦地 […]

性と柔~女子柔道史から問う

柔道は日本の国技であるが、女子の柔道も同様であるのだが、実は男女格差があるのだと著者は指摘している。というのは柔道で段位になると「黒帯」をつけるのだが、男子は真っ黒な黒帯に対し、女子は表紙の写真にあるように、帯に白い線が入っている。これは柔道社会と言う名の「ムラ社会」が生まれた産物であるという。 本書は柔道の歴史の中から女子柔道の歴史を、それも柔道における男女格差について指摘している。あくまで柔道 […]

働く女性 28歳からの仕事のルール

「ワークライフ“アンバランス”の仕事力」「プレイングマネジャーの教科書」で有名な田島弓子氏が働く女性の為に書いた一冊である。最近ではビジネスの中心に立つ女性が増えてきており、これから「女性マネジャー」や女性のためのキャリアアップのツールや機会が増えていくことである。 本書は「28歳のための」と題して、これからの「働く女性」のための働き方、キャリアアップの在り方について伝授している。 Part1「私 […]

月の小屋

「女性・38歳」 人それぞれであることを前置きしておくが、ある人は専業主婦で子だからに恵まれ、ある人はお局様、あるいはバリバリのキャリアウーマンとして仕事の世界にのめり込む。不惑にも近い年齢であり、人生に対する「迷い」も思春期に比べると無くなっている。 最初にも書いたが「人それぞれ」である。本書はそれぞれの「女性・38歳」を描いている。 -ある人は、南アフリカへにあこがれを持つ女性 -ある人は、ダ […]

私に萌える女たち

「私萌え」と呼ばれる人たちがいるのだという。ファッションやコスメのみならず、キャリアなどの中身や生きる道など「私らしく」生きるスタイルのことを指している。 本書はそのような女性の生き方はファッションやコスメなどのスタイルの変遷について追っている。 第1章「「何を着るか」と「どう生きるか」」 女性向けのファッション誌は10代~20代を対象にした若年層向けから30代、もしくは専業主婦やキャリアを対象に […]

1億売るオンナの8つの習慣

本書のタイトルからしてインパクトが大きいように思えるが、本書は営業においてトップセールスを達成するための習慣について書かれている。あくまで「女性のため」とあるが、男性でも使えるエッセンスは多い。ではその中身を見てみよう。 第1章「インパクトは3倍 ファーストインプレッションの習慣」 「人は見た目が9割」とよく言われる。9割とまではいかないものの、第一印象のインパクトが強いと即断即決で受注が決まると […]

満足できない女たち アラフォーは何を求めているのか

1985年に男女雇用機会均等法が作られ女性の社会進出が始まってもう26年の歳月が流れようとしている。ヨーロッパに後れを取られているとはいえ、女性の社会進出は著しくあり、女性の上司や女社長といったことも珍しくなくなってきた。「バリキャリ」という言葉も出ているほどである。 そのことも一因としてあげられるが、晩婚化や少子化も起こっている。40代、つまり「アラフォー世代」での結婚や出産も増加している中、女 […]

女友だちは自分を映す鏡です

「男と女」、同じ人間であるが、身体的特徴から思考まで異なる。よく「女友だち」や「男友だち」など異性の友だちを作っているという話しをよく聞くが、異なる特徴を持つものだからでこそ通じあえるものがあるのかもしれない。 ちなみに私はというと中学・高校・大学と、部活・サークル柄、「女友だち」が多かった。当時はごく自然なものだと考えていたのだが、今となっては「どうして女友だちができたのだろう」について意識し始 […]

ジャズに生きた女たち

アメリカで生まれたジャズであるが、ジャズの世界は「男社会」と呼ばれても仕方のないほど男性が活躍している世界である。 しかしその中でも女性も少数ながら女性は活躍しており、男性の中で大輪の花を咲かせる活躍を見せた。本書はジャズの世界で活躍した女性を8人取り上げている。 第1章「サッチモにジャズを教えた女性」 彼女はジャズの世界では草分け的存在出会った「ルイ・アームストロング」の妻である。彼女もジャズシ […]