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女性

ぬるい毒

「毒」と言っても色々な種類がある。物理的な毒もあれば、発言にとげやブラックジョークなどがある言葉の毒、精神的に負の状態に陥れるようなこともあるような毒も存在する。 その存在する毒の中で本書はどのような「毒」に当てはまるのか。本書を読んでいくと、人々の「ウソ」で塗り固められた「毒」を表している。その関係が持ちつ持たれつであることから「ぬるい」という言葉が当てはまる。 しかしその「ぬるい」は冷たさも熱 […]

男はなぜこんなに苦しいのか

男は苦しい立場に立たされているという。その苦しい立場に立たされている男性はどうしてそうなったのか、そしてどのように脱し、救われる方が良いのかそのことについて書かれている。 第1章「「男らしさ」という病」 セクハラやパワハラといった行為が社会的に取り沙汰されている一方で、逆のセクハラやパワハラも存在する。というのは女性が「男だろ」といったことを言われ強要されるようなケースが少なくない。また自分も「男 […]

美人薄命

3日前、衝撃のニュースが入った。人気アイドルグループ「私立恵比寿中学(通称:エビ中)」のメンバーだった松野莉奈氏がわずか18歳で逝去した。7年前にエビ中に加入し、2012年にデビューし、これから活躍する矢先の訃報である。テレビ自体は見ないのだがYouTubeを通じて歌っている姿は明るく、なおかつ美しかった。訃報を触れるとどうしても本書のタイトルにある四字熟語を思い浮かべてしまってならない。 本書の […]

お師匠さま、整いました!

本書にて取り上げる寺子屋の「師匠」はなんと女性である。その女性はある意味「肝っ玉」が据わっており、様々なことがわからなくても「まるっとまかせなさい!」という感じで応えていく。 その様な寺子屋にある「女性」が入塾してきた。本来であれば女の子や男の子が入塾すべき寺子屋なのだが、算術などを学び直したいという理由から入塾してきた。様々な戸惑いもありながらもその女性はひたむきに努力を重ねていく。 そのことが […]

失恋天国

結婚式寸前でフラれた人にて届いた手紙が「失恋学校」の入学案内である。その入学案内をもとに「失恋学校」への入学を決めた。その入学した学校では同じように様々な「失恋」を体験した女性たちが集まった。 しかもその学校の授業内容も非常にユニークで失恋をいかにして忘れていくか、そしてその失恋をいかにして乗り越えていくかを取り上げている。 本書のタイトルからして印象的なのだが、失恋をした女性たち心理も事細かく描 […]

女もたけなわ

新年会のシーズンである。昨年の忘年会ほどの盛り上がりではないのだが、新年を迎えたことでどんちゃん騒ぎとなり、締めには「宴もたけなわではございますが」とあいさつして宴が終わりとなる。ちなみに「たけなわ(酣)」とは、 「物事の一番の盛り。真っ最中。」(「大辞林 第三版」より抜粋) とある。宴も盛り上がっている中失礼しますがという意味もある。ちなみに本書もタイトルも「たけなわ」であるが、女性の文字のある […]

専業主婦になりたい女たち

以前若者に対するアンケートの記事を読んだことがあるのだが、その中でも将来なりたいものについて最も多かったのが「専業主婦」だった。しかし、実際の専業主婦の姿は思っている以上に過酷で、なおかつ見返りもほとんどない。そのほとんどない中でなぜ女性たちは専業主婦を求めるのか、本書はその全貌を明かしている。 第1章「20代女子の“隠れ専業主婦願望”のワケ」 そもそもなぜ若い女性たちは「専業主婦」を求めたがるの […]

ほんとうに70代は面白い

私は今31なので、70代になるとしたら、倍以上の人生を歩んでいかなければならない。もしかしたら、それまで生きているかどうかもわからないのだが、もしも自分が70代になったらということで読み進めてみようと思う。 本書は70代になってからの人生をどのように謳歌していけば良いかを取り上げているが、あくまで本書は女性に向けた本である。しかしながら男性にも通ずる部分があるため、今回取り上げることとした。 <聡 […]

働かないの―れんげ荘物語

タイトルを見るからにニートの小説なのかというと、実際にメディアで取り上げられるようなニートではなく、40代後半の女性であるという。そう考えると専業主婦かとイメージしてしまうがそうではなく、本当の意味で「働かない」ためニートである。そのような女性が本書のサブタイトルにもある「れんげ荘」で月10万円の生活を送っているのだという。 しかしその「れんげ荘」はどこにあると探してみたが、どこの都道府県なのか、 […]

日本の女性議員―どうすれば増えるのか

女性の社会進出は今も進んでいる。もちろん国会や都道府県・市町村の議会議員も女性議員が次々と誕生し、女性の首長・国務大臣も誕生してきている。しかしそれでも日本は他の先進国と比べても遅い方であるという。そのような状況の中で女性議員を増やすにはどうしたら良いのか、その歴史ともに取り上げている。 第1章「女性が議員になるということ」 日本の女性議員は全体の10%ほどであるという。これでもだんだんと増えてき […]