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家族

がんはもう痛くない

私自身がんになったことはないのだが、がんはかかっているときでも、治療している時でも耐え難い苦痛を負うこともあるのだという。しかしながら近年はがん治療の在り方も変わってきており、鎮痛剤のみならず、治療の方法にしても苦しむことなく快方へと向かったり、あるいはがんと付き合ったりすることができるようにまでなった。そのがん治療の最前線はどこにあるのか、本書は事例と共に取り上げている。 第1部「身体の苦痛をと […]

最適な「人生のペース」が見つかる 捨てる時間術

よくある「時間術」はビジネスや仕事における「時間術」を表すことが多いものの、本書で取り上げる時間術はどちらかというと仕事のみならず「生活」における時間術も取り上げている所に特徴がある。もっとも人生においても、時間のムダと呼ばれるようなものがあるのだが、それをいかにして削除していくべきか、その技術を伝授したのが本書である。 Part1「「時間のムダ」を捨てれば人生が変わる」 時間を使うことによって「 […]

僕は金になる

「金」は「かね」と詠んでしまいそうになるのだが、表紙にもあるように将棋の「金将」から「きん」と読む。しかしながら本書は将棋は将棋でも、「賭け将棋」と呼ばれるため、「かね」と言われてもおかしくない。また将棋以外にもギャンブルなどもあるため「かね」といった要素も色濃くあると言える。 家族もデコボコの様相である。父親はギャンブル好き、それでいて主人公の姉は将棋の天才でありながらも、父のギャンブルの種銭を […]

トッピング 愛とウズラの卵とで~れえピザ

ピザはトッピングが様々であるため、つくる立場でも食べる立場でも面白い(もっとも私はつくったこと自体数えるほどしかないのだが)。その中には日本でしかできないモノ、さらにはその日本の中でも特定の地域でしかつくれないものまである。 本書はその中でも特に地域というよりも、さらにミクロになって本書が舞台となっている店でしかできないピザと家族の物語である。 特に家族となると、様々な模様があるのだが、本書で登場 […]

変わる相続―家族や時代に合わせた活用術!

サンライズパブリッシング様より献本御礼。 相続に関する話は良くも悪くも聞くようになるのだが、むしろ悪い意味の方が多いかもしれない。それはさておき、相続をするにも法律があり、なおかつ、やり方を一つ間違えてしまうとトラブルになり、最悪訴訟になってしまうようなことにもなりかねない。そのため慎重に行っていく必要があるのだが、ではいかにして行うべきなのか、家族や時代が変わっていく中での方法を取り上げているの […]

架空の犬と嘘をつく猫

本書に出てくる名字が「羽猫」とある通り、特徴的なものであるのだが、もっとも特徴的なのがその家族である。「嘘吐きの家系」と言われており、家族も「嘘」という言葉がつきまとうものである。また「架空」と呼ばれる一種の「嘘」とも関連があり、それを好いている人、嫌っている人が家族としてなり立っているという。 本書はそんな家族の物語であるのだが、「嘘」という言葉の本質、そしてそれは本当に悪いことなのかどうかも含 […]

ヅカメン! お父ちゃんたちの宝塚

華やかな舞台の一つとしてあげられる「宝塚歌劇」。その歌劇を彩っている宝塚歌劇団は今年で105年の節目を迎える。女性だけの華やかな舞台は多くのファンを今も昔も虜にしている。 しかし舞台は女性だけで成り立っているのだが、その裏は多くの男性にも支えられている事実がある。プロデューサーはもちろんのこと大道具などのいわゆる「裏方」の存在もあれば、タカラジェンヌになる夢を支えてきた家族の存在もある。華やかな舞 […]

首の鎖

何か「首輪」と呼ぶようなものがあるのかもしれないのだが、他人に縛られる、あるいは服従の如く束縛される問いような様相を見せることもまた本書のタイトルは「首輪」にほど近いものである。 そのタイトルにあるような起因が女性からしては母、男性からとしては妻の存在である。よく言われるものとして「私以外の人と関わらないで」というような発言で、他人との交流を拒絶させるような人もそうなのかもしれない。 しかし本書の […]

〈女子力〉革命

最近では「女性の社会進出」が叫ばれており、なおかつ女子に関してのことが多く取り上げられている。ビジネス書などでも例外ではなく、女子力を題材とした本も数多く並んでいるほどである。 そもそも「女子力」はビジネスに限らず、ライフスタイルにも大きな影響を及ぼしているのだが、そもそも「女子力革命」とはいったい何なのか、そのことと、女子力の奥深さをビジネスや人口などの様々な角度から取り上げられている。 第1部 […]

AIのある家族計画

AIの技術は日進月歩の如く進化しており、ついに私たちの生活の中にも入りつつある。もっとも本書のタイトルにあるような「家族計画」は、あくまでフィクションではあるにせよ、現実味を帯びている面も拭えない。 SF要素が満点の作品でありつつも、現在の状況も重ね合わせており、SFならではの現実とのかけ離れがそれ程感じないのも本書の特徴である。今から数十年後っぽく描かれているようだが、実際には数年後にできそうな […]