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幻冬舎新書

ショッピングモールから考える ユートピア・バックヤード・未来都市

私自身ショッピングモールに行くことは年に数回くらいしかない。その数回は年末年始に故郷の旭川に帰った時にしかない。しかしショッピングモールに行くといろいろな店があり、好みの商品を時間かけて選び、決めるといったプロセスがたまらなく好きである。買い物巡りをしたい人にとってはある意味オアシスなのかもしれないのだが、そもそもショッピングモールには未来都市の姿が映し出されているという。その姿とは何かを取り上げ […]

二塁手論―現代野球で最も複雑で難しいポジション

野球における「二塁手」のポジションはどのようなものか私自身は漫画やテレビの知識でしかないのだが、文字通り「二塁を守る」だけでは成り立たない。ボールのパス出しなど守備の面で繊細さが要求され、なおかつ小回りの利く選手がそのポジションを務めている。しかもそういった選手というと攻撃の中では盗塁を行うこともあるという。本書の著者もセカンドのポジションで活躍した選手だが、その中で得た経験と考え方について取り上 […]

理系あるある

私自身は文系出身であるためわからないのだが、理系には理系の「生態」と言うべきか、「癖」と言うべきか、考え方があるのだという。ただ「理系」と言っても数学や科学、そしてそこから細かくカテゴライズすると数多くの学問があるという。本書はそんな理系の方々の「あるある」について迫っている。 第1章「数学あるある」 数学と言うと数や証明、数式と言ったものに対して妙な好奇心や喜びを覚えてしまうといいう。私自身も元 […]

くまモンの秘密―地方公務員集団が起こしたサプライズ

今でこそくまモンは熊本県のゆるキャラとして全国的に有名なものになったが、その全国的な人気を誇ったのは、熊本県にて、くまモンを広げるための「戦略」を構築し、実行してきたのだという。 本書では熊本県庁の中で「チームくまモン」というプロジェクトチームを結成し、くまモンを全国的に知らしめた仕組みについて明かしている。 第一部「くまモン関西攻略の秘密―熊本県庁チームくまモン関西部隊」 第一章「熊本をPRしな […]

人間の煩悩

元々「煩悩」とは、 仏教の教義の一つで、身心を乱し悩ませ智慧を妨げる心の働き(汚れ)を言う。Wikipediaより という。人間誰しもが存在するものであるのだが、煩悩と上手く付き合っていくか、あるいは抵抗していくか、というのは人それぞれとも言える。本書は長きにわたる人生の中で、人間の煩悩とは、人生とは何かを自らの境遇とともに綴った一冊である。 第一章「人間とは」 人間とはどのような存在なのか、人間 […]

不安症を治す―対人不安・パフォーマンス恐怖にもう苦しまない

私自身仕事をしている時も、ボーっとしている時も何かと不安にさいなまれてしまう。その不安までは大丈夫なのだが、人によっては不安が「対人不安」や「パフォーマンス恐怖」を覚えるのもいるのだという。心的な病として、いわゆる「社会不安障害」と呼ばれるものであるという。 本書はその現状について取り上げつつ、社会不安障害をいかに和らげ、不安をコントロールしていくのか、そのことについて取り上げている。 第1章「み […]

英語ベストセラー本の研究

3年前あたりからビジネスでも「社内公用語」として英語が使われるようになり、英語学習への風潮が高まってきている。しかし英語学習に関する本は、今も昔も存在しており、本書でも戦中・戦後にあたる1940年代から2000年代の英語本を数多く取り上げている。そう考えると英語本の歴史は深いといえる。 第一章「1940年代―第一次英語ブームの時代」 「英語本」と言っても英会話専門の本もあれば、受験のための英語勉強 […]

京都の路地裏~生粋の京都人が教えるひそかな愉しみ

「路地裏」というと、私の住んでいる鎌倉にもいくつか存在する。元々北海道に住んでいた私にとっては、「路地裏」がほとんどなく、「路地裏」ならではの文化も知らなかった。そのため鎌倉にすんでいる私に取っては、路地裏を見つけては散歩してみるというのも、鎌倉ならではの楽しみの一つである。 話は変わって本書は京都が舞台であるのだが、鎌倉以上に路地の魅力が多いと言える。本書はその魅力を伝えている。 第一章「京都の […]

日本の軍歌~国民的音楽の歴史

「軍歌」というと右翼を連想してしまう方も多いようだが、そもそも日本における軍靴の歴史は明治時代にさかのぼる。その草分けとなったのは1885年に「来(きた)れや来(きた)れ」が登場したことにあるのだという。それからヒット曲になった軍歌も存在し、中には「ミリオンセラー」にまでなった軍歌も存在した。 本書は国家思想における「軍歌」ではなく、あくまで「大衆音楽」における「軍歌」の存在はどのようなものであっ […]

いじめと探偵

「いじめ」と言う言葉が出たのは80年代に入ってからのことで、社会問題化したのは94年、それ以降「いじめ」が教育現場の悩みの種としてはびこり続けている。特に最近では死亡事件に発展する、あるいは大人でもゾッとするような事件まで起こっている。 そしていじめと関連してもう一つあるのが、いじめの事について探偵に調査を依頼してくるケースも少なくないという。本書は実際にいじめ調査を数多く行ってきた探偵がみたいじ […]