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心理学

2009年年末恒例企画 vol.4 「人文」本ランキング

年間ランキングもいよいよ後半に差し掛かりました!!4日目は「人文部門」でございます。 人文というと「哲学」「倫理学」「心理学」が挙げられますが、当ブログでは他にも「歴史」や「人物」も人文に挙げています。人間としてどう生きるべきかという考えにカンフル剤を入れるという考えから「人文」というカテゴリーをつけました。さてランキングを見てみましょう。 第5位 「裸でも生きる――25歳女性起業家の号泣戦記」 […]

離婚の心理学―パートナーを失う原因とその対処

現在日本の離婚率は、厚生労働省の調べによると2002年をピークに減少の一途をたどっている。ただしこれは組数によって測れている。減少しているとは言っても価値観の違いや家庭内暴力など離婚が絶えないというのも事実として挙げられる。本書は心理学的観点から離婚について考察を行っている。 第1章「二人の関係を終わりにするということは」 日本の離婚率は高いといわれているが、世界的にみたら韓国やアメリカ、ロシアと […]

「自分だまし」の心理学

「だまされる」と言うと良い印象をもたれない。というのは「詐欺」というように、だまされて相手にとって害することを行う、もしくは私利私欲によって人をだますというような印象が強いからである。 本書は「だまされない」方法を知るのではなく、なぜ「だまされる」の化というメカニズムについて紹介している。 一章「なぜ人は「だまされる」のか」 「だまされない」と思っても人は自らの記憶や無意識な力によってだまされるも […]

心理学入門一歩手前―「心の科学」のパラドックス

大学では学問の一つとして定着している「心理学」。最近ではビジネスにおいてコミュニケーション力、特に「NLP」というものが出てきている。「NLP」というのは直訳すると「神経言語プログラミング(Neuro Linguistic Programming)」と言い、コミュニケーション技法や自己啓発技法として最近注目を集めている言語であるが、その反面商業的・科学的観点からの批判も多い。 NLPの話については […]

1分間心理学

一昨年に「KY」ということばが流行語となった。今の首相でも言われているが意味合いが異なる。一昨年に流行したのが「空気が読めない」で、今の首相ではこうではなく「漢字が読めない」であろう。 それはさておき恋愛において「KY」というのはあまり好ましくない。とはいえ私自身、恋愛はともかくとして世間一般がこのことばが蔓延しているということはいかがなものかと思う。改革や進化を常に希求しなければならないのにもか […]

キミがこの本を買ったワケ

一見不思議な本である。 本書は一体何なのかというのを見たくなったが、広告についての本である。とはいえ度購買意識や心当たりの心理学と言ったものも含まれる。 第1章「さて、心あたりありませんか?」 「ダイエット中にもかかわらず自分へのご褒美としてケーキを1個。しかし翌日には2個に増えている」 「ついで買いが多い」 「デパ地下やコンビニへふらっと行き結局何も買わなかった」 ということに心当たりのいる人は […]

おまけより割引してほしい

おまけというと何か自分でも喜べるものである。割引もおまけよりは劣るものの自分が得した感じになる。 それはさておき、本書は「経済心理学」の観点から日本人の消費者行動を考察している。まず最初に言及しているのが大学生の消費行動に関してである。高校生までは一応アルバイトはあり、小遣いももらうことがあり、そして実家で暮らしてお金は使い放題であったため遊ぶことに集中できた。 しかし大学生になってからはそうはい […]

人はなぜ危険に近づくのか

人はなぜ危険に近づくのかという好奇心を心理的に分析しているのが本書である。特に注目すべきなのは後半、男性は危険を愛好する人が多く、女性は危険に関して回避している人が多かったというところ。私自身も危険な場をTVを介してみたときに、危ないから近づくなと言われても「近づきたい」という好奇心がわいてしまう。 またリスクが大きいときも、そのリスクについついよってしまうということが多い。これは「獲得したい」と […]

人はなぜ簡単に騙されるのか

「騙されるのか」という題名を見ると、振り込め詐欺などの事件について騙される心理について解き明かそうという内容を推測した。これも本書には入っているが、これに限らずプロのマジシャンのトリックの数々、そして心理を操るゲーム、超能力、オカルト…。さまざまなことについて「騙される」を解き明かしている。 正直、これを買った私も内容的に「騙された」(良い意味で)。私は書評を書くために読んでいるのではなく、教養を […]