恋愛

書評

運転、見合わせ中

朝の通勤ラッシュの時、もしくは帰宅の混雑時に突然運転見合わせになってしまったら、げんなりしてしまうものもいれば、車掌に当たる人もいる。中には客同士のトラブルも起こったり、その時間を使ってボーッとしたりと様々である。 私の場合は、状況にもよる...
哲学

黒岩重吾のどかんたれ人生塾

今年で30歳という節目を迎え、私自身も書評をますます進めていきたいと思う。もちろん書評家であるため、書評とは何かというのを考え、追いかけながら前へと進みたい。 そこで今回は、私の中で思い出に残る一冊を一つ取り上げる。私が高校生だったころ、今...
書評

人にフェロモンはあるのだろうか?

「フェロモン」は辞書を引いてみると、 「動物の体内から分泌・放出され、同種の他の個体の行動や生理状態に影響を与える物質の総称」(「広辞苑 第六版」より) とある。動物でもフェロモンによる求愛行動を起こしたり、あるいは仲間を呼び寄せたりするこ...
スポンサーリンク
書評

愛は苦手

私自身、異性と付き合ったことがない。「モテない」と言うのもあるのだが、それ以上に自分自身が女性との付き合い方が分からないと言うのがある。そのことを知りたいということも本書を購入しようとした一つの理由にあるのだが、本書はそういった恋愛ものでは...
ビジネス書

「胸キュン」で100億円

株式会社オトバンク 上田様より献本御礼。 スマートフォンなどを利用した、いわゆる「ソーシャルゲーム」が隆盛を極めているが、そのなかで異彩を放つのが「恋愛ゲーム」でもって、累計2600万人のユーザーを持ち、年商100億円に至るまで成長を遂げた...
書評

ラブ・オールウェイズ

元々恋愛作品を取り上げている著者の中でも、著者本人が「特別な本」と銘打っているのが本書である。本書が出版される2年ほど前、ちょうど本書の短編集が連載している2012年に本書に掲載されている挿絵の引用元である絵本作家・伊藤正道氏が55歳の若さ...
書評

春待ち海岸カルナヴァル

恋愛には年齢の関係が無い。そのことを証明づけられている一冊と言える。だからといって本書の主人公は50代や60代ではなく、39歳の「熟女」と呼べる様な女性である。その女性は未婚であり、今の時代でも「行き遅れ」や「負け犬」と言うような言葉で結婚...
哲学

人生に座右の銘はいらない

私自身、座右の銘を持っている。ルネ・デカルトが「方法序説」の中で語った「cogito ergo sum(我思う、ゆえに我あり)」である。この言葉が後に「懐疑哲学」の礎となったのだが、私自身は物事を疑ってかかると言う意味合いで、座右の銘として...
書評

九死一生

よく諺で「九死に一生を得る」というものがある。本書のタイトルを見て、小手鞠氏の作品からして異色の作品のように思えてならない連想をしてしまうのだが、実際の所、小手鞠氏の得意芸でもある「愛」を中心に描いている。しかし著者が描いている愛の中では異...
書評

高く手を振る日

自らも老いて、妻に先立たれて、人生そのものの行き止まりに瀕していた男性が、大学時代の思い出の写真を見つける事から物語は始まる。大学時代と言ってももう50年ほど前の事であり、印象の強い子と意外は忘れ去られてもおかしくないのだが、その主人公は今...
スポンサーリンク