ミステリー 聖女か悪女 表紙からしておどろおどろしさ全開の印象を持っているのだが、中身も負けず劣らずのおどろおどろしさだった。結婚パーティーという幸せの最中で起こった、あまりにも惨い悲劇。しかもその悲劇にはある「復讐」があった。 しかもその事件は殺人事件と監禁事件... 2022.08.17 ミステリー書評
書評 フーガはユーガ 双子は必ずしも性格や傾向が同じというわけではない。「一卵性」や「二卵性」関係なく、境遇はもちろんのこと、価値観、人生経験など様々なことがおりなって、一緒の2人からやがて「1人の人間」が2人と成り立つ。 しかし奇遇にも同じような境遇を受けると... 2022.03.09 書評青春
哲学 悪の哲学~ 中国哲学の想像力 「悪」とは何か。 「罪」を犯してからなのだろうか。それとも人間としてはずれたことをやってからなのだろうか。それは定かではない。 自らの「道徳」の中にある「善」と「悪」その二項対立の狭間は、何があるのか不明であるが、本書はその中で「悪」そのも... 2012.09.17 哲学書評
世界史 ホモ・ファーベル―西欧文明における労働観の歴史 先日、厚生省で勤務時間が減少をしたというニュースがあった。景気とともに減少を続けているという。これはゆゆしきことなのか、喜ばしきことなのかというのは判断する当人の自由であるが、「平均残業時間」の統計をニュースで発表する所はどこかしらか日本ら... 2010.03.18 世界史書評