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情報

情報楽園会社

(株)オトバンク 上田様より献本御礼。 CDやDVDレンタルでもはや代名詞的存在になった「TSUTAYA」。その親会社は「カルチュア・コンビニエンス・クラブ」と呼ばれ、その頭文字をとり「CCC」と言われている。「CCC」は「TSUTAYA」だけではなく、様々な店で使える「Tポイント」をも生み出しており、多様な事業展開で業界の垣根を越えて注目が集まっている。 本書はその「CCC」の代表取締役が「TS […]

私たちはメディアとどう向き合ってきたか 情報歴史学の新たなこころみ

「メディア」と一言でいっても、今となっては様々な物がある。かつては新聞・雑誌・TVなど挙げられるが、インターネットの台頭により、れっきとしたメディアの一つとして挙げられるようになった。しかし他のメディアと違い、個人で気軽に発信できること、また情報規制が既存ほど強くなくなったことから、メディアの仕組みそのものを大きく変える要素をはらんでいると言えるようになった。 本書はそのようなメディアとどう付き合 […]

情報倫理の思想

「情報倫理」という言葉は聞きなれないが、こういった時代だからでこそ知るべきだと私は考える。 「個人情報保護法」などの情報にまつわる法律は時代とともに続々とできているが、最も情報統制や保護について大きな役割を担うのが、個人の「モラル」、「倫理」というものである。 しかし「情報倫理」と言ってもどのような考えに至るのか、そのことについて取り上げている野が本書である。 第一章「普遍倫理への模索――解説にか […]

ジャパンクールと情報革命

ジャパンクールというと以前にも何度か取り上げたことがある。その時に私は日本のアニメや漫画は人気を集めているが日本では収益も出る、及び戦略が確立されていないためハリウッドなどの海外メディアに収益を奪われている。兆しはあるもののまだまだ油断できないと言ったところである。しかし世界恐慌の煽りにより派遣切りや内定取り消しなどが相次ぐ中、アニメ制作業界でも急伸の大手といわれる「GONZO」でも人員の4分の1 […]

地域の社会学

昔は「地域」というのを意識しなくてもそこには必ず「コミュニティ(世間体)」というのがあった。その中で地域間で情報交換を行い、子供を育てることでそれをより強固にすることが可能であった。しかしこの「地域」や「コミュニティ」も核家族化、そして他人の興味が薄れてきたことにより薄くなっていった。本書はこういった地域について学問的に勉強していく人たちへの教科書として位置づけられている。 第1部「地域を考える」 […]

情報とメディアの倫理

情報媒体やメディアというのは絶えず進化している。しかしその中には倫理という大きなジレンマも存在するというのは周知の通りだが、そのメディアや情報における「倫理」というのは一体何なのか。それを本書が考察してくれている。 まず序章ではこの倫理の射程について書かれているが、まずここで整理したいのが「情報」「メディア」の定義についてである。 普段ニュースや読書などで取り入れるものは「情報」であるが、その情報 […]

情報社会論―超効率主義社会の構図

「情報社会論」というだけに、ホットな話題についての考察がよかったように思える。それだけではなく情報社会に関することは非常に多岐にわたるが余すところなく考察されているところ、それでいて時点のように分厚くなくそれでいて的を射ている内容だったという所には称賛に値する1冊である。 第1章は「情報社会の進展に伴う社会構造の変化」であるがニート・フリーターに関する問題についての終焉について取り上げられていたが […]